いざ!魔武器生成と使い魔召喚へ!!

「先生。良い魔武器を作るコツとかってありますか?」

説明の最中、今度はアカリちゃんが手を上げて、そうヴィヴィオ叔母さんに質問する。

「そうね……やっぱり質の良い魔力を込めるっていうのが一般的かな。でも、それ以上に大切なのは“想い”……」

「?想い?」

『?』

対するヴィヴィオ叔母さんから出た“想い”という答えに対し、アカリちゃんを始め、クラスの皆が首を傾げる。

「そう。この魔武器で何でも思い通りにしてやろうとか好き勝手してやろうとかそういう疚しい気持ちなんかじゃない……ただ自分だけの魔武器を作りたい……そういう純粋な“想い”と一緒に込めれば、自ずと良い魔武器は作れる……もっとも、どんな形状でもどんな能力でも使いよう……悪い魔武器なんて一つもないから皆。安心して作ってね……」

『………』

そう言うヴィヴィオ叔母さんの笑顔に対し、私も含むクラスの皆は思わず見とれてしまう。

「はい。じゃあ、魔武器生成の説明はここまで!!まずは四、五人で六グループ作って」

「すいません!!遅れました!!」

そんななか、マコト君と同じ『ブッシィー共和国』からきた勇者(屑)がビッチ三名を引き連れてやってきた。
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