狙われた怪獣使い

「「はあああぁぁぁーーーっ!!」」

「くっ!!」

ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!

クロックアップを使って、超光速の世界に入った後、涼華と明日奈は息を合わせながら、ロングホーンブレイドとロングホーンクラッシャー、エンジンブレードで覇道に猛攻を仕掛ける。

対する覇道は先程まで一対一で涼華を追い詰めていた時と打って変わって、防戦一方になる。

「くっ……この!!」

そんななか、覇道はそう言いながら、涼華に向けてゼクトマイザーを構え、カブト虫型爆弾を放とうとする。

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

「!?」

ガキィィィンッ!!

が、明日奈がそう言いながら、エンジンブレードで覇道の手元からゼクトマイザーを弾き飛ばし、

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

「!?」

ズガァァァンッ!!

その明日奈に続くように涼華がロングホーンクラッシャーで覇道の腹に突きを食らわせ、吹き飛ばす。

「ぐはぁぁぁっ!?」

「一気に決めるよ!!」

『アクセル!!マキシマムドライブ!!』

「了解ッス!!」

『Rider Kick』

突きを食らった覇道がダメージを受けながら吹き飛ぶなか、明日奈はそう言いながら、アクセルドライバーのマキシマムドライブ専用グリップを握り、涼華もそう言いながらロングホーンゼクターの顎を上げて、元に戻す。

「くっ・・・プットオン!!」

『Put On』

「「はあああぁぁぁーーーっ!!」」

ドカァァァンッ×2!!

次の瞬間、明日奈と涼華は“アクセルグランツァー”と“ライダーキック”を食らわせて、覇道を蹴り飛ばす。

『『『Clock Over』』』

・・・フッ・・・

それと同時にクロックアップも解除された。
40/50ページ
スキ