幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました

「フッ!!はぁっ!!」

ズバァァァンッ!!ズバァァァンッ!!ズガァンッ!!ズガァンッ!!ズガァンッ!!

「「「「「グオオオォォォーーーッ!?」」」」」

ドッカァァァンッ!!

スィンがキラーケルベロスを倒した頃、ディラーネに変身した蒼牙はライドブッカーとディラーネドライバー・ガンタイプで屑ヤミーやモールイマジン、マスカレイドドーパントを次から次へと倒していく。

そんな蒼牙に対し、四体のライオトルーパーがアクセレイガン・ガンモードで“光弾”を、五体のダスタードがコズミックエナジーの手裏剣を放って、攻撃を仕掛けようとする。

ドカカカカカカカカカァァァンッ!!

が、何故か突然、爆発して消滅する。

『Clock Over』

・・・フッ・・・

次の瞬間、先程まで四体のライオトルーパーと五体のダスタードがいた所にマンティスに変身したリヒテルがマンティスの武器である大鎌のマンティスエッジを構えた状態で姿を現す。

「大丈夫か?蒼牙閣下。」

ズバァァァンッ!!ズバァァァンッ!!

「グッ!?」

「ぐわぁぁぁっ!?」

クロックアップした状態で四体のライオトルーパーと五体のダスタードを倒した後、リヒテルはそう蒼牙に言いながら、マンティスエッジでダスタードやマスカレイドドーパントを斬り裂いて倒す。

「あぁ。まぁな。」

ズバァァァンッ!!ズバァァァンッ!!

「グオッ!?」

「グゥゥ……ッ!?」

対する蒼牙はそう言いながら、ライドブッカーでモールイマジンや屑ヤミーを斬り裂いて倒す。

『グオオオォォォーーーッ!!』

そんななか、大量の怪人が二人を取り囲み、二人は背中合わせになる。

「リヒテルよ。ここは一気に片付けるぞ。」

背中合わせになった後、蒼牙はそうリヒテルに言いながら、ディラーネドライバーのバックル部とガンタイプにディラーネのファイナルアタックライドカードを装填する。

『ファイナルツインアタックライド ディ、ディ、ディラーネ!!』

すると、そう言う電子音声と共にローエングリンランチャーみたいなものが現れ、ガンタイプと合体する。

「了解した。」

対するリヒテルはそう言いながら、パーフェクトゼクターを呼び出し、マンティスエッジと合体させて、パーフェクトマンティスエッジに変える。

「来い!!ハイパーゼクター!!」

続けて、リヒテルはハイパーゼクターを呼び出し、右腰部に装着する。

「ハイパーキャストオフ!!」

『Hyper Cast Off』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、ヒヒイロカネでできたマンティスの鎧が開き、ハイパー化する。

ハイパー化した後、リヒテルはパーフェクトマンティスエッジのボタンを緑金銀銅の順番に押す。

『マンティスパワー、ヘラクスパワー、コーカサスパワー、ケタロスパワー。オールゼクターコンバイン。』

「死天使の判決、死刑だ……“ハイパージャッジメント”!!」

『Hyper Judgement』

「悪しき者共よ。我が極光の中に消えよ……“ディメンジョンローエングリンランチャー”、デッドエンドシュート!!」

ズバアアアァァァンッ!!ズガアアアァァァンッ!!

次の瞬間、リヒテルの前方にいた怪人達はパーフェクトマンティスエッジで斬り裂かれ、蒼牙の前方にいた怪人達はローエングリンランチャーと合体したガンタイプから放たれた極太のレーザービームに呑み込まれる。

『グオオオォォォーーーッ!?』

ドッカアアアァァァンッ!!

次の瞬間、二人を取り囲んだ怪人達はそう断末魔の叫びを上げながら爆発し、消滅した。
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