幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました
「おやおや……ヴァルゴゾディアーツは倒されてしまいましたか……」
「随分と余裕だな……」
「………」
ノゾミに敗れ、元の姿に戻ったラミを見ながらそう言うユートピアドーパントに対し、蒼牙はそう言いながらディラーネドライバー・ガンタイプをユートピアドーパントに向けて構え、隣にいるリヒテルは無言でマンティスエッジを構える。
「……貴様……財団Xのエージェント、加頭順だな……」
「よくご存じで……」
「どういうことだ?おまえはWの世界で翔太郎とフィリップに……仮面ライダーWに倒された筈だぞ……」
向かい合った後、蒼牙とユートピアドーパント改め加頭順がそう話をするなか、リヒテルがそう加頭に尋ねる。
「ほぅ……そのことまで知ってましたか……確かに私は元の世界でWに敗れ、倒されました……ですが、財団Xがマジンラーと手を組んだことによって結成された組織、『Xマジンラー』によってこうして甦り、今は『Xマジンラー』の幹部兼エージェントとして働いています……」スッ
対する加頭はそう答えながら、右手の掌を上に向ける。
・・・フッ・・・
すると、ラミの近くで転がっていたゾディアーツスィッチがテレポートで加頭の掌の上に移動する。
「今回、私に課せられた任務は彼女、ラミ・ウカサのノゾミ・ナカムラに対する憎しみを増長させ、その憎しみから生まれるマイナスエネルギーの回収と、彼女と共に学園や国を襲撃し、人々に恐怖を与え、マイナスエネルギーを生み出すこと……後者の任務は残念ながら、あなた達に邪魔され、失敗しましたが……このゾディアーツスィッチが吸収した、彼女の憎しみから生まれたマイナスエネルギーは回収させてもらいます……」
ゾディアーツスィッチを回収した後、加頭はそう言いながら、スィッチを懐に入れる。
「それと……彼女にお渡ししたのはスィッチだけではありませんよ……」
「なに?」
「うっ……くっ……」
「まさか、あんたが『Xマジンラー』の“力”を借りてまで私や学園を襲ってくるなんてね……大方、あの屑野郎共々、停学処分になったことを逆恨みして、復讐しようと思ったんだろうけど……残念ながら、あんたの負けよ……」
ヴァルゴゾディアーツへの変身が解けた後、うつ伏せになりながら倒れているお嬢様ビッチに対し、私はそう言いながら変身を解く。
あ。因みに今の視点は私、ノゾミ・ナカムラで、他の怪人達はリヒテルさんと蒼牙さんと対峙しているユートピアドーパント以外、全員、お父さん達が倒したので悪しからず。
って私はまた誰に言ってるんだろう?
「くっ……まだ……ですわ……!!」スッ
私がそう思いながら首を傾げているなか、お嬢様ビッチはそう言いながら、黒い短剣とこの前、ヴィヴィオ叔母さんが話していた怪獣?の人形を取り出しながら立ち上がる。
「!?あれは……まさか!?」
「ちょっwwwマジかwww」
お嬢様ビッチが取り出した黒い短剣と人形を見た途端、お父さんがそう困惑の声を上げ、彩夏さんも苦笑いしながらそう言う。
って二人はあれらが何なのか、知ってるの?
私がそう思いながら首を傾げているなか、お嬢様ビッチは短剣の先端を人形の右足の裏に当てる。
『ダークライブ。ベロクロン』
シュウウウ・・・
短剣からそう言う声が聞こえてきた次の瞬間、短剣から闇が噴き出し、お嬢様ビッチを包み込む。
「グオオオォォォーーーッ!!」
次の瞬間、お嬢様ビッチは今度は怪人ではなく、先程の人形と同じ姿をした怪獣に変身した。
・・・マジで!?
「随分と余裕だな……」
「………」
ノゾミに敗れ、元の姿に戻ったラミを見ながらそう言うユートピアドーパントに対し、蒼牙はそう言いながらディラーネドライバー・ガンタイプをユートピアドーパントに向けて構え、隣にいるリヒテルは無言でマンティスエッジを構える。
「……貴様……財団Xのエージェント、加頭順だな……」
「よくご存じで……」
「どういうことだ?おまえはWの世界で翔太郎とフィリップに……仮面ライダーWに倒された筈だぞ……」
向かい合った後、蒼牙とユートピアドーパント改め加頭順がそう話をするなか、リヒテルがそう加頭に尋ねる。
「ほぅ……そのことまで知ってましたか……確かに私は元の世界でWに敗れ、倒されました……ですが、財団Xがマジンラーと手を組んだことによって結成された組織、『Xマジンラー』によってこうして甦り、今は『Xマジンラー』の幹部兼エージェントとして働いています……」スッ
対する加頭はそう答えながら、右手の掌を上に向ける。
・・・フッ・・・
すると、ラミの近くで転がっていたゾディアーツスィッチがテレポートで加頭の掌の上に移動する。
「今回、私に課せられた任務は彼女、ラミ・ウカサのノゾミ・ナカムラに対する憎しみを増長させ、その憎しみから生まれるマイナスエネルギーの回収と、彼女と共に学園や国を襲撃し、人々に恐怖を与え、マイナスエネルギーを生み出すこと……後者の任務は残念ながら、あなた達に邪魔され、失敗しましたが……このゾディアーツスィッチが吸収した、彼女の憎しみから生まれたマイナスエネルギーは回収させてもらいます……」
ゾディアーツスィッチを回収した後、加頭はそう言いながら、スィッチを懐に入れる。
「それと……彼女にお渡ししたのはスィッチだけではありませんよ……」
「なに?」
「うっ……くっ……」
「まさか、あんたが『Xマジンラー』の“力”を借りてまで私や学園を襲ってくるなんてね……大方、あの屑野郎共々、停学処分になったことを逆恨みして、復讐しようと思ったんだろうけど……残念ながら、あんたの負けよ……」
ヴァルゴゾディアーツへの変身が解けた後、うつ伏せになりながら倒れているお嬢様ビッチに対し、私はそう言いながら変身を解く。
あ。因みに今の視点は私、ノゾミ・ナカムラで、他の怪人達はリヒテルさんと蒼牙さんと対峙しているユートピアドーパント以外、全員、お父さん達が倒したので悪しからず。
って私はまた誰に言ってるんだろう?
「くっ……まだ……ですわ……!!」スッ
私がそう思いながら首を傾げているなか、お嬢様ビッチはそう言いながら、黒い短剣とこの前、ヴィヴィオ叔母さんが話していた怪獣?の人形を取り出しながら立ち上がる。
「!?あれは……まさか!?」
「ちょっwwwマジかwww」
お嬢様ビッチが取り出した黒い短剣と人形を見た途端、お父さんがそう困惑の声を上げ、彩夏さんも苦笑いしながらそう言う。
って二人はあれらが何なのか、知ってるの?
私がそう思いながら首を傾げているなか、お嬢様ビッチは短剣の先端を人形の右足の裏に当てる。
『ダークライブ。ベロクロン』
シュウウウ・・・
短剣からそう言う声が聞こえてきた次の瞬間、短剣から闇が噴き出し、お嬢様ビッチを包み込む。
「グオオオォォォーーーッ!!」
次の瞬間、お嬢様ビッチは今度は怪人ではなく、先程の人形と同じ姿をした怪獣に変身した。
・・・マジで!?