VALZ編

「逃げられましたか……とりあえず先ずは目の前にいる敵を排除するとしますか……」

ダーカーロードが去った後、ミラクル2Sはそう言いながら、四人の複製ライダーと二十体のトリロバイトマギアXを見据えながらミラクルガンスラッシュ・スラッシュモードを構える。

「くっ……!!」

「くそっ……!!」

そんなミラクル2Sの後ろ姿を見ながら、勇騎はライダージュエルを、輝はカードを構える。

「勇騎さんと輝は休んでてくれ!!いくぞ!理緒!!」

「うん!!」

『ウェイクアップ!!』

『Connecting……』

「「変身!!」」

『WAKE-UP!AWAKING!!』

『Rose Explosion…………』

『パッカーン!』

パキィィィンッ×2!!

『砕ける!目覚める!ウェイクアーーーップ!!』

『クウェイク・ザ・仮面ライダー!ヒャッハーーーーッ!!!』

そんななか、孟と理緒はそう言いながら、孟はクウェイクに、理緒は薔薇を模したマスクとボディーの中世の騎士のような深紅のライダー、『仮面ライダーローズ』に変身する。

「!?貴女達は……」

「ボクは村瀬理緒。又の名は仮面ライダーローズ……」

「俺は鈴村孟。仮面ライダークウェイクだ。あんたのことはよくわからんが、手を貸すぜ。」

変身した後、ローズとクウェイクはそう言いながらミラクル2Sと合流し、サーベルや拳を構える。

「なるほど……貴女達が……となれば、この世界は……」

「「?」」

「あ。こちらの話なのでお気になさらず……二十体の雑兵はともかく、四人もの仮面ライダーの複製体の相手は未熟な私一人では厳しかったので協力してくれるのは助かります……」

「お、おぉ……そうか……」

「よくわからないけど、よろしくね!雪那ちゃん!!」

「雪那ちゃん……」

(なんかノゾミさんと初めて会った時のことを思い出しますね……)

三人の仮面ライダーがそんなやりとりをしているなか、ダーカーロードが残した四人の複製ライダーと二十体のトリロバイトマギアXが向かってくる。

「では、参りましょうか。」

「おう!!」

「うんっ!!」

対する三人の仮面ライダーはそう言いながら、各々の得物や拳を構えながら迎え撃った。
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