ヴェノムの脅威
現実、『ウェズペリア』、『アトラン王国』・・・
「そういえば、そうだったな……」
「あの訓練は死ぬほどキツかった……」
「あの時のウイングゼロに比べたら……」
「『Xマジンラー』なんか怖くない!!」
ムテキゲーマー からの言葉を受け、リサから受けた訓練を思い出した四人はそう言いながら士気を取り戻す。
「……」スッ
そんななか、ムテキゲーマー は一枚のカードを取り出す。
そのカードには若かりし頃の一翔の姿が描かれている。
「!?それは一翔君の……」
「この姿で使うのは初めてだが一翔……“力”を貸してくれ……!!」ヒュッ!!
そのカードを見て春美がそう言うなか、ムテキゲーマー はそう言いながらカード…22年前に手に入れた、一翔の“力”を宿したカードを前方に投げる。
パァァァ……
するとカードはドクターライダーが変身時に潜 る等身大の光のパネルのようになり、ムテキゲーマー を通過する。
パキィィィンッ!!
次の瞬間、ムテキゲーマー はベースはムテキゲーマーのまま、頭部には黒い兜を被り、口元は某暗黒卿のように変化。
複眼は赤く発光し、 黄金だったアーマーは黒金に変化し、黒いマントを羽織った姿に変わる。
「あれ?一翔君が変身するのは電王みたいなライダーだったよね?」
「うん……」
「でも、これは……」
「どうみてもベ○ダー卿……だよな……」
「………」
一翔の“力”を纏った和也の新たな姿を見て春美、ひかる、一輝、和輝の四人がそう言うなか、和也は能力で創造した手鏡で自分の姿を確認する。
(……なんでだ!?一翔!!)
「どちらかと言えば、こちら側に堕ちたような姿ですね。」
「堕ちねぇよ!!」
「………」
そう言うヴェノム に和也がそうツッコミを入れるなか、彩翔は黒椿で写真を撮る。
「ッ……クリエイション!『マギルティ・センス』!!」
キイイイィィィンッ!!
「「「「!?」」」」
そんななか、和也が右手首に左手の人指し指と中指を当てながらそう言った瞬間、和也、春美、ひかる、一輝、和輝の五人の右手首に光が灯る。
次の瞬間、五人の右手首に何らかの紋様が刻まれる。
「え?和也!?何したの!?」
「今の俺も使える、一翔の『ZERO-SYSTEM』とひかるさんの『アンサートーカー』を繋げると同時にその感覚を五人全員に共有させただけだ。たった今、創造した魔法、『マギルティ・センス』を使ってな。」
右手首を見ながら、困惑しながらそう尋ねる春美に対し、和也は冷静にそう説明する。
「なるほど……確かにその方が良さそうだな……」
「だな。」
パキィィィンッ!!
そんな和也の説明に納得しながら、一輝は卍解 ・虚 化 し、和輝はクド(カイザ)とミキシマックスした姿に変わる。
「漸くそちらの準備はできたようですね。」
ヴェノムはそう言いながらヒドラセーバーを構え直す。
「春美。ひかるさん。一輝。和輝。ここから先はどうなるかわからない……それでも付いてきてくれるか?」
「「あぁ!!」」
「「勿論!ムテキベイダー卿!!」」
「ちょっと待て!誰が『ムテキベイダー卿』だ!?」
「「It's you!!」」
「無駄に発音良いですね。」
「完全に調子が戻ったな。」
「これ以上のコントは他所でお願いします。」
『マグマ!マキシマムドライブ!!』
ボゴゴゴ……ッ!!
コントのようなやりとりをしている五人に痺れを切らしたのか、ヴェノム がそう言いながらマグマメモリをヒドラセーバーに装填した瞬間、赤黒い光で形成されていた刀身が溶岩へと変化する。
「フッ!!」
ズガアアアァァァンッ!!
ヴェノム がヒドラセーバーを振るった瞬間、溶岩の波が生まれ、五人に襲いかかってくる。
ズガアアアァァァンッ!!
「クリエイション!『聖なるバリア―ミラーフォース』!!」
パァァァ……
迫り来る溶岩の波を見て、ムテキベイダー はすぐさま能力で創造した一枚のカードを翳した瞬間、透明なドームのようなものが五人を包み込む。
ズガアアアァァァンッ!!
次の瞬間、溶岩の波は跳ね返され、ヴェノムと彩翔に襲いかかる。
『アイスエイジ!マキシマムドライブ!!』
「フッ!!」
ズバアアアァァァンッ!!
