幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました

「ハッ!!」

ズガァンッ!!ズガァンッ!!ズガァンッ!!ズガァンッ!!ズガァンッ!!

「「「「「グオオオォォォーーーッ!?」」」」」

ドカァァァンッ!!

ヴィヴィオとカオリがオーシャンドーパントとカメレオンゾディアーツを倒した頃、氷鬼に変身したスィンは右手に持った音撃管でモールイマジンやダスタード、屑ヤミーやマスカレイドドーパントを撃ち抜き、倒していく。

「うおおおぉぉぉーーーっ!!」

そんなスィンに対し、背後からライオトルーパーがコンバットナイフ形態のアクセレイガン・ブレードモードで斬りかかろうとする。

「ハッ!!」

ズバァァァンッ!!

「ぐわぁぁぁっ!?」

ドカァァァンッ!!

が、スィンは振り向き様に左手に持っていた鍔がない黒刀、黒月姫で斬り裂いて倒す。

「!」バッ!!

そんななか、殺気を感じたスィンはすぐさまその場から飛び退く。

ズガガガァァァンッ!!

すると次の瞬間、何処からか三つの紅蓮の火炎弾が放たれ、先程までスィンがいた所に着弾する。

「避けたか……」

「!?」

次の瞬間、火炎弾が放たれた方から三つの漆黒の狼の頭、胴体は人間、両腕はワイバーンの足、両足はチーターで背中には蟷螂の鎌が付いた触手を四本生やした異形・・・人工キメラがそう言いながら現れた。
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