堕ちた神のダンジョン
「なに?この部屋……」
「何かの儀式場?」
クロム・アーサーが作り出し、遺していった魔導機兵達を薙ぎ倒しながら進むこと一時間、私とセッテはそう言いながら、マコト君達と一緒にダンジョンの最深部だと思う、半径1メートルの円柱状の広い部屋に入る。
あ。どうも。視点は私、ノゾミ・ナカムラなので悪しからず。
って私はまた誰に言ってるんだろう?
「ん?おい。中央に何かあるぞ。」
私がそう思いながら首を傾げるなか、マコト君がそう言いながら、部屋の中央を指差す。
部屋の中央には台座があり、その上には黒い球体が紫の刀身に銀の柄の片手剣に突き立てられている形で鎮座している。
「ルナ。あれがあなたを生み出したクロムさんが封印していたもの?」
【わからない。だが、あの球体から邪悪な“力”を感じる……】
球体を見ながらそう尋ねるヴィオラちゃんに対し、ルナはそう答える。
確かに。あの球体から邪悪な気配を感じる・・・
「あの球体は一体」
「はぁっ!!」
「「「「「「【!?】」」」」」」
ドカッ!!ドカッ!!ドカッ!!
球体を見ながら、私がそう言うなか、何処からか、白いシルクハットとスーツに黒いマントをした青年が現れ、マコト君、私、セッテの三人を殴ったり蹴ったりして吹き飛ばす。
「がっ!?」
「あっ!?」
「うっ!?」
「マコト君!!」
「ノゾミちゃん!!」
「マスター!!」
「いきなり手荒い歓迎をしてすまない。」
殴られたり蹴られたりして吹き飛ばされたマコト君、私、セッテの三人にヴィオラちゃん、エレンちゃん、デュアの三人がそう言うなか、青年はそう言って謝罪しながら、一旦距離を取る。
「!?なっ!?ゾルーク東条だと!?」
そんな青年改めゾルーク東条を見て、マコト君がそう困惑の声を上げる。
「ってマコト君?」
「あの男のこと、知ってるの?」
「あぁ、あいつはゾルーク東条。『大怪盗 アルティメットルパン』の異名を持つ、自らロイミュード化した人間だ。」
「よく知ってるねぇ………」
首を傾げながらそう尋ねる私とセッテに対し、マコト君は真剣な表情でそう説明してくれるなか、ゾルーク東条は不敵な笑みを浮かべながらそう言う。
「しかし、どういうことだ?原作じゃあんたは確か100 にコアを傷つけられ、ドライブと共闘して100を倒した後、ドライブに最後の手紙を送ってからビルの屋上で人知れずに消滅した筈だぞ。」
「……そこまで知っていたか……確かに私は宿命のライバル、泊進之介こと仮面ライダードライブと共闘して100を倒した後、人知れずビルの屋上で生涯に幕を下ろすつもりでいた……だが、そこで私はある組織に回収され、傷つけられたコアを修復され、組織がサイバロイドZZZのデータを元に造り上げたこのダークロイドZZZにコアを再インストールされたんだ。」
首を傾げながら、真剣な表情でそう言うマコト君に対し、ゾルーク東条は自分の胸に手を当てながらそう言う。
「ってある組織ってまさか……」
「『Xマジンラー』!?」
「ん?君達はあの組織のことを知っているのか?」
「そう言うってことは今のあんたは『Xマジンラー』の手先になってるってことか。」
首を傾げながら私とセッテにそう尋ねるゾルーク東条に対し、マコト君は真剣な表情でそう言う。
「いいや。確かにこの身体は『Xマジンラー』が作り出したものだ。だが、私は奴らの手先になった訳ではない……私は奴らが施していた洗脳プログラムを自力で破り、組織から脱走してこのダンジョンで身を隠していたんだ。組織の手から逃れるためにね。」
「じゃあ、なんでさっき、俺やナカムラ達を襲ってきたんだ?」
首を横に振りながらそう言うゾルーク東条に対し、マコトは真剣な表情で睨み付けながらそう尋ねる。
「それについては本当に申し訳ない。私は女性に手を出すのは主義ではないのだが、あいにく今はこの機体 やこのダンジョンに封印されていたものの影響で精神が暴走する一歩手前の状態の上、君達より先にここに到達した、運命神の遣いだと言う男によって機体の方を無理やり傀儡にされてしまってね。そこにいる黒髪のお嬢さんを殺すよう、プログラムされてしまったんだ………」スッ
対するゾルーク東条はそう説明しながら、ルパンガンナーを取り出す。
「?運命神?」
「黒髪のお嬢さんってまさか、ノゾミを!?」
「悪いが、機体を押さえるのはそろそろ限界だ……変身!!」
パキィィィンッ!!
