VALZ編

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

その頃、向かってくる三体のトリロバイトマギアX達のナイフを、ローズは舞うかのようにかわしながら手にしているサーベル…『ローズサーベル』で的確に急所を突き倒していく。

が、後から更に四体のトリロバイトマギアXが向かってくる。

「機械が相手だから、エネルギーは取れないだろうけど……」

『Rose Shooter』

ローズはそう言いながら両端に薔薇の蕾が付いた弓…『ローズシューター』を取り出す。

ローズシューターを左手で握り、右手で弦を力一杯に引く。

パァァァ……ッ!!

すると、両端の蕾が開花すると同時に“光の矢”が形成されていく。

「……はぁっ!!」

シュパァァァンッ!!

シュパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパァァァンッ!!

「「「「!?」」」」

ローズがその“光の矢”をトリロバイトマギアX達の頭上に向かって放った瞬間、“光の矢”は無数に分裂し降り注ぐ。

ドッカァァァン×4!!

避けることもできずに貫かれたトリロバイトマギアX達はその場で爆散する。

シュルルルルルルルッ!ズガァァァンッ!!

「うわっとぉっ!?」

が、直後、トリロバイトマギアX達が爆散して舞い上がった煙の中から鞭のように伸びた刀身が襲いかかってきて、ローズは紙一重でかわす。

ザッ……ザッ……

「………」

次の瞬間、煙を掻き分けるようにブレードがその場に現れる。

「ボクの相手はブレードって訳ね。」

ブレードの認識したローズはそう言いながらローズサーベルを構え直した。
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