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「ティアナさん!?」

「そんな………」

アルゲンマギアに斬り裂かれたストライクG4-Xノワールティアナを見て、響と未来は青ざめた表情でそう言う。

……スゥ……

「消えたデス!?」

そんななか、斬り裂かれたストライクG4-Xノワールティアナは次の瞬間、煙のように消える。

Bon aお得意幻術トリック……でも、dechets無駄…よっ!!」

ドカァァァンッ!!

「あぁっ!?」

が、アルゲンマギアはそう言いながら、背後から不意を突こうとしたストライクG4-Xノワールティアナに回し蹴りを食らわせ、蹴り飛ばす。

「ティア!!」ガシッ!!

「あの動き、まさか、ティアナの動きを読んでいる……!?っ、ティアナ!交代よ!!そっちは私と調、切歌が対応するわ!調!切歌!!」

「うん!!」

「了解デス!!」

その様子を見たマリアはそう指示しながら調と切歌と共にアルゲンマギアと対峙する。

Bel endroit綺麗所, etape alignee揃い踏み.……今度はお嬢ちゃん達がワテクシの相手をしてくれるのかしら……」

「おい!大丈夫か!?あいつら!!」

「あの鳥も厄介そうだな……俺達もあっちにいくか。」

三人がアルゲンマギアと対峙するのを見たクローズ龍我ビルド戦兎はそう言いながら三人に加勢しようとする。

が、ヴァルゴゾディアーツの生み出す分身がその行く手を阻む。

「悪いが、貴様らの相手は私だ。仮面ライダー……」

「野郎……本体てめぇは何もしてねぇくせに……」

「こいつをどうにかしないと向こうも助けられないって訳か……最悪だな……」

分身を使って行く手を阻んだ後、そう言うヴァルゴゾディアーツにクローズ龍我はそう言って悪態を吐くなか、ビルド戦兎はそう言いながら考えを巡らす。

「あたし達なら大丈夫デス!!」

「うん。元からの『力』では仮面ライダーあなたたちには劣るけど……」

「だけど、シンフォギア装者わたしたちには『歌』がある!!」

そんななか、切歌、調、マリアの三人はそう言いながら、各々のアームドギアを構える。

「歌ですって?フフ……Interessant面白い!聴かせてもらおうじゃない。その『歌』を……」

対するアルゲンマギアもそう言いながら爪を構える。

「「「どこからだろう?声が響く
立ち上がれと言っている
いつからだろう?鼓動が打つ
勇気を掲げ 今…明日へ!」」」

次の瞬間、三人は歌いながらアルゲンマギアに向かっていく。

「自分よりも相手を」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

マリアは駆けながらアルゲンマギアに向かって、大量の短剣を放つ。

『INFINITE†CRIME』

「フッ……」バサァッ!!

ガキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキィィィンッ!!

対するアルゲンマギアは前方に翼を展開して防ぐ。

「そんなpoignard短剣、いくら撃っても」

「信じることをしたくて」

ズバァァァンッ!!

「ぐはっ!?」

が、いつの間にか背後に移動していた切歌が大鎌で斬りつける。

「くっ……この小娘、いつの間に!!」

バチバチッ!!

アルゲンマギアはそう言いながら、すぐさま振り返りながら赤黒い電撃を纏わせた右腕の爪で斬りつけようとする。

ヒュルルルルルッ!パシィィィンッ!!

「上手くは難しいけど」

「!?」

が、調がヨーヨーの糸をアルゲンマギアの右腕に絡ませることで動きを止める。

ヒュルルルルルッ!パシィィィンッ!!

続けて、切歌の放ったアンカーチェーンがアルゲンマギアを拘束し、更に身動きを封じる。

「くっ!この……離しなさい……っ!!」

「「「教える背を追って」」」

拘束されたアルゲンマギアがなんとか解こうともがくなか、マリアが短剣を握る手を下に構えながら向かってくる。

「くっ!!」

ビイイイィィィーーーッ!!

向かってくるマリアに対し、アルゲンマギアは複眼から赤黒い稲妻状のビームを放ってくる。

が、マリアは紙一重でかわしながら更に距離を詰める。

「ッ……」

(切り上げ狙い!?)

C est doux甘いわよ!!」

マリアが繰り出そうとしている攻撃が短剣による切り上げだと読んだアルゲンマギアはそう言いながら、顎を引いてかわそうとする。

「「「弱さを断ち切ろう!」」」

ドカァァァンッ!!

「ぐはぁぁぁっ!?」

が、そんなアルゲンマギアの読みとは裏腹にマリアは短剣を握りしめたままのアッパーを食らわせ、殴り飛ばした。
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