いざ!魔武器生成と使い魔召喚へ!!

「ノゾミちゃん。できた?」

そんななか、アカリちゃんがそう話しかけてくる。

後ろにはジェイ君達もいる。

「できたよ。皆は?」

「私達もできたよ。」

「じゃあ、見せ合おっか。」

「うん♪」

「……うん……」

「ですね。」

「そうだな。」

「じゃあ、まずは私から……」スッ

アカリちゃんはそう言いながら、紅い鞘に収まった柄も紅い片手剣だった。

「名前は炎蛇。能力は自動での身体強化と火属性魔法の威力強化、連結刃への形態変化と鞘と合体することで弓矢へと形態変化できる能力、弓矢形態限定だけど、矢の無限生成だよ。」

ちょっ、能力が多いね。アカリちゃんの魔武器。

「次は……僕……」スッ

続いて今度はジェイ君がそう言いながら、両手に嵌めるタイプの鉤爪を見せてくる。

「名前は……影狼……能力は……自動での身体強化と……刃の伸縮自在と……影に入り込める……」

おぉ。ジェイ君の魔武器もなかなか強い能力だね。

「次は僕ですね。」スッ

続いて今度はカイン君がそう言いながら、黄金色の二丁のハンドガンを見せてくる。

「名前は黄魔。能力は自動での身体強化と属性の魔力弾が撃てるのと連射ができる能力、後、属性の魔力レーザーが撃てる能力と絶対貫通です。」

うーん。カイン君の魔武器も能力が多い。流石はお父さんと同じ『英雄』で『勇者』でもある現国王、一也・アトラン王の息子さんだね。
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