ゾルーク東条が言った『運命神』という単語にノゾミが首を傾げながらそう言い、ゾルーク東条に施されたプログラムの内容にセッテがそう言うなか、ゾルーク東条はそう言いながら仮面ライダールパンに変身した。
「何かの儀式場?」
クロム・アーサーが作り出し、遺していった魔導機兵達を薙ぎ倒しながら進むこと一時間、私とセッテはそう言いながら、マコト君達と一緒にダンジョンの最深部だと思う、半径1メートルの円柱状の広い部屋に入る。
あ。どうも。視点は私、ノゾミ・ナカムラなので悪しからず。
って私はまた誰に言ってるんだろう?
「ん?おい。中央に何かあるぞ。」
私がそう思いながら首を傾げるなか、マコト君がそう言いながら、部屋の中央を指差す。
部屋の中央には台座があり、その上には黒い球体が紫の刀身に銀の柄の片手剣に突き立てられている形で鎮座している。
「ルナ。あれがあなたを生み出したクロムさんが封印していたもの?」
【わからない。だが、あの球体から邪悪な“力”を感じる……】
球体を見ながらそう尋ねるヴィオラちゃんに対し、ルナはそう答える。
確かに。あの球体から邪悪な気配を感じる・・・
「あの球体は一体」
「はぁっ!!」
「「「「「「【!?】」」」」」」
ドカッ!!ドカッ!!ドカッ!!
球体を見ながら、私がそう言うなか、何処からか、白いシルクハットとスーツに黒いマントをした青年が現れ、マコト君、私、セッテの三人を殴ったり蹴ったりして吹き飛ばす。
「がっ!?」
「あっ!?」
「うっ!?」
「マコト君!!」
「ノゾミちゃん!!」
「マスター!!」
「いきなり手荒い歓迎をしてすまない。」
殴られたり蹴られたりして吹き飛ばされたマコト君、私、セッテの三人にヴィオラちゃん、エレンちゃん、デュアの三人がそう言うなか、青年はそう言って謝罪しながら、一旦距離を取る。
「!?なっ!?ゾルーク東条だと!?」
そんな青年改めゾルーク東条を見て、マコト君がそう困惑の声を上げる。
「ってマコト君?」
「あの男のこと、知ってるの?」
「あぁ、あいつはゾルーク東条。『大怪盗 アルティメットルパン』の異名を持つ、自らロイミュード化した人間だ。」
「よく知ってるねぇ………」
首を傾げながらそう尋ねる私とセッテに対し、マコト君は真剣な表情でそう説明してくれるなか、ゾルーク東条は不敵な笑みを浮かべながらそう言う。
「しかし、どういうことだ?原作じゃあんたは確か
「……そこまで知っていたか……確かに私は宿命のライバル、泊進之介こと仮面ライダードライブと共闘して100を倒した後、人知れずビルの屋上で生涯に幕を下ろすつもりでいた……だが、そこで私はある組織に回収され、傷つけられたコアを修復され、組織がサイバロイドZZZのデータを元に造り上げたこのダークロイドZZZにコアを再インストールされたんだ。」
首を傾げながら、真剣な表情でそう言うマコト君に対し、ゾルーク東条は自分の胸に手を当てながらそう言う。
「ってある組織ってまさか……」
「『Xマジンラー』!?」
「ん?君達はあの組織のことを知っているのか?」
「そう言うってことは今のあんたは『Xマジンラー』の手先になってるってことか。」
首を傾げながら私とセッテにそう尋ねるゾルーク東条に対し、マコト君は真剣な表情でそう言う。
「いいや。確かにこの身体は『Xマジンラー』が作り出したものだ。だが、私は奴らの手先になった訳ではない……私は奴らが施していた洗脳プログラムを自力で破り、組織から脱走してこのダンジョンで身を隠していたんだ。組織の手から逃れるためにね。」
「じゃあ、なんでさっき、俺やナカムラ達を襲ってきたんだ?」
首を横に振りながらそう言うゾルーク東条に対し、マコトは真剣な表情で睨み付けながらそう尋ねる。
「それについては本当に申し訳ない。私は女性に手を出すのは主義ではないのだが、あいにく今はこの
対するゾルーク東条はそう説明しながら、ルパンガンナーを取り出す。
「?運命神?」
「黒髪のお嬢さんってまさか、ノゾミを!?」
「悪いが、機体を押さえるのはそろそろ限界だ……変身!!」
パキィィィンッ!!
ゾルーク東条が言った『運命神』という単語にノゾミが首を傾げながらそう言い、ゾルーク東条に施されたプログラムの内容にセッテがそう言うなか、ゾルーク東条はそう言いながら仮面ライダールパンに変身した。