幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました
「さてとwwwこの子はどうするの?wwwヴィヴィオwww」
『Xマジンラー』の怪獣達との戦いが終わった後、お嬢様ビッチ・・・ラミの近くに転がっていたベロクロンのスパークドールズを回収しながら、彩夏さんが笑顔でそうヴィヴィオ叔母さんに尋ねる。
あ。どーも。ついさっきまでお父さん達と一緒に豪懐王に乗って、戦っていたノゾミ・ナカムラです。
って私はまた誰に言ってるんだろう?
「まぁ、とりあえず……」
私がそう思いながら首を傾げているなか、ヴィヴィオ叔母さんはそう言いながら、今はうつ伏せで横たわっているラミに近づく。
「はぁ~~~・・・」
ゴンッ!!
「あ痛ぁーーーっ!!?」
次の瞬間、ヴィヴィオ叔母さんは拳に息を吹きかけるや否や、思い切りラミの頭を殴る。
うわぁ……痛そう……
「痛た……」
「とりあえずこれは今回の騒動を起こしたことに対しての私からのお仕置き。それと、これからのことについてなんだけど……」
ヴィヴィオ叔母さんからのお仕置きゲンコツを食らって、涙目になりながら頭を押さえるラミに対し、ヴィヴィオ叔母さんはそう言いながら片膝を着いて、ラミと視線を合わせる。
「……とりあえずは一ヶ月の停学に十日プラスということで学園長にはそう言っておくわ……」
「……え?」
「だ・か・ら……一ヶ月の停学処分に十日プラスするように言っておくって言ったの……先生の話はちゃんと一回で聞くようにしなさい……」
ヴィヴィオ叔母さんからの処分内容に思わずそう声を上げるラミに対し、ヴィヴィオ叔母さんは再度ため息混じりにそう言う。
「……なんでよ……」
「ん?」
「私を退学にするなり、騎士団に引き渡すなりすれば良いのになんでそんな処分になるのよ!?私……あなた達を殺そうとしたのよ!!?」
そんなヴィヴィオ叔母さんから言い渡された処分内容に対し、ラミは声を荒げながらそう尋ねる。
ってこの子・・・今回、自分がやらかそうとしていたことがそれくらいのレベルだってこと、ちゃんとわかってたんだ・・・
「……(クスッ)それがわかってるだけで十分……まぁ、今回、あなたがやらかそうとしていたことは許されないことよ。でも、それは『Xマジンラー』に言いくるめられて、してしまったこと……あなた自身、自分がしてしまったことがどれだけ罪深いかがわかっていて、反省する意思があるなら……少なくとも、私はこれ以上、あなたを責める気はないわ………」
私がそう思っているなか、ヴィヴィオ叔母さんは優しい笑顔でそう言う。
「わ、私は別に反省なんか……」
はぁ~~~・・・
「あのさぁ……あなた達は知らないだろうけど、ヴィヴィオ叔母……ヴィヴィオ先生はこう見えてあなた達のこと、庇ってあげてたのよ……?」
そんなヴィヴィオ叔母さんの笑顔に目を背けながらそう言うラミに対し、私はため息混じりにそう言う。
「?どういうこと?」
対するラミは首を傾げながら、そう尋ねてくる。
「……学園は最初、あなた達を退学処分にしようとしたのよ。やらかしたことがやらかしたことだから……でも、あなた達が母国から留学という名の国外追放を受けていることを知ったヴィヴィオ先生がそれに反対して、なんとか一ヶ月の停学処分にするよう、学園長や他の先生達に呼びかけて結果、一ヶ月の停学処分になったの……」
「今の状態で退学にしたら、あなた達が路頭に迷うことになるのは明白だったからね。いくら問題児だからって、大事な教え子にそんな無責任な対応はできないわ……」
「!?そんな……それじゃあ、私は」
「私からも一つ、言わせてもらって良いか?」
私やヴィヴィオ叔母さんが告げた、一ヶ月の停学処分に隠されていた真実にラミが動揺しながらそう言うなか、リヒテルさんがそう言って割り込んできた。
『Xマジンラー』の怪獣達との戦いが終わった後、お嬢様ビッチ・・・ラミの近くに転がっていたベロクロンのスパークドールズを回収しながら、彩夏さんが笑顔でそうヴィヴィオ叔母さんに尋ねる。
あ。どーも。ついさっきまでお父さん達と一緒に豪懐王に乗って、戦っていたノゾミ・ナカムラです。
って私はまた誰に言ってるんだろう?
