訓練室・・・

はい。という訳で訓練室に移動しました。

移動中の描写については割愛だそうです。はい。

「はい。じゃあ、皆。集まってぇ～。」

移動した後、ヴィヴィオ叔母さんがそう皆を呼び集める。

「はい。まずは魔武器生成のやり方について、説明するからよく聞いてね……授業でもやったと思うけど、ここにある魔石と呼ばれる特殊な鉱石に魔力を流し込むことで自分だけの魔武器を作ることができるわ。」ｽｯ

自分の近くにある、数箱ある木箱の中にあるたくさんある魔石の中の一つを手に取りながら、ヴィヴィオ叔母さんは真剣な表情でそう説明を始める。

「で、その作った魔武器に名前を付けてあげることでその魔武器の能力がわかる。能力がわかれば実戦でも使えるし、優位に立って戦えるから皆、忘れずにちゃんと付けてあげてね。」

「ヴィヴィオ先生。能力は確か一つは確実に備わってるんですよね？」

説明の最中、私は手を上げて、そうヴィヴィオ叔母さんに質問する。

「その通りだよ。因みに能力の数は最低一つ、多くて二つ、宿るわ。まぁ、ごく稀に二つ以上の能力が宿る場合もあるけど……あ。後、どういった形状か、どういった能力が宿るかはほとんどランダムで決まるからそこんところ、理解してね。」