狙われた怪獣使い
『アトラン王国』、東側・・・
「おい。こっちで本当に合っているのか?」
零斗と怪人達の相手を彩夏、リヒテル、蒼牙の三人に任せ、残りの『結界装置』を手分けして破壊するために一翔達と別れ、東側に設置されている『結界装置』の方に向かって、駆けていた克巳は『結界装置』までのナビとしてトリオを組んだサクヤ&ツバキに尋ねる。
「心配せんでも大丈夫やで。克巳はん。」
「ムイ達、Yui型姉妹は優秀ですからね。彼女達が解析した情報は正確です。」
対するサクヤ&ツバキがそう答えるなか、『結界装置』として設置されたガジェットⅢ型が見えてくる。
「!?止まれ!!」
「「!?」」
が、突然、克巳がそう言いながら立ち止まり、サクヤ&ツバキも立ち止まる。
チュンッ!!
次の瞬間、三人の目の前を一発の銃弾が通り過ぎる。
「狙撃!?」
「一体何処から!?」
「……そこだ!!」ビュッ!!
サクヤ&ツバキがそう言うなか、克巳はそう言いながらダガーナイフを取り出し、何もない空間に向けて、投擲する。
ガキンッ!!
すると次の瞬間、ダガーナイフは『見えない何か』に弾かれる。
ブゥゥ・・・ゥン・・・
「………」
次の瞬間、ダガーナイフが弾かれた空間にライフルを持ち、ボロボロのギリーマントを着て、レンズが赤い骸骨のようなゴーグルで顔を覆った男が現れる。
「ほぅ……よく、わかったな………」
「あんたは……」
「デスガン……ですか……」
マントの『メタマテリアル光歪曲迷彩』を解いた後、そう克巳に話しかける男、デスガンに対し、サクヤとツバキは真剣な表情でそう言う。
「ん?おまえ……俺の、こと、を、知ってる、のか?」
「えぇ。あなたはかつて、地球にあったデスゲーム、SAOで殺人ギルド、『ラフィンコフィン』に『赤眼のザザ』として所属し、多くの人々の命を奪い、SAOからの生還後は弟やSAO時代の相棒と共謀して、さらに四人の人間の命を奪ったことは存じております。」
「ほぅ……そこまで、知ってる、とは、な……俺も、なかなか、有名、に、なったものだ、な……く、く、く………」
「あなたがこのタイミングでここに現れたということは今のあなたは『Xマジンラー』のメンバーになっているということですか………」
「そう……今の、俺は、『Xマジンラー』、の、メンバー、だ………」
「もう一人、いるだろ?隠れてないで出てこい!!財団X!!」
ツバキとデスガンがそう話をするなか、克巳は真剣な表情でそう言う。
「やはり気付かれてましたか………」
すると次の瞬間、デスガンの近くの物陰から加頭がそう言いながら現れる。
「お久しぶりですね。大道克巳……まさか、あなたもこの世界に来ていたとはね……」
「財団X!!」
「今の私は財団Xではなく、『Xマジンラー』の幹部兼エージェントの加頭順です……あなたが『ヴィレッジ』を壊滅させた後、NEVER達を率いて、風都を襲い、Wに倒されたことは聞いていますよ………」
自分を睨み付けながらそう言う克巳に対し、加頭はそう言いながらデスガンの隣に歩み寄る。
「どうでしょうか?同じ悪に染まった者同士、過去のしがらみは忘れ、あなたも我々、『Xマジンラー』に加わりませんか?」
「お断りだ。俺はおまえらを潰すために使い魔として、この世界に来たからな………」ガチャンッ!!カチッ!!
『エターナル!!』
克巳はそう言いながらロストドライバーを装着し、エターナルメモリを取り出して、スィッチを押す。
「変身!!」
『エターナル!!』
パキィィィンッ!!
次の瞬間、克巳はエターナルに変身した。
「おい。こっちで本当に合っているのか?」
零斗と怪人達の相手を彩夏、リヒテル、蒼牙の三人に任せ、残りの『結界装置』を手分けして破壊するために一翔達と別れ、東側に設置されている『結界装置』の方に向かって、駆けていた克巳は『結界装置』までのナビとしてトリオを組んだサクヤ&ツバキに尋ねる。
「心配せんでも大丈夫やで。克巳はん。」
「ムイ達、Yui型姉妹は優秀ですからね。彼女達が解析した情報は正確です。」
対するサクヤ&ツバキがそう答えるなか、『結界装置』として設置されたガジェットⅢ型が見えてくる。
「!?止まれ!!」
「「!?」」
が、突然、克巳がそう言いながら立ち止まり、サクヤ&ツバキも立ち止まる。
チュンッ!!
次の瞬間、三人の目の前を一発の銃弾が通り過ぎる。
「狙撃!?」
「一体何処から!?」
「……そこだ!!」ビュッ!!
サクヤ&ツバキがそう言うなか、克巳はそう言いながらダガーナイフを取り出し、何もない空間に向けて、投擲する。
ガキンッ!!
すると次の瞬間、ダガーナイフは『見えない何か』に弾かれる。
ブゥゥ・・・ゥン・・・
「………」
次の瞬間、ダガーナイフが弾かれた空間にライフルを持ち、ボロボロのギリーマントを着て、レンズが赤い骸骨のようなゴーグルで顔を覆った男が現れる。
「ほぅ……よく、わかったな………」
「あんたは……」
「デスガン……ですか……」
マントの『メタマテリアル光歪曲迷彩』を解いた後、そう克巳に話しかける男、デスガンに対し、サクヤとツバキは真剣な表情でそう言う。
「ん?おまえ……俺の、こと、を、知ってる、のか?」
「えぇ。あなたはかつて、地球にあったデスゲーム、SAOで殺人ギルド、『ラフィンコフィン』に『赤眼のザザ』として所属し、多くの人々の命を奪い、SAOからの生還後は弟やSAO時代の相棒と共謀して、さらに四人の人間の命を奪ったことは存じております。」
「ほぅ……そこまで、知ってる、とは、な……俺も、なかなか、有名、に、なったものだ、な……く、く、く………」
「あなたがこのタイミングでここに現れたということは今のあなたは『Xマジンラー』のメンバーになっているということですか………」
「そう……今の、俺は、『Xマジンラー』、の、メンバー、だ………」
「もう一人、いるだろ?隠れてないで出てこい!!財団X!!」
ツバキとデスガンがそう話をするなか、克巳は真剣な表情でそう言う。
「やはり気付かれてましたか………」
すると次の瞬間、デスガンの近くの物陰から加頭がそう言いながら現れる。
「お久しぶりですね。大道克巳……まさか、あなたもこの世界に来ていたとはね……」
「財団X!!」
「今の私は財団Xではなく、『Xマジンラー』の幹部兼エージェントの加頭順です……あなたが『ヴィレッジ』を壊滅させた後、NEVER達を率いて、風都を襲い、Wに倒されたことは聞いていますよ………」
自分を睨み付けながらそう言う克巳に対し、加頭はそう言いながらデスガンの隣に歩み寄る。
「どうでしょうか?同じ悪に染まった者同士、過去のしがらみは忘れ、あなたも我々、『Xマジンラー』に加わりませんか?」
「お断りだ。俺はおまえらを潰すために使い魔として、この世界に来たからな………」ガチャンッ!!カチッ!!
『エターナル!!』
克巳はそう言いながらロストドライバーを装着し、エターナルメモリを取り出して、スィッチを押す。
「変身!!」
『エターナル!!』
パキィィィンッ!!
次の瞬間、克巳はエターナルに変身した。