ヴィヴィオVSオーシャンドーパント・・・

「！」

「どうやら相方は倒されたみたいね。」

カオリがカメレオンゾディアーツを撃破した頃、そのことに反応したオーシャンドーパントに対し、ヴィヴィオは冷静にそう言う。

「くっ……だが、物理攻撃は一切通用しない俺に貴様が勝つことなどできん！！」

「それはどうかしら？」

『エレキ！！』

若干動揺しながらもそう言うオーシャンドーパントに対し、ヴィヴィオはそう言いながらエレキスィッチを取り出し、ドライバーのスィッチソケットに挿してある緑のメテオスィッチ・・・アーススィッチと入れ換えて挿し込み、スィッチを押す。

『エレキ・オン！！』

バチバチッ！！

「はあああぁぁぁーーーっ！！」

「！？」

ドカァァァンッ！！

次の瞬間、ヴィヴィオの身体に電気が纏い、ヴィヴィオはオーシャンドーパントに急接近して、電気を纏った拳で右ストレートを食らわす。

バチバチバチバチバチッ！！

「ぐわあああぁぁぁーーーっ！？」

次の瞬間、ヴィヴィオの拳から電気が流れ、感電したオーシャンドーパントは大ダメージを受ける。

「これで終わらせてもらうわ。」ｽｯ

そんななか、ヴィヴィオはそう言いながら、右手に装備した緑のメテオギャラクシー・・・アースギャラクシーに付いている三色のスィッチの内、オレンジのスィッチを押す。

『ソル、Ready？』

そう言う電子音声が聞こえるや否や、ヴィヴィオは右手の甲にある指紋認証パネルに左手の人差し指の指紋を認証させる。

『ＯＫ、ソル！！』

ボオオオッ！！

「はあああぁぁぁーーーっ！！！」

「！？」

ドカァァァンッ！！

次の瞬間、そう言う電子音声と共にヴィヴィオの右拳に金色掛かった赤い炎、太陽の炎が纏い、ヴィヴィオはその太陽の炎が纏った拳で再び右ストレートを食らわす。

「ぐっ……ぐわあああぁぁぁーーーっ！！？」

ドッカァァァンッ！！

アースの必殺技、“ソル・エクスプロージョン”を食らったオーシャンドーパントは次の瞬間、太陽の炎に包まれながら、そう断末魔の叫びを上げながら爆発し、消滅した。