奪われる無敵(チカラ)
ガキィィィンッ!!ガキィィィンッ!!
ジンガ&アミリが『賢者の石』の“力”で復活した頃、ファイズブラスターは
「くっ……」
103 ENTER
『Blaster Mode』
「はぁっ!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォォォンッ!!
そんななか、
「フッ!はぁっ!!」
バチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチィィィンッ!!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァァンッ!!
対するデェムシュ進化体は両肩の突起から黒い雷撃を放って撃ち落としていく。
「くっ……!!」
「はぁぁぁ……」
ズズズ………ッ!!
レーザーを撃ち落とした後、デェムシュ進化体はそう言いながら最初、
「はぁっ!!」
ズバアアアァァァンッ!!
漆黒の斬撃を放ってくる。
「リィン!!」
『“プロテクション・パワード”!!』
パァァァ……
対する
ズバアアアァァァンッ!!
「『きゃあああぁぁぁっ!?』」
ドカァァァンッ!!
が、デェムシュ進化体の斬撃はリィンの“プロテクション・パワード”ごと
ガキィィィンッ!!
「!?はやて!リィン!」ガキキ…ッ!!
一方のマキシマムゲーマーとヴェノムはガシャコンキースラッシャーとレイ、ヒドラセーバーをぶつけ合わせ、鍔迫り合いをする。
「フッ!!」
「!?」
ガキィィィンッ!!
が、マキシマムゲーマーの僅かな隙を突いたヴェノムがガシャコンキースラッシャーとレイを弾き上げ、
「はぁっ!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐふっ!?」
そのまま流れるように回し蹴りを食らわせる。
「くっ……」ガクッ!!
(マキシマムゲーマーの装甲を貫くとはな……)
「どうしました?もうお手上げですか?古河和也……」
そう思いながら片膝を着くマキシマムゲーマーに対し、ヴェノムはそう言って挑発する。
「へっ!んな訳ねぇだろ!!てめぇの蹴りなんざ和輝のパンチに比べりゃ全然だ!!」
対するマキシマムゲーマーはそう言いながら立ち上がった。