夏と言えば海。海と言えば・・・ビーチ?いや、砂漠!!
ヒャッカ砂漠・・・
「暑いぃ~~~」
「暑……い……」
「ちょっと待っててね。“アイスカーテン”。」
パァァァ
ヒャッカ砂漠に転移で来た後、暑さにやられたアカリちゃんとジェイ君がそう言うなか、私は氷属性の初級支援魔法、“アイスカーテン”を使ってアカリちゃんとジェイ君、自分の三人に耐熱と保冷効果のあるオーラを纏わせる。
「ありがとう♪ノゾミちゃん♪」
「あり……がとう……」
「どういたしまして♪それじゃあ、サボテンズキラーを探しに行こうか♪」
そうして私達はサボテンズキラーの捜索を開始した。
因みにこのヒャッカ砂漠の常時の気温は38℃だったりします。
・・・うん・・・普通に暑いね・・・
一時間後・・・
「見つけたね。サボテンズキラー………」
「うん……」
「だね……」
一時間後、そう話しながら私達が見つめる先には、二本の根(?)の二足歩行で頭の上にピンクの蜂蜜の実が付いたサボテンの魔物、サボテンズキラーが十体、いた。
「それじゃあ、私が二丁のサクラで牽制射撃をして、サボテンズキラー達の気を引くから、その隙にアカリちゃんが連結刃の炎蛇でサボテンズキラー達の頭から蜂蜜の実を刈り取って。ジェイ君がその実を回収して。」
「わかった。」
「了……解……」
「それじゃあ、行くよ。」
私がそう言うと、二人は私から離れ、それぞれ二ヶ所にある死角の地点に分かれて移動する。
それを見届けた私は銃形態のサクラを取り出し、『増殖』で二丁に増やして構える。
「フッ!!」
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
ズドドドドドドドドドドッ!!
次の瞬間、私はそう言いながら、二丁流のサクラによる牽制射撃を十体のサボテンズキラーに向けて、放つ。
あ。あくまでも牽制が目的だから、当ててはいないので悪しからず。
って私はまた誰に説明してるんだろう?
「「「「「「「「「「!!?」」」」」」」」」」キョロキョロ
私がそう思いながら首を傾げるなか、牽制とはいえ、突然の攻撃を受けたサボテンズキラー達は困惑している。
・・・今だね・・・
(アカリちゃん!!)
(OK!!)
ズババババババババババァンッ!!
“念話”でそう言う私に対し、アカリは“念話”でそう答えながら、連結刃形態の炎蛇の刀身を伸ばして、サボテンズキラー達の頭に付いている蜂蜜の実を刈り取る。
(ジェイ君!!)
(任……せて……)
ジェイ君は“念話”でそう言いながら、常人には見えないくらい、素早いスピードでアカリちゃんが炎蛇で刈り取った蜂蜜の実を回収する。
因みにサボテンズキラーは頭の上の蜂蜜の実を刈り取られても三日で新しい実を生やすので、実の採取だけが目的なら討伐しない方が良かったりします。はい。
まぁ、私は討伐依頼以外はできる限り、(屑以外の)命は奪わないようにしてますが・・・あくまでもできる限りの範囲で・・・
って私はまた誰に説明してるんだろう?
(ノゾミちゃん……アカリちゃんが刈り取った実……全部……回収した……よ……)
私がそう思いながら首を傾げるなか、アカリちゃんが刈り取った蜂蜜の実を回収し終えたジェイ君が“念話”でそう言ってくる。
(じゃあ、ジェイ君とアカリちゃんは転移で私の後ろに来て、目を閉じて!!)
(了解!!)
(了……解……)
“念話”でそう言う私に“念話”でそう答えながら、アカリちゃんとジェイ君は転移で私の後ろに移動して、目を瞑る。
「それじゃあ、行くよ……」
二人が目を瞑ったのを確認した後、私はそう言いながら右手のサクラの銃口を未だに困惑しているサボテンズキラー達に向けて、光属性の魔法、“フラッシュ”を込めた魔力弾、名付けて“フラッシュ弾”を放つ。
ビカアアアァァァッ!!
