幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました
あの『Xマジンラー』の学園への襲撃事件があったあの後、実行犯として襲撃に加わっていたラミは実行犯の一人ではあるもののそれは『Xマジンラー』に唆されて、していたことだというヴィヴィオ叔母さんやお父さん達の弁護のおかげで処分は一ヶ月の停学に+10日という処分に留まり、今はホテルで大人しく謹慎中。
襲撃事件があった日からほぼ毎日のように様子を見に行っているヴィヴィオ叔母さんが言うには、留学してきた始めの頃の高飛車な性格からは想像できないくらい、穏やかで優しい性格に変わったとかなんとか・・・
「いや。私も蒼牙閣下も別にたいしたことはしていない。最終的にはあの子と向き合い、目を醒まさせてやったのは他でもない君だ……あ。そうそう……これらをあの子に渡しておいてくれ。ソキア家謹製の異世界超越無線機と無限バッテリー、とある蛇愛用の段ボールと無限バンダナだ……」
「わかりました。」
私がそう思ってるなか、リヒテルさんはそう言いながら無線機とバッテリー、段ボールとバンダナをヴィヴィオ叔母さんに渡し、ヴィヴィオ叔母さんはそう言いながら受け取る。
「それがあれば、我らと交信できる。ヴィヴィオよ。ラミちゃんに『毎日、話そうぜ!!』とリヒテルと蒼牙が言っていたと伝えておいてくれ。」
「わかりました。」
その後、今度は蒼牙さんがそう言い、ヴィヴィオ叔母さんはそう言う。
「そういえば、この前、話してた行方不明になった三人の生徒さんは見つかったの?」
蒼牙さんとヴィヴィオ叔母さんがそう話をした後、今度は舞人さんがそうヴィヴィオ叔母さんに尋ねる。
実を言うと一週間前の襲撃事件の最中、 ラミと同じように停学処分を食らっていたあの勇者(屑)とビッチ二名が謹慎先のホテルから突然、姿を消したらしいんです。はい。
って私はまた誰に説明してるんだろう?
「いえ。残念ながらまだ……」
私がそう思ってるなか、ヴィヴィオ叔母さんは少し暗い表情をしながらそう答える。
・・・タイミング的に考えたら、『Xマジンラー』に連れてかれてる可能性大だよね・・・
まったく、私はともかく、こうして心配しているヴィヴィオ叔母さんの気持ちも知らないで、あの屑野郎とビッチ共は・・・もし、『Xマジンラー』からの刺客として現れた時は徹底的に叩き潰してやろう・・・うん・・・
「あぁ、そうそう……これを私からとしてラミちゃんに渡しておいてくれ。名前はないが、モンスターは契約済み。武功龍、クーロンドラゴンという。」
私がそう思ってるなか、蒼牙さんがそう言いながら、龍がモチーフの緑のカードデッキをヴィヴィオ叔母さんに渡す。
「わかりました。」
「それと舞人。後で異次元交信機の中継機と私のバックパックの理論で出来てるバックを人数分、配布しておいてくれ。」
「わかりました。」
「それにしても、ヴィヴィオちゃんが先生かぁ~~~」
対するヴィヴィオ叔母さんがそう言いながらカードデッキを受け取り、蒼牙さんと舞人さんがそう話をするなか、学園前の戦いの最中、12年前の過去の『アクエリアス』からヴィヴィオ叔母さんを助けに駆けつけたカオリさんが笑顔でそう言う。
「カオリちゃんも助けてくれてありがとうね。」
「気にしないでよ♪ヴィヴィオちゃん♪私達、親友でしょ?」
「フフフ……そうだね♪」
「蒼牙閣下。そろそろ……」
「あぁ、そうだな……」
ヴィヴィオ叔母さんとカオリさんが笑顔でそう話をするなか、リヒテルさんと蒼牙さんはそう話しながら、マンティスライナーとディラーネライナーを呼び出す。
「カオリは私のマンティスライナーで送り届けよう。」
「ありがとうございます。リヒテルさん。」
「舞人。暫しの間、『ウェズペリア』と一翔殿達のこと、頼んだぞ。」
「了解しました。蒼牙司令。任せてください。」
「リヒテルさん。蒼牙さん。カオリさん。今回はどうもありがとうございました。」
「あぁ、ノゾミも元気でな。」
「何時かまた、共に戦おう。」
「またねぇ~~~♪」
