幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました

「!?あれは……貴様!!ゾディアーツスィッチだけでなく、ダークダミースパークとスパークドールズも渡していたのか!!」

ダークダミースパークとベロクロンのスパークドールズを使って、ベロクロンに変身したラミを見たリヒテルはそう加頭に言う。

「えぇ。こうなった時の保険としてね……」

「グオオオォォォーーーッ!!」

『!?』

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

対する加頭がそう言うなか、ベロクロンが身体から大量のミサイルを放ってくる。

「スィン!!」

「うん!!」

カァァァ

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

が、一翔とスィンが22年前、月詠から貰った魔防具の腕輪を使い、神級の“結界”を二重に展開して、防ぎきる。

「あぁ、それと……保険は彼女が変身したベロクロンだけではありませんよ………」

『!?』

カァァァ

そんななか、加頭がそう言った瞬間、ベロクロンの近くに巨大な銀のオーロラが出現する。

「「「グオオオォォォーーーッ!!」」」

次の瞬間、オーロラからガイガン、デスギドラ、スコーピスが現れる。

「!?なっ!?デスギドラ、ガイガン、スコーピスまで……」

「それでは……」

新たに現れたデスギドラ、ガイガン、スコーピスに一翔がそう困惑の声を上げるなか、加頭はそう言いながら、銀のオーロラでその場から去っていく。

「「「「グオオオォォォーーーッ!!」」」」

加頭が去っていった後、四体の怪獣は学園を襲おうとする。

ドカァァァンッ!!

『!?』

が、何処からか、リヒテルが連れてきた舞人が乗る合体ロボ、マイトガインが現れ、動輪剣でガイガンに斬りかかる。

「舞人!!」

『ちょっとリヒテルさんに蒼牙さん!!何なんですか!?この四体の怪獣は!?』

「グオオオォォォーーーッ!!」

「説明は後でする!!蒼牙閣下!!」

「あぁ!!」

マイトガインでガイガンと戦いながら、そう尋ねる舞人に対し、リヒテルと蒼牙はそう言いながらマンティスライナーとディラーネライナーを呼び出し、中に収納していたガンダムクオリアとドラゴーネガンダム・蒼牙カスタムに乗り込み、マイトガインの援護に向かう。

「リヒテルさん達だけで四体の怪獣の相手はキツい……なら……」スッ

リヒテルと蒼牙がガンダムクオリアとドラゴーネガンダム・蒼牙カスタムに乗り込み、ガイガンと戦っているマイトガインの援護に向かった後、ヴィヴィオはそう言いながら12年前、『ある男』から託されたネオバトルナイザーを取り出す。

『バトルナイザー!!モンスロード!!』

「グオオオォォォーーーッ!!」

次の瞬間、ネオバトルナイザーからそう言う声と共にゴモラが召喚される。

「お願い!!ゴモラ!!」

「グオオオォォォーーーッ!!」

次の瞬間、召喚されたゴモラはヴィヴィオの命を受け、四体の怪獣に向かっていく。

「私も戦うよ!!ヴィヴィオちゃん!!」スッ

ヴィヴィオと一緒に戦っていたカオリはそう言いながら、姉であるリサから受け継いだスパークレンスを取り出す。

「ティガァーーーッ!!」

カオリはそう言いながら、スパークレンスを頭上に掲げ、起動させる。

パキィィィンッ!!

次の瞬間、カオリはウルトラマンティガに変身する。

「デュワッ!!」

変身した後、ティガはそう言いながら、四体の怪獣に向かっていった。
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