狙われた怪獣使い
「ぐっ!?……うっ……」
「ハッ!!」
ドカドカッ!!
「あぁっ!?」
黒月姫の能力によって切り傷を負わされ、苦痛の表情を浮かべるアミリに対し、スィンはそう言いながら肉簿し、アミリを駆け上がるような蹴りを食らわす。
蹴りを食らわした直後、スィンはビームマグナムで今度はゼロ距離でビーム弾を食らわそうとする。
ブアアアァァァッ!!
「!?」
が、その瞬間、アミリの背後から現れた無数の青い蝶のような使い魔が視界を封じながら襲いかかってくる。
「くっ!!」
対するスィンは身体を仰向けに反らしながら使い魔達の攻撃をかわし、アミリから距離を取りながら着地する。
が、そんなスィンに対し、使い魔達が追撃しようと襲いかかってくる。
『マスター!!使い魔を目隠しにした、節足による攻撃がくるよ!!』
「ッ!!」
ズオオオォォォッ!!
そんななか、メイがそう警告した瞬間、襲いかかってくる使い魔達の隙間から先が鋭く尖った、アミリの四本の節足が襲いかかってくる。
ズガガガガァンッ!!
「くっ……刻みなさい!!黒月姫!!」
対するスィンはアミリの節足をかわしながらさらに距離を取り、そう言いながら黒月姫を振るう。
ズバァァァンッ!!
すると、先程からスィンの視界を覆っていた使い魔達が一瞬の内に斬り伏せられる。
「はぁぁぁ……ハッ!!」
「!?」
ビュオオオォォォッ!!
が、アミリはそう言いながら魔導筆を使って、スィンを邪気と法力によって作られた黒い竜巻の中に閉じ込める。
竜巻の中では鎌鼬がその身を刻んでいく。
「フフフ……さっきのお返し。そのまま細切れにしてあげるわ。」
「くっ……来て!!白月姫!!」
パァァァ・・・ビュンッ!!パシッ!!
アミリが不敵な笑みを浮かべながらそう言うなか、スィンはそう言いながらビームマグナムをしまい、『女神の涙』のペンダントから白月姫を呼び出す。
「闇を払いなさい!!白月姫!!」
ズバァァァンッ!!
次の瞬間、スィンはそう言いながら、白月姫で竜巻を斬り裂き、脱出する。
「フフフ……なかなかやるわね。お嬢ちゃん。」
シュウウウ・・・
そんなスィンに対し、アミリが不敵な笑みを浮かべながらそう言うなか、先程、黒月姫の能力で負わされた切り傷がみるみる内に癒えていく。
「……黒月姫。白月姫。」
『はい。スィン氏。どうやらあの者は再生能力を持っているみたいですね。』
『詳しくは今、メイちゃんに調べてもらってるぜェ。スィンちゃん。』
そんな様子を見て、そう話しかけるスィンに対し、黒月姫と白月姫はそう言う。
「へぇ……“意思”を持つ刀とはまた珍しいものを持っているわね……」
そんな黒月姫と白月姫を見て、アミリは興味深そうにそう言う。
「でも、そうやって呑気にお喋りしても良いのかしら?……フフフ……」
「?どういうことかしら?」
「フフフ……このガジェットを含む三機のガジェットによって学園全体を覆うように展開された結界……その結界の中では今回の計画の発案者であるファントム、ベルゼバブが今、生徒や教師達を洗脳して、あなた達の娘である希望の魔法使い、ノゾミ・ナカムラとその仲間達を追い詰めている……そのベルゼバブからさっき、連絡があったのよ……四時間前、生徒を使って、ノゾミ・ナカムラにブルースコーピオンの毒を注入したってね……」
「!?」
「フフフ……彼女に残された時間は後一時間……」
サァァァ・・・パキィィィンッ!!
アミリが不敵な笑みを浮かべながらそう言うなか、使い魔達がアミリの身体にドレス状に纏う。
「ハッ!!」
「!?」
ドカァァァンッ!!
次の瞬間、アミリは念力を飛ばし、スィンを吹き飛ばす。
「きゃあああぁぁぁっ!?」
パァァァ・・・ドサッ!!
