新しい友達とお泊まり会
放課後、『フォールテ学園』、グラウンド・・・
「あれ?ノゾミちゃんにトレーダーさんにウォーカー君にアトラン君にアイト君……ダンテライさんとデュークさんの魔武器生成と使い魔召喚の見学に来たの?」
「うん。そうだよ。ヴィヴィオ叔母さん。」
放課後、ヴィオラちゃんとエレンちゃんと一緒にグラウンドに来た私、アカリちゃん、ジェイ君、カイン君、マコト君の五人を見て、首を傾げながらそう尋ねるヴィヴィオ叔母さんに対し、私はそう答える。
パァンッ!!
「ノゾミちゃん。何回も言うけど、ここでは先生でしょ?」
「……はい……ヴィヴィオ先生……」
うぅ……出席簿の面は地味に痛いです……
「じゃあ、ダンテライさん。デュークさん。」
「「はい。」」
「……はい。これ。」
ヴィヴィオ叔母さんに出席簿で叩かれた頭を押さえながら私がそう思っているなか、ヴィヴィオ叔母さんはそう言いながら、ヴィオラちゃんとエレンちゃんに魔石を手渡す。
「これは魔石って言って、これに魔力を流し込むことで自分だけの魔武器を作ることができるよ。」
「「わかりました。」」
手渡した魔石のことについて、そう言うヴィヴィオ叔母さんの説明を聞いた後、ヴィオラちゃんとエレンちゃんはそう言いながら、魔石に魔力を流し込む。
さてさて、何ができるかな……
パァァァ
私がそう思いながら見ているなか、二人の手にある魔石が光り輝き始める。
次の瞬間、ヴィオラちゃんの手にはハサミが、エレンちゃんの手には刀身が血のように赤いナイフがあった。
……ナイフはともかく、なんでハサミ?
「あ。説明し忘れていたけど、名前を付けてあげることでその魔武器の能力がわかるよ。」
「「わかりました。」」
「じゃあ、私は『断絶 』。」
「私は『血爪 』……にしようかな……」
そうして二人は初めて作った自分達の魔武器に名前を付ける。
パァァァ
その瞬間、二人の魔武器が淡い光を放ち、二人の頭の中にそれぞれの魔武器の能力の説明が流れ込む。
「……うん。なかなか良い能力だね……エレンちゃんはどう?」
「私もなかなか良い能力だったよ。」
「二人とも、どんな能力が宿ったの?」
お互いに自分達の魔武器の能力を理解した後、そう話をする二人に対し、私はそう尋ねる。
「え~とね。私の断絶には形状変化、魔法の威力強化、概念切断、絶対切断の四つの能力が宿っていて……」
「私の血爪には形状変化、魔法の威力強化、概念切断、絶対防御、同化の五つの能力が宿っていたよ。」
対する二人は普通な感じでそう説明する。
……一時期は入れ替わってたからか、二人とも、魔武器の能力が三つ、同じだね。っていうか、
「「「「「「「同化?」」」」」」」
あ。ハモった。
「え~と、なんでもこの子は私と同化することができるみたいなの。例えば、こんな感じに……」
思わずアカリちゃん、ジェイ君、カイン君、マコト君、ヴィオラちゃん、ヴィヴィオ叔母さんの六人とハモりながら首を傾げたことに私がそう思っているなか、エレンちゃんがそう言った瞬間、エレンちゃんの手にある血爪がまるで沼に沈むかのようにエレンちゃんの掌の中に消え、
ズリュン
エレンちゃんの左肩から刃先だけが出てくる。
なるほど。使いようによっては結構強力な魔武器だね。
「凄いよ!!エレンちゃん!!」
「フフ……ありがとう♪ヴィオラちゃん♪」
私がそう思いながら、エレンちゃんの血爪を見ているなか、目を輝かせながらそう言うヴィオラちゃんに対し、エレンちゃんは笑顔でそう言った。
「あれ?ノゾミちゃんにトレーダーさんにウォーカー君にアトラン君にアイト君……ダンテライさんとデュークさんの魔武器生成と使い魔召喚の見学に来たの?」
「うん。そうだよ。ヴィヴィオ叔母さん。」
放課後、ヴィオラちゃんとエレンちゃんと一緒にグラウンドに来た私、アカリちゃん、ジェイ君、カイン君、マコト君の五人を見て、首を傾げながらそう尋ねるヴィヴィオ叔母さんに対し、私はそう答える。
パァンッ!!
「ノゾミちゃん。何回も言うけど、ここでは先生でしょ?」
「……はい……ヴィヴィオ先生……」
うぅ……出席簿の面は地味に痛いです……
「じゃあ、ダンテライさん。デュークさん。」
「「はい。」」
「……はい。これ。」
ヴィヴィオ叔母さんに出席簿で叩かれた頭を押さえながら私がそう思っているなか、ヴィヴィオ叔母さんはそう言いながら、ヴィオラちゃんとエレンちゃんに魔石を手渡す。
「これは魔石って言って、これに魔力を流し込むことで自分だけの魔武器を作ることができるよ。」
「「わかりました。」」
手渡した魔石のことについて、そう言うヴィヴィオ叔母さんの説明を聞いた後、ヴィオラちゃんとエレンちゃんはそう言いながら、魔石に魔力を流し込む。
さてさて、何ができるかな……
パァァァ
私がそう思いながら見ているなか、二人の手にある魔石が光り輝き始める。
次の瞬間、ヴィオラちゃんの手にはハサミが、エレンちゃんの手には刀身が血のように赤いナイフがあった。
……ナイフはともかく、なんでハサミ?
「あ。説明し忘れていたけど、名前を付けてあげることでその魔武器の能力がわかるよ。」
「「わかりました。」」
「じゃあ、私は『
「私は『
そうして二人は初めて作った自分達の魔武器に名前を付ける。
パァァァ
その瞬間、二人の魔武器が淡い光を放ち、二人の頭の中にそれぞれの魔武器の能力の説明が流れ込む。
「……うん。なかなか良い能力だね……エレンちゃんはどう?」
「私もなかなか良い能力だったよ。」
「二人とも、どんな能力が宿ったの?」
お互いに自分達の魔武器の能力を理解した後、そう話をする二人に対し、私はそう尋ねる。
「え~とね。私の断絶には形状変化、魔法の威力強化、概念切断、絶対切断の四つの能力が宿っていて……」
「私の血爪には形状変化、魔法の威力強化、概念切断、絶対防御、同化の五つの能力が宿っていたよ。」
対する二人は普通な感じでそう説明する。
……一時期は入れ替わってたからか、二人とも、魔武器の能力が三つ、同じだね。っていうか、
「「「「「「「同化?」」」」」」」
あ。ハモった。
「え~と、なんでもこの子は私と同化することができるみたいなの。例えば、こんな感じに……」
思わずアカリちゃん、ジェイ君、カイン君、マコト君、ヴィオラちゃん、ヴィヴィオ叔母さんの六人とハモりながら首を傾げたことに私がそう思っているなか、エレンちゃんがそう言った瞬間、エレンちゃんの手にある血爪がまるで沼に沈むかのようにエレンちゃんの掌の中に消え、
ズリュン
エレンちゃんの左肩から刃先だけが出てくる。
なるほど。使いようによっては結構強力な魔武器だね。
「凄いよ!!エレンちゃん!!」
「フフ……ありがとう♪ヴィオラちゃん♪」
私がそう思いながら、エレンちゃんの血爪を見ているなか、目を輝かせながらそう言うヴィオラちゃんに対し、エレンちゃんは笑顔でそう言った。