いざ!魔武器生成と使い魔召喚へ!!

「この学園の外塀を走ってきなさい。10週。」

完全に遅刻してきた勇者(屑)とビッチ三名に対し、ヴィヴィオ叔母さんは(黒い)笑顔でそうO☆SHI☆O☆KIの内容を伝える。

因みにこの学園、要塞かと言いたくなるくらいでかい。故に外周も当然長い。

その外周を10週………辛いだろうなぁ~

「な、何故ですか!?ちょっと遅刻しただけでしょ!!」

私がそう思っているなか、金髪縦ロールのお嬢様ビッチがそう言って噛みつく。っては?

「……へぇ~~~朝のHRどころか最初の授業の開始時間にも間に合わず、誰がどう見ても大幅に遅刻してるのに……あなた達はそれを“ちょっと”って言っちゃうんだぁ~~~」

あ。ヴィヴィオ叔母さん、ちょっと怒ってる……

「……100週に増やす。ちゃんと走ってこなかったら、魔武器生成も使い魔召喚もやらせない。」

「「「「!?」」」」

「後は……歯ぁ食いしばれ……」

ヴィヴィオ叔母さんが無表情でそう言った瞬間、

ドカカカカァァァンッ!!

ヴィヴィオ叔母さんは一瞬で勇者(屑)とビッチ三名の懐に入り、アッパーを食らわせて、学園の外へと殴り飛ばした。
3/37ページ
スキ