とりあえずはこんにちは

中村家内、特殊訓練場・・・

「お嬢様。準備はよろしいですか?」

「うん。」

顔を洗い、マンティーから受け取った訓練用の服を着た私にそう確認してくるマンティーに対し、私はそう答える。

因みに今の私は水色のジャージ姿です。

「では・・・(カタカタ)」

対するマンティーはそう言いながら、パソコンを操作する。

その瞬間、銀色の機械人形、通称ターミ○ーターが十体、私を取り囲うように出現し、襲いかかってくる。

対する私は事前に渡された訓練用の剣を構え、遺伝でお父さんから受け継いだ“武装色”の覇気を纏わせる。

「はあああぁぁぁっ!!」

ズバァァァンッ!!

覇気を纏わせた後、私は回転するように剣を振るい、十体のター○ネーターを斬り裂く。

「!」

(次は二十体で遠距離からの攻撃!!)

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォォォンッ!!

私がお父さんから受け継いだ“見聞色”の覇気でそう先読みした瞬間、今度は二十体のター○ネーターが現れ、掌からビームを放ってくる。

「『月歩』!!」

ズガァァァンッ!!

対する私はお父さんに教えてもらった六式の技の一つ、『月歩』で上空に駆けて、ター○ネーターズのビームをかわす。

「“アイスバレット”×20!!」

かわした後、すぐさま私は氷の初級魔法、“アイスバレット”を二十弾、生成する。

「シュート!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

次の瞬間、私は二十弾の“アイスバレット”をター○ネーターズに向けて、一斉に放った。
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