狙われた怪獣使い
「おめでとう。これでおまえの復讐は果たされた。」
零斗が勇者を殺した直後、ウェスカーがそう話しかけながら、零斗の背後に現れる。
「……まだだ……」
「ん?」
「こいつ以外にも英雄 はたくさんいる……そいつらを全員、叩き潰さないと俺の怒りは収まらねぇ………」
そんなウェスカーに対し、零斗はそう言いながら変身を解く。
その眼には激しい憎しみと怒りが宿っている。
「ほぅ……なかなかイイ眼をしているな……良いぜ。それなら俺達と一緒に来い……おまえなら良い幹部になれそうだ……」
対するウェスカーは不敵な笑みを浮かべながら、そう言いながら銀のオーロラを出現させる。
「………」
次の瞬間、零斗はウェスカーと一緒に銀のオーロラに入り、そのまま『Xマジンラー』に加入した。
現在、『アトラン王国』、南側・・・
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「ッ!?」
戦いながら識別眼で零斗の過去を視ていた彩夏に対し、零斗はそう言いながら、ハイドブレイガンで斬りかかる。
が、彩夏はその刃をギリギリかわしながら距離を取る。
「どうした?最初の時より動きが鈍ってるみたいだが……」
「あぁwww悪い悪いwww戦いながら、おまえの過去をちょいと視させてもらってたからよwww」
「なに?」
「んでさぁwww正直、思っちゃったんだよねぇ~……ふざけるなよ……」
「!?」
彩夏はそう言いながら急接近し、右手のフラッシュブレードで斬りかかる。
「ッ!!」
ガキィィィンッ!!
対する零斗はハイドブレイガンで受け止める。
すると、彩夏は流れるように左手のフラッシュブレードで突きを放とうとする。
「ちっ!!」
対する零斗は舌打ちしながらも、身体を反らすことでその突きをかわす。
ドカァァァンッ!!
「ぐわっ!?」
「………」
が、彩夏は右足で零斗の背中に蹴りを食らわし、そのまま蹴り飛ばす。
「くっ……」
「恋人を殺した勇者と同じ英雄 を根絶やしにする?……そんなこと、死んだ恋人のマリーが望んでいると本気で思ってるのか!!?」
蹴り飛ばされ、片膝を着く零斗に対し、彩夏は真剣な声色でそう言う。
「ッ……どうやら本当に俺の過去を視たんだな……」
対する零斗はそう言いながら立ち上がる。
「おまえ、死んだ彼女と一つになってから今まで彼女がどんな気持ちで死んでいったか、考えたことがあるのか?彼女がどんな気持ちでおまえを」
「黙れ!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
彩夏の言葉の最中、零斗はそう言いながら、ハイドブレイガンで三十弾の光弾を放ってくる。
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!
零斗が放った光弾は全弾着弾し、土煙を起こす。
「笑顔を絶やすことなく、仲間と平穏に暮らす貴様に大切な者を奪われた俺の何がわかる!?あの勇者と同じ英雄である貴様が俺とマリーのことを語るんじゃねぇ!!!」
サァァァ・・・
土煙を見ながら、零斗がそう声を荒げながらそう言うなか、風が吹いて、土煙を吹き飛ばす。
「………」
「ッ!?」
すると、そこには先程の三十弾の光弾を二刀流のフラッシュブレードで弾いて防いだのだろう、ほぼ無傷の彩夏が立っていた。
零斗が勇者を殺した直後、ウェスカーがそう話しかけながら、零斗の背後に現れる。
「……まだだ……」
「ん?」
「こいつ以外にも
そんなウェスカーに対し、零斗はそう言いながら変身を解く。
その眼には激しい憎しみと怒りが宿っている。
「ほぅ……なかなかイイ眼をしているな……良いぜ。それなら俺達と一緒に来い……おまえなら良い幹部になれそうだ……」
対するウェスカーは不敵な笑みを浮かべながら、そう言いながら銀のオーロラを出現させる。
「………」
次の瞬間、零斗はウェスカーと一緒に銀のオーロラに入り、そのまま『Xマジンラー』に加入した。
現在、『アトラン王国』、南側・・・
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「ッ!?」
戦いながら識別眼で零斗の過去を視ていた彩夏に対し、零斗はそう言いながら、ハイドブレイガンで斬りかかる。
が、彩夏はその刃をギリギリかわしながら距離を取る。
「どうした?最初の時より動きが鈍ってるみたいだが……」
「あぁwww悪い悪いwww戦いながら、おまえの過去をちょいと視させてもらってたからよwww」
「なに?」
「んでさぁwww正直、思っちゃったんだよねぇ~……ふざけるなよ……」
「!?」
彩夏はそう言いながら急接近し、右手のフラッシュブレードで斬りかかる。
「ッ!!」
ガキィィィンッ!!
対する零斗はハイドブレイガンで受け止める。
すると、彩夏は流れるように左手のフラッシュブレードで突きを放とうとする。
「ちっ!!」
対する零斗は舌打ちしながらも、身体を反らすことでその突きをかわす。
ドカァァァンッ!!
「ぐわっ!?」
「………」
が、彩夏は右足で零斗の背中に蹴りを食らわし、そのまま蹴り飛ばす。
「くっ……」
「恋人を殺した勇者と同じ
蹴り飛ばされ、片膝を着く零斗に対し、彩夏は真剣な声色でそう言う。
「ッ……どうやら本当に俺の過去を視たんだな……」
対する零斗はそう言いながら立ち上がる。
「おまえ、死んだ彼女と一つになってから今まで彼女がどんな気持ちで死んでいったか、考えたことがあるのか?彼女がどんな気持ちでおまえを」
「黙れ!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
彩夏の言葉の最中、零斗はそう言いながら、ハイドブレイガンで三十弾の光弾を放ってくる。
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!
零斗が放った光弾は全弾着弾し、土煙を起こす。
「笑顔を絶やすことなく、仲間と平穏に暮らす貴様に大切な者を奪われた俺の何がわかる!?あの勇者と同じ英雄である貴様が俺とマリーのことを語るんじゃねぇ!!!」
サァァァ・・・
土煙を見ながら、零斗がそう声を荒げながらそう言うなか、風が吹いて、土煙を吹き飛ばす。
「………」
「ッ!?」
すると、そこには先程の三十弾の光弾を二刀流のフラッシュブレードで弾いて防いだのだろう、ほぼ無傷の彩夏が立っていた。