幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました
「グオオオォォォーーーッ!!」
ウルトラマンティガに変身したカオリと対峙していたスコーピスはそう雄叫びを上げながら、空へと飛翔する。
『逃がさないよ!!』
対するティガもそう言いながら、スピード重視のスカイタイプに変わり、飛翔してスコーピスを追いかける。
「グオオオォォォーーーッ!!」
ズドォンッ!!ズドォンッ!!ズドォンッ!!
その後、ティガと空中でのカーチェイスを繰り広げながら、スコーピスは頭頂部から破壊光弾、“フラレジッドボム”を放ってくる。
『当たらないよ!!』
が、ティガはそう言いながら、巧みな空中制動でスコーピスの“フラレジッドボム”をかわしていく。
『はぁぁぁ……“ランパルド光弾”!!』
ズドォォォンッ!!
スコーピスの“フラレジッドボム”をかわした後、ティガはそう言いながら“ランパルド光弾”を放つ。
ズガァァァンッ!!
「グオオオォォォーーーッ!?」
ドカァァァンッ!!
ティガの“ランパルド光弾”を食らったスコーピスはそう苦痛の声を上げながら落下する。
「………」
スタッ!!
それを見た後、ティガは静かに地上に降り立つ。
「グォォォ……」
『私はこの世界の住人じゃないけど、この世界は私の大切な親友が生きる世界なの。だから……この世界は壊させはしない!!』
「グオオオォォォーーーッ!!」
次の瞬間、ティガはそう言いながら、スコーピスとぶつかり合った。