幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました

「「はあああぁぁぁーーーっ!!」」

ズバババババババババババババババァンッ!!

『グオオオォォォーーーッ!?』

リヒテルと蒼牙が大量の怪人達を倒してた頃、マンティーは刀身が緑色の剣、『緑雷神』で、レオは刃が黄色い鉤爪、『風爪牙』で怪人達を次から次へと斬り裂いて、倒していく。

「「!?」」バッ!!

そんななか、何かを察知した二人はバックステップでその場から離れる。

ズガァァァンッ!!

次の瞬間、何処からかビームが放たれ、先程まで二人がいた地点に命中し、焦げ跡を作る。

「「!?」」

『・・・』

次の瞬間、青い卵のような機械が五体程、二人の前に現れる。

「!?あれはガジェット!?」

「『Xマジンラー』はガジェットも保有していたのか!?」

『・・・』

コォォォ・・・

目の前に現れた機械、ガジェットドローンⅠ型を見て、二人がそう困惑の声を上げるなか、五体のガジェットはビームを放とうとする。

ズガガガガガァンッ!!

ズダァァァンッ!!

「「『!?』」」

が、突然、何処からか放たれた赤い銃弾がガジェット達に命中し、ガジェット達は地面に沈んだ。

「今だぞ!!二人とも!!」

異世界にいる友人である月詠から新たに作ってもらった銃身が白、グリップが黒でそれ以外は灰色のピストル、自身の愛銃、『灰星』から放たれる赤い銃弾、重弾でガジェット達にかかる重力を重くすることで身動きを封じたエレファがそうマンティーとレオにそう言う。

「ナイスだ!!エレファ!!」

「サンキュー!!」

対するマンティーとレオはそう言いながら、緑雷神と風爪牙に雷と風を纏わせる。

「“ライジングセイバー”!!」

「“風刃”!!」

ズバァァァンッ×2!!

次の瞬間、二人はそう言いながら雷と風の斬撃を放つ。

二人が放った斬撃は身動きを封じられたガジェット達を斬り裂き、スクラップにした。

「グオオオォォォーーーッ!!」

バチチチチチィィィッ!!

そんななか、一体のモールイマジンが指先から稲妻を放って、エレファに攻撃を仕掛ける。

「フッ!!」バッ!!

が、エレファは月詠に作ってもらった灰色のフィンガーアウトのグローブ、『グレイパンチャー』の能力を使い、自身にかかる重力を操作して飛翔することでモールイマジンの稲妻をかわす。

「はぁっ!!」

ズガァァァンッ!!

かわした後、エレファは黒い弾丸、夢羽が作った弾丸サイズのAD爆弾をモールイマジンに向けて放ち、命中させる。

・・・フッ・・・

すると次の瞬間、モールイマジンと周りにいた複数の怪人が『メイキングシスターズ』の次女と三女、彩夏とアリシエが共同で作った特殊空間に転移される。

<ドカアアアァァァンッ!!グオオオォォォーーーッ!?

次の瞬間、何処からか、激しい爆発音と怪人達の断末魔の声が聞こえてきた。
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