「まぁ、とりあえず……」
私がそう思いながら首を傾げているなか、ヴィヴィオ叔母さんはそう言いながら、今はうつ伏せで横たわっているラミに近づく。
「はぁ~~~・・・」
ゴンッ!!
「あ痛ぁーーーっ!!?」
次の瞬間、ヴィヴィオ叔母さんは拳に息を吹きかけるや否や、思い切りラミの頭を殴る。
うわぁ……痛そう……
「痛た……」
「とりあえずこれは今回の騒動を起こしたことに対しての私からのお仕置き。それと、これからのことについてなんだけど……」
ヴィヴィオ叔母さんからのお仕置きゲンコツを食らって、涙目になりながら頭を押さえるラミに対し、ヴィヴィオ叔母さんはそう言いながら片膝を着いて、ラミと視線を合わせる。
「……とりあえずは一ヶ月の停学に十日プラスということで学園長にはそう言っておくわ……」
「……え?」
「だ・か・ら……一ヶ月の停学処分に十日プラスするように言っておくって言ったの……先生の話はちゃんと一回で聞くようにしなさい……」
ヴィヴィオ叔母さんからの処分内容に思わずそう声を上げるラミに対し、ヴィヴィオ叔母さんは再度ため息混じりにそう言う。
「……なんでよ……」
「ん?」
「私を退学にするなり、騎士団に引き渡すなりすれば良いのになんでそんな処分になるのよ!?私……あなた達を殺そうとしたのよ!!?」
そんなヴィヴィオ叔母さんから言い渡された処分内容に対し、ラミは声を荒げながらそう尋ねる。
ってこの子・・・今回、自分がやらかそうとしていたことがそれくらいのレベルだってこと、ちゃんとわかってたんだ・・・
「……(クスッ)それがわかってるだけで十分……まぁ、今回、あなたがやらかそうとしていたことは許されないことよ。でも、それは『Xマジンラー』に言いくるめられて、してしまったこと……あなた自身、自分がしてしまったことがどれだけ罪深いかがわかっていて、反省する意思があるなら……少なくとも、私はこれ以上、あなたを責める気はないわ………」
私がそう思っているなか、ヴィヴィオ叔母さんは優しい笑顔でそう言う。
「わ、私は別に反省なんか……」
はぁ~~~・・・
「あのさぁ……あなた達は知らないだろうけど、ヴィヴィオ叔母……ヴィヴィオ先生はこう見えてあなた達のこと、庇ってあげてたのよ……?」
そんなヴィヴィオ叔母さんの笑顔に目を背けながらそう言うラミに対し、私はため息混じりにそう言う。
「?どういうこと?」
対するラミは首を傾げながら、そう尋ねてくる。
「……学園は最初、あなた達を退学処分にしようとしたのよ。やらかしたことがやらかしたことだから……でも、あなた達が母国から留学という名の国外追放を受けていることを知ったヴィヴィオ先生がそれに反対して、なんとか一ヶ月の停学処分にするよう、学園長や他の先生達に呼びかけて結果、一ヶ月の停学処分になったの……」
「今の状態で退学にしたら、あなた達が路頭に迷うことになるのは明白だったからね。いくら問題児だからって、大事な教え子にそんな無責任な対応はできないわ……」
「!?そんな……それじゃあ、私は」
「私からも一つ、言わせてもらって良いか?」
私やヴィヴィオ叔母さんが告げた、一ヶ月の停学処分に隠されていた真実にラミが動揺しながらそう言うなか、リヒテルさんがそう言って割り込んできた。