パキイイイィィィンッ!!
が、すぐさまマグマからアイスエイジのメモリに装填し直したヴェノム が放った冷気の斬撃が冷やされ、沈静化される。
・・・フッ・・・
「「はあああぁぁぁっ!!」」
その直後、背後に移動した一輝と和輝が流氷五月時雨と手甲の『鉄腕』で攻撃を仕掛ける。
「ッ!!」
ガキィィィンッ!!
ガシィィィンッ!!
対するヴェノム は振り向き様に流氷五月時雨はヒドラセーバーで、鉄腕は右手で受け止める。
ズガァァァンッ!!
が、その瞬間、ヴェノム を中心にクレーターが発生した。
「そういえば、そうだったな……」
「あの訓練は死ぬほどキツかった……」
「あの時のウイングゼロに比べたら……」
「『Xマジンラー』なんか怖くない!!」
「……」スッ
そんななか、
そのカードには若かりし頃の一翔の姿が描かれている。
「!?それは一翔君の……」
「この姿で使うのは初めてだが一翔……“力”を貸してくれ……!!」ヒュッ!!
そのカードを見て春美がそう言うなか、
パァァァ……
するとカードはドクターライダーが変身時に
パキィィィンッ!!
次の瞬間、
複眼は赤く発光し、 黄金だったアーマーは黒金に変化し、黒いマントを羽織った姿に変わる。
「あれ?一翔君が変身するのは電王みたいなライダーだったよね?」
「うん……」
「でも、これは……」
「どうみてもベ○ダー卿……だよな……」
「………」
一翔の“力”を纏った和也の新たな姿を見て春美、ひかる、一輝、和輝の四人がそう言うなか、和也は能力で創造した手鏡で自分の姿を確認する。
(……なんでだ!?一翔!!)
「どちらかと言えば、こちら側に堕ちたような姿ですね。」
「堕ちねぇよ!!」
「………」
そう言う
「ッ……クリエイション!『マギルティ・センス』!!」
キイイイィィィンッ!!
「「「「!?」」」」
そんななか、和也が右手首に左手の人指し指と中指を当てながらそう言った瞬間、和也、春美、ひかる、一輝、和輝の五人の右手首に光が灯る。
次の瞬間、五人の右手首に何らかの紋様が刻まれる。
「え?和也!?何したの!?」
「今の俺も使える、一翔の『ZERO-SYSTEM』とひかるさんの『アンサートーカー』を繋げると同時にその感覚を五人全員に共有させただけだ。たった今、創造した魔法、『マギルティ・センス』を使ってな。」
右手首を見ながら、困惑しながらそう尋ねる春美に対し、和也は冷静にそう説明する。
「なるほど……確かにその方が良さそうだな……」
「だな。」
パキィィィンッ!!
そんな和也の説明に納得しながら、一輝は
「漸くそちらの準備はできたようですね。」
ヴェノムはそう言いながらヒドラセーバーを構え直す。
「春美。ひかるさん。一輝。和輝。ここから先はどうなるかわからない……それでも付いてきてくれるか?」
「「あぁ!!」」
「「勿論!ムテキベイダー卿!!」」
「ちょっと待て!誰が『ムテキベイダー卿』だ!?」
「「It's you!!」」
「無駄に発音良いですね。」
「完全に調子が戻ったな。」
「これ以上のコントは他所でお願いします。」
『マグマ!マキシマムドライブ!!』
ボゴゴゴ……ッ!!
コントのようなやりとりをしている五人に痺れを切らしたのか、
「フッ!!」
ズガアアアァァァンッ!!
ズガアアアァァァンッ!!
「クリエイション!『聖なるバリア―ミラーフォース』!!」
パァァァ……
迫り来る溶岩の波を見て、
ズガアアアァァァンッ!!
次の瞬間、溶岩の波は跳ね返され、ヴェノムと彩翔に襲いかかる。
『アイスエイジ!マキシマムドライブ!!』
「フッ!!」
ズバアアアァァァンッ!!
パキイイイィィィンッ!!
が、すぐさまマグマからアイスエイジのメモリに装填し直した
・・・フッ・・・
「「はあああぁぁぁっ!!」」
その直後、背後に移動した一輝と和輝が流氷五月時雨と手甲の『鉄腕』で攻撃を仕掛ける。
「ッ!!」
ガキィィィンッ!!
ガシィィィンッ!!
対する
ズガァァァンッ!!
が、その瞬間、