吹き飛ばされたスィンは変身が強制解除される程のダメージを負った。
「ハッ!!」
ドカドカッ!!
「あぁっ!?」
黒月姫の能力によって切り傷を負わされ、苦痛の表情を浮かべるアミリに対し、スィンはそう言いながら肉簿し、アミリを駆け上がるような蹴りを食らわす。
蹴りを食らわした直後、スィンはビームマグナムで今度はゼロ距離でビーム弾を食らわそうとする。
ブアアアァァァッ!!
「!?」
が、その瞬間、アミリの背後から現れた無数の青い蝶のような使い魔が視界を封じながら襲いかかってくる。
「くっ!!」
対するスィンは身体を仰向けに反らしながら使い魔達の攻撃をかわし、アミリから距離を取りながら着地する。
が、そんなスィンに対し、使い魔達が追撃しようと襲いかかってくる。
『マスター!!使い魔を目隠しにした、節足による攻撃がくるよ!!』
「ッ!!」
ズオオオォォォッ!!
そんななか、メイがそう警告した瞬間、襲いかかってくる使い魔達の隙間から先が鋭く尖った、アミリの四本の節足が襲いかかってくる。
ズガガガガァンッ!!
「くっ……刻みなさい!!黒月姫!!」
対するスィンはアミリの節足をかわしながらさらに距離を取り、そう言いながら黒月姫を振るう。
ズバァァァンッ!!
すると、先程からスィンの視界を覆っていた使い魔達が一瞬の内に斬り伏せられる。
「はぁぁぁ……ハッ!!」
「!?」
ビュオオオォォォッ!!
が、アミリはそう言いながら魔導筆を使って、スィンを邪気と法力によって作られた黒い竜巻の中に閉じ込める。
竜巻の中では鎌鼬がその身を刻んでいく。
「フフフ……さっきのお返し。そのまま細切れにしてあげるわ。」
「くっ……来て!!白月姫!!」
パァァァ・・・ビュンッ!!パシッ!!
アミリが不敵な笑みを浮かべながらそう言うなか、スィンはそう言いながらビームマグナムをしまい、『女神の涙』のペンダントから白月姫を呼び出す。
「闇を払いなさい!!白月姫!!」
ズバァァァンッ!!
次の瞬間、スィンはそう言いながら、白月姫で竜巻を斬り裂き、脱出する。
「フフフ……なかなかやるわね。お嬢ちゃん。」
シュウウウ・・・
そんなスィンに対し、アミリが不敵な笑みを浮かべながらそう言うなか、先程、黒月姫の能力で負わされた切り傷がみるみる内に癒えていく。
「……黒月姫。白月姫。」
『はい。スィン氏。どうやらあの者は再生能力を持っているみたいですね。』
『詳しくは今、メイちゃんに調べてもらってるぜェ。スィンちゃん。』
そんな様子を見て、そう話しかけるスィンに対し、黒月姫と白月姫はそう言う。
「へぇ……“意思”を持つ刀とはまた珍しいものを持っているわね……」
そんな黒月姫と白月姫を見て、アミリは興味深そうにそう言う。
「でも、そうやって呑気にお喋りしても良いのかしら?……フフフ……」
「?どういうことかしら?」
「フフフ……このガジェットを含む三機のガジェットによって学園全体を覆うように展開された結界……その結界の中では今回の計画の発案者であるファントム、ベルゼバブが今、生徒や教師達を洗脳して、あなた達の娘である希望の魔法使い、ノゾミ・ナカムラとその仲間達を追い詰めている……そのベルゼバブからさっき、連絡があったのよ……四時間前、生徒を使って、ノゾミ・ナカムラにブルースコーピオンの毒を注入したってね……」
「!?」
「フフフ……彼女に残された時間は後一時間……」
サァァァ・・・パキィィィンッ!!
アミリが不敵な笑みを浮かべながらそう言うなか、使い魔達がアミリの身体にドレス状に纏う。
「ハッ!!」
「!?」
ドカァァァンッ!!
次の瞬間、アミリは念力を飛ばし、スィンを吹き飛ばす。
「きゃあああぁぁぁっ!?」
パァァァ・・・ドサッ!!
吹き飛ばされたスィンは変身が強制解除される程のダメージを負った。