親友(ともだち)と死を司る龍

昼頃・・・

「つ、疲れた………」

「お疲れ様。セッテ。」

一時間目に恒例の質問攻めに遭った後の昼頃、そう言いながら机に突っ伏しているセッテに対し、私は苦笑いしながらそう労いの言葉をかける。

「なんか私達が編入した日を思い出すね。エレンちゃん。」

「そうだね。ヴィオラちゃん。」

「っていうかノゾミちゃん。」

「セッテとは知り合いなのか?」

そんなセッテを見て、ヴィオラちゃんとエレンちゃんがそう言い、アカリちゃんとマコト君がそう尋ねてくる。

「あぁ、セッテとは知り合いも何も友達だよ。セッテ。この子達は私の友達のアカリちゃん。ジェイ君。カイン君。マコト君。ヴィオラちゃん。エレンちゃん。ラミだよ。」

「こんにちは♪私はノゾミちゃんの友達のアカリ・トレーダー♪よろしくね♪」

「ジェイ……ウォーカー……よろ……」

「僕はカイン・アトランって言います。よろしくお願いします。」

「俺はマコト・アイトだ。よろしく。」

「私はヴィオラ・ダンテライ。よろしくね。」

「エレン・デューク。ヴィオラちゃん共々、よろしくね。」

「ラミ・ウカサです。よろしくお願いします。」

「私はセッテ・クロハラ。こっちこそ、よろしく。」

私がセッテにそう簡単に紹介した後、アカリちゃん達七人とセッテは互いにそう自己紹介をした。
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