頭を下げながらそうお礼の言葉を言う私に対し、リヒテルさんと蒼牙さんはそう言いながら、それぞれマンティスライナーとディラーネライナーに乗り込み、カオリさんも笑顔でそう言いながらマンティスライナーに乗り込む。
そうしてリヒテルさん、蒼牙さん、カオリさんの三人は自分達の世界へと帰っていった。まる。
襲撃事件があった日からほぼ毎日のように様子を見に行っているヴィヴィオ叔母さんが言うには、留学してきた始めの頃の高飛車な性格からは想像できないくらい、穏やかで優しい性格に変わったとかなんとか・・・
「いや。私も蒼牙閣下も別にたいしたことはしていない。最終的にはあの子と向き合い、目を醒まさせてやったのは他でもない君だ……あ。そうそう……これらをあの子に渡しておいてくれ。ソキア家謹製の異世界超越無線機と無限バッテリー、とある蛇愛用の段ボールと無限バンダナだ……」
「わかりました。」
私がそう思ってるなか、リヒテルさんはそう言いながら無線機とバッテリー、段ボールとバンダナをヴィヴィオ叔母さんに渡し、ヴィヴィオ叔母さんはそう言いながら受け取る。
「それがあれば、我らと交信できる。ヴィヴィオよ。ラミちゃんに『毎日、話そうぜ!!』とリヒテルと蒼牙が言っていたと伝えておいてくれ。」
「わかりました。」
その後、今度は蒼牙さんがそう言い、ヴィヴィオ叔母さんはそう言う。
「そういえば、この前、話してた行方不明になった三人の生徒さんは見つかったの?」
蒼牙さんとヴィヴィオ叔母さんがそう話をした後、今度は舞人さんがそうヴィヴィオ叔母さんに尋ねる。
実を言うと一週間前の襲撃事件の最中、 ラミと同じように停学処分を食らっていたあの勇者(屑)とビッチ二名が謹慎先のホテルから突然、姿を消したらしいんです。はい。
って私はまた誰に説明してるんだろう?
「いえ。残念ながらまだ……」
私がそう思ってるなか、ヴィヴィオ叔母さんは少し暗い表情をしながらそう答える。
・・・タイミング的に考えたら、『Xマジンラー』に連れてかれてる可能性大だよね・・・
まったく、私はともかく、こうして心配しているヴィヴィオ叔母さんの気持ちも知らないで、あの屑野郎とビッチ共は・・・もし、『Xマジンラー』からの刺客として現れた時は徹底的に叩き潰してやろう・・・うん・・・
「あぁ、そうそう……これを私からとしてラミちゃんに渡しておいてくれ。名前はないが、モンスターは契約済み。武功龍、クーロンドラゴンという。」
私がそう思ってるなか、蒼牙さんがそう言いながら、龍がモチーフの緑のカードデッキをヴィヴィオ叔母さんに渡す。
「わかりました。」
「それと舞人。後で異次元交信機の中継機と私のバックパックの理論で出来てるバックを人数分、配布しておいてくれ。」
「わかりました。」
「それにしても、ヴィヴィオちゃんが先生かぁ~~~」
対するヴィヴィオ叔母さんがそう言いながらカードデッキを受け取り、蒼牙さんと舞人さんがそう話をするなか、学園前の戦いの最中、12年前の過去の『アクエリアス』からヴィヴィオ叔母さんを助けに駆けつけたカオリさんが笑顔でそう言う。
「カオリちゃんも助けてくれてありがとうね。」
「気にしないでよ♪ヴィヴィオちゃん♪私達、親友でしょ?」
「フフフ……そうだね♪」
「蒼牙閣下。そろそろ……」
「あぁ、そうだな……」
ヴィヴィオ叔母さんとカオリさんが笑顔でそう話をするなか、リヒテルさんと蒼牙さんはそう話しながら、マンティスライナーとディラーネライナーを呼び出す。
「カオリは私のマンティスライナーで送り届けよう。」
「ありがとうございます。リヒテルさん。」
「舞人。暫しの間、『ウェズペリア』と一翔殿達のこと、頼んだぞ。」
「了解しました。蒼牙司令。任せてください。」
「リヒテルさん。蒼牙さん。カオリさん。今回はどうもありがとうございました。」
「あぁ、ノゾミも元気でな。」
「何時かまた、共に戦おう。」
「またねぇ~~~♪」
頭を下げながらそうお礼の言葉を言う私に対し、リヒテルさんと蒼牙さんはそう言いながら、それぞれマンティスライナーとディラーネライナーに乗り込み、カオリさんも笑顔でそう言いながらマンティスライナーに乗り込む。
そうしてリヒテルさん、蒼牙さん、カオリさんの三人は自分達の世界へと帰っていった。まる。