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
次の瞬間、十体のサボテンズキラーを中心に強い光が発生し、サボテンズキラー達の視界を封じる。
「よし!!今のうちに離れるよ!!二人とも!!」
「うん!!」
「了……解……」
目眩まし用の“フラッシュ弾”を放った後、私はそう言いながら二人を連れて、その場を離れた。まる。
「暑いぃ~~~」
「暑……い……」
「ちょっと待っててね。“アイスカーテン”。」
パァァァ
ヒャッカ砂漠に転移で来た後、暑さにやられたアカリちゃんとジェイ君がそう言うなか、私は氷属性の初級支援魔法、“アイスカーテン”を使ってアカリちゃんとジェイ君、自分の三人に耐熱と保冷効果のあるオーラを纏わせる。
「ありがとう♪ノゾミちゃん♪」
「あり……がとう……」
「どういたしまして♪それじゃあ、サボテンズキラーを探しに行こうか♪」
そうして私達はサボテンズキラーの捜索を開始した。
因みにこのヒャッカ砂漠の常時の気温は38℃だったりします。
・・・うん・・・普通に暑いね・・・
一時間後・・・
「見つけたね。サボテンズキラー………」
「うん……」
「だね……」
一時間後、そう話しながら私達が見つめる先には、二本の根(?)の二足歩行で頭の上にピンクの蜂蜜の実が付いたサボテンの魔物、サボテンズキラーが十体、いた。
「それじゃあ、私が二丁のサクラで牽制射撃をして、サボテンズキラー達の気を引くから、その隙にアカリちゃんが連結刃の炎蛇でサボテンズキラー達の頭から蜂蜜の実を刈り取って。ジェイ君がその実を回収して。」
「わかった。」
「了……解……」
「それじゃあ、行くよ。」
私がそう言うと、二人は私から離れ、それぞれ二ヶ所にある死角の地点に分かれて移動する。
それを見届けた私は銃形態のサクラを取り出し、『増殖』で二丁に増やして構える。
「フッ!!」
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
ズドドドドドドドドドドッ!!
次の瞬間、私はそう言いながら、二丁流のサクラによる牽制射撃を十体のサボテンズキラーに向けて、放つ。
あ。あくまでも牽制が目的だから、当ててはいないので悪しからず。
って私はまた誰に説明してるんだろう?
「「「「「「「「「「!!?」」」」」」」」」」キョロキョロ
私がそう思いながら首を傾げるなか、牽制とはいえ、突然の攻撃を受けたサボテンズキラー達は困惑している。
・・・今だね・・・
(アカリちゃん!!)
(OK!!)
ズババババババババババァンッ!!
“念話”でそう言う私に対し、アカリは“念話”でそう答えながら、連結刃形態の炎蛇の刀身を伸ばして、サボテンズキラー達の頭に付いている蜂蜜の実を刈り取る。
(ジェイ君!!)
(任……せて……)
ジェイ君は“念話”でそう言いながら、常人には見えないくらい、素早いスピードでアカリちゃんが炎蛇で刈り取った蜂蜜の実を回収する。
因みにサボテンズキラーは頭の上の蜂蜜の実を刈り取られても三日で新しい実を生やすので、実の採取だけが目的なら討伐しない方が良かったりします。はい。
まぁ、私は討伐依頼以外はできる限り、(屑以外の)命は奪わないようにしてますが・・・あくまでもできる限りの範囲で・・・
って私はまた誰に説明してるんだろう?
(ノゾミちゃん……アカリちゃんが刈り取った実……全部……回収した……よ……)
私がそう思いながら首を傾げるなか、アカリちゃんが刈り取った蜂蜜の実を回収し終えたジェイ君が“念話”でそう言ってくる。
(じゃあ、ジェイ君とアカリちゃんは転移で私の後ろに来て、目を閉じて!!)
(了解!!)
(了……解……)
“念話”でそう言う私に“念話”でそう答えながら、アカリちゃんとジェイ君は転移で私の後ろに移動して、目を瞑る。
「それじゃあ、行くよ……」
二人が目を瞑ったのを確認した後、私はそう言いながら右手のサクラの銃口を未だに困惑しているサボテンズキラー達に向けて、光属性の魔法、“フラッシュ”を込めた魔力弾、名付けて“フラッシュ弾”を放つ。
ビカアアアァァァッ!!
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
次の瞬間、十体のサボテンズキラーを中心に強い光が発生し、サボテンズキラー達の視界を封じる。
「よし!!今のうちに離れるよ!!二人とも!!」
「うん!!」
「了……解……」
目眩まし用の“フラッシュ弾”を放った後、私はそう言いながら二人を連れて、その場を離れた。まる。