狙われた怪獣使い

『アトラン王国』、東側・・・

ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!

「ククク……」

「くっ……」

その頃、デスガンが繰り出すエストック状の刀身であるダークスカルソードガン・ソードモードによる素早い剣劇をサクヤ&ツバキはサイクロンジョーカーからサイクロンメタルに変わり、メタルシャフトで応戦していた。

「どう、した?さっき、から、防戦、一方、だが……おまえ達、の、“力”、は、この程度、か?」

『くっ……そんなわけ……』

「ないやろ!!」

『トリガー!!』

『サイクロントリガー!!』

戦いながらそう尋ねるデスガンに対し、サクヤ&ツバキはそう言いながら、距離を取りながらサイクロンメタルからサイクロントリガーに変わる。

「これでも食らいな!!」

ズドドドドドドドドドドッ!!

サイクロントリガーに変わった直後、サクヤ&ツバキはそう言いながらトリガーマグナムを取り出し、十弾の銃弾をデスガンに向けて、放つ。

「ククク……」

・・・スゥ・・・

対するデスガンはサクヤ&ツバキが放ってきた十弾の銃弾をかわしながら、マントの『メタマテリアル光歪曲迷彩』を使って、姿を消す。

「ッ!!マントの能力を使うて姿を消した!!」キョロキョロ

『サクヤ!!後ろです!!』

「!?」

「遅い……」

『スカル!!マキシマムドライブ!!』

姿を消したデスガンを探すサクヤにツバキがそう言った瞬間、背後に回っていたデスガンはそう言いながら姿を現し、スカルメモリをダークスカルソードガンのマキシマムスロットにセットする。

「ククク……」

「『!?』」

ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュッ!!

次の瞬間、デスガンはスカルメモリの“力”も加わったソードスキル、“スター・スプラッシュ”を食らわせる。

「『きゃあああぁぁぁーーーっ!?』」

デスガンの“スター・スプラッシュ”を食らったサクヤ&ツバキはそう言いながら吹き飛ばされる。

「くっ……」

『大丈夫ですか?サクヤ。』

「ツバキはんのおかげでなんとかな。」

「ほぅ……俺の、攻撃を、食らう、寸前に、後方へ跳んで、急所、を、外させた、処か、ダメージを、軽減、させたか……なかなか、やるな……」

吹き飛ばされた直後、そう話しながら体制を建て直すサクヤ&ツバキに対し、デスガンはそう関心の声を上げる。

実はサクヤ&ツバキは食らう直前に後方に跳んだことで急所を外させ、尚且つ多少なりともダメージを軽減させている。

「うちとツバキはんは伊達に長年、コンビを組んでへんからな。」

『スカルのマキシマムとソードスキルの合わせ技とは厄介ですね……なら、これならどうですか?』

『ルナ!!』

『ルナトリガー!!』

パキィィィンッ!!

対するサクヤ&ツバキはそう言いながら、サイクロントリガーからルナトリガーに変わる。

「『はぁっ!!』」

ズドドドドドドドドドドッ!!

ルナトリガーに変わった後、サクヤ&ツバキはそう言いながら、トリガーマグナムから十弾の光弾を放つ。

「また、さっき、の、ことを、繰り返す、気か?」

・・・スゥ・・・

対するデスガンはそう言いながら、かわしながら再びマントの『メタマテリアル光歪曲迷彩』を使って姿を消し、背後から攻撃しようとする。

『そんなこと……』

「するわけないやろ?」

ズガガガガガガガガガガァンッ!!

「ぐおっ!?」

が、サクヤ&ツバキがそう言った瞬間、十弾の光弾の軌道が曲がり、そのままデスガンの背中に命中し、ダメージを与える。

「うりゃあああっ!!」

ドカァァァンッ!!

「ぐっ!?」

十弾の光弾を命中させた後、サクヤ&ツバキはそう言いながら、デスガンを蹴り飛ばす。

蹴り飛ばした直後、サクヤ&ツバキはトリガーマグナムから光弾を放って、追撃しようとする。

「させる、か!!」

ズドドドドドドドドドドッ!!

ズガガガガガガガガガガァンッ!!

「『きゃあああぁぁぁーーーっ!?』」

が、すぐさま体制を建て直したデスガンがそう言いながら、ガンモードに変えたダークスカルソードガンで十弾の黒い光弾を放ち、サクヤ&ツバキに命中させた。
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