ホワイトファングについて
「次はこの男について、話すか。」
ヴゥンッ!!
シャトラはそう言いながら、今度はホワイトファングの幹部であるフロンタルの姿が映し出された空間モニターを展開する。
「少し前に発生した事件の最中に死亡した時空管理局の背任者、スパンダ・オルガス中将が所持していた資料から得られた情報なんだが、名は『フル・フロンタル』。確認が取れているホワイトファングの幹部で大佐という階級を持つ歴 とした軍人だ。」
「軍人……」
(なんかショッカーのゾル大佐を思い出すな……)
「仮面で顔を隠しているんですね。」
「素顔に関しては残念ながら現在でも不明だ。」
「なるほど……」
(用心深いのか、それとも素顔を曝せない事情があるのか……)
「さっき、背任者って言ってましたけど、そのスパンダって人は管理局を裏切ってこの男と一緒に何かしてたんですか?」
「あぁ、スパンダは『機動六課 』を潰すために違法なG4の研究開発を行い、フロンタルはそんなスパンダを裏から支援していたんだ。」
「G4!?」
(あんなもんまであるのか!?)
シャトラが口にした『G4』という単語に月音はそう思いながら反応する。
「やっぱり知ってたか。」
「え、えぇ。まぁ……因みにG4は最終的にどうなったんですか?」
「私達『機動六課』ととある組織の介入により、それまでに開発された機体と情報 は破壊し尽くされ、一部を除くスパンダに就いて違法に手を染めた研究員と局員達は軒並み逮捕された。」
「そうですか……そちらも色々と大変だったんですね……」
「あぁ、管理局を裏から支配し、局員の違法行為を秘密裏に斡旋していた最高評議会が失くなってからは幾分かマシになったと思ってたんだが……結局、管理局も一枚岩ではないことを思い知らされた事件だったよ……」
『G4事件』の大雑把な概要を聞いた後、そう言う月音に対し、シャトラはため息混じりにそう言う。
(やっぱり様々な人間が集まると、清廉潔白な組織運営なんて難しいんだろうなぁ……仮面ライダー の方にだって、最初の頃はマトモそうでもヤバい奴が上層部にいたケースが多々あったし……BOARDとかZECTとかユグドラシルとか……)
「っと話が反れてしまったな。」
ヴゥンッ!!
そんなシャトラの様子に月音が密かにそう思っているなか、シャトラはそう言いながらフロンタルの専用機であるホワイトファング製G装備『シナンジュエピオン』を映し出した空間モニターを展開する。
「これは『シナンジュエピオン』。先の『G4事件』の最中に確認されたホワイトファング製G装備であり、フロンタルの専用機だ。」
「!専用機……やっぱりこういった組織だとそういうのも存在するんですね……」
(仮面ライダーの敵対組織でもそうだったし。ゴールドランクのガイアメモリとかホロスコープスのゾディアーツスィッチとか……)
「装着者であるフロンタルの技量も相まって、シナンジュエピオンは希望島がG装備にZ装備の要素を取り入れて開発した新装備『GZ装備』を圧倒する程の高い性能を誇っている。」
「なるほど……ところで希望島というのは?」
シナンジュエピオンの性能の高さを聞いた後、月音はふとそう尋ねる。
「あぁ、希望島は私の実家で、特殊観測第一世界『地球』でも数世代先を行く技術力を持っている。詳細は省くが、世界が一度滅亡しかけたのを『歴史を書き換える』事で防いだらしい。その名残で希望島やそのメンバーはその修整力を受けていないそうだ。」
「!?歴史を書き換える……」
(まるで戦兎さん達やジオウみたいだな……まぁ、戦兎さん達は二つの世界を一つにしたり、ジオウに至っては一回時空を破壊したりした訳だからちょっと違うかもしれないけど……)
「フロンタルについてはこんな所だな。次は……」
ヴゥンッ!!
月音がそう思っているなか、シャトラはそう言いながら軍服を着た銀髪の美青年の姿が映し出された空間モニターを展開した。
ヴゥンッ!!
シャトラはそう言いながら、今度はホワイトファングの幹部であるフロンタルの姿が映し出された空間モニターを展開する。
「少し前に発生した事件の最中に死亡した時空管理局の背任者、スパンダ・オルガス中将が所持していた資料から得られた情報なんだが、名は『フル・フロンタル』。確認が取れているホワイトファングの幹部で大佐という階級を持つ
「軍人……」
(なんかショッカーのゾル大佐を思い出すな……)
「仮面で顔を隠しているんですね。」
「素顔に関しては残念ながら現在でも不明だ。」
「なるほど……」
(用心深いのか、それとも素顔を曝せない事情があるのか……)
「さっき、背任者って言ってましたけど、そのスパンダって人は管理局を裏切ってこの男と一緒に何かしてたんですか?」
「あぁ、スパンダは『
「G4!?」
(あんなもんまであるのか!?)
シャトラが口にした『G4』という単語に月音はそう思いながら反応する。
「やっぱり知ってたか。」
「え、えぇ。まぁ……因みにG4は最終的にどうなったんですか?」
「私達『機動六課』ととある組織の介入により、それまでに開発された機体と
「そうですか……そちらも色々と大変だったんですね……」
「あぁ、管理局を裏から支配し、局員の違法行為を秘密裏に斡旋していた最高評議会が失くなってからは幾分かマシになったと思ってたんだが……結局、管理局も一枚岩ではないことを思い知らされた事件だったよ……」
『G4事件』の大雑把な概要を聞いた後、そう言う月音に対し、シャトラはため息混じりにそう言う。
(やっぱり様々な人間が集まると、清廉潔白な組織運営なんて難しいんだろうなぁ……
「っと話が反れてしまったな。」
ヴゥンッ!!
そんなシャトラの様子に月音が密かにそう思っているなか、シャトラはそう言いながらフロンタルの専用機であるホワイトファング製G装備『シナンジュエピオン』を映し出した空間モニターを展開する。
「これは『シナンジュエピオン』。先の『G4事件』の最中に確認されたホワイトファング製G装備であり、フロンタルの専用機だ。」
「!専用機……やっぱりこういった組織だとそういうのも存在するんですね……」
(仮面ライダーの敵対組織でもそうだったし。ゴールドランクのガイアメモリとかホロスコープスのゾディアーツスィッチとか……)
「装着者であるフロンタルの技量も相まって、シナンジュエピオンは希望島がG装備にZ装備の要素を取り入れて開発した新装備『GZ装備』を圧倒する程の高い性能を誇っている。」
「なるほど……ところで希望島というのは?」
シナンジュエピオンの性能の高さを聞いた後、月音はふとそう尋ねる。
「あぁ、希望島は私の実家で、特殊観測第一世界『地球』でも数世代先を行く技術力を持っている。詳細は省くが、世界が一度滅亡しかけたのを『歴史を書き換える』事で防いだらしい。その名残で希望島やそのメンバーはその修整力を受けていないそうだ。」
「!?歴史を書き換える……」
(まるで戦兎さん達やジオウみたいだな……まぁ、戦兎さん達は二つの世界を一つにしたり、ジオウに至っては一回時空を破壊したりした訳だからちょっと違うかもしれないけど……)
「フロンタルについてはこんな所だな。次は……」
ヴゥンッ!!
月音がそう思っているなか、シャトラはそう言いながら軍服を着た銀髪の美青年の姿が映し出された空間モニターを展開した。
