VALZ編

「ヴァルツ……忌々しい姿だ………!!」

『クローモード』

「さぁ、オレ色に染めるぜ!!」

勝利が変身したヴァルツを見て、影野が嫌悪感を露にするなか、ヴァルツはそう言いながら、エクスライザーをクローモードにして構えながらトリロバイトマギアXの軍団に突っ込み、斬り倒していく。

「生憎だが、俺はノーマルだ。」

「俺もノーマルだよ!!」

ドカァァァンッ!!

冷静にそう言う影野にそうツッコミを入れながら一体のトリロバイトマギアXを蹴り飛ばした後、ヴァルツはそう言いながらエクスライザーでリヒトカプセルをスキャンする。

『リヒト!バースト!!』

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

ズバババババババババババババババァァァンッ!!

次の瞬間、ヴァルツは高速移動しながら白い光を纏ったエクスライザーで周囲にいる十数体のトリロバイトマギアXを斬り裂く。

ドッカァァァンッ!!

斬り裂かれた十数体のトリロバイトマギアXが爆発四散するなか、後続の十数体のトリロバイトマギアXが襲いかかってくる。

『ドゥンケル!バースト!!』

ズガアアアァァァンッ!!

ドッカァァァンッ!!

が、ヴァルツがエクスライザーでドゥンケルカプセルをスキャンした瞬間、ヴァルツを中心に発生した黒い衝撃波に吹き飛ばされ、爆発四散する。

「ほぅ……あれ程の数のトリロバイトマギアXを秒殺か……『次代の王ヴァルツ』を受け継ぎ、ジニアを倒しただけはあるってことか………」

「逃げるんなら、今のうちだぜ?」

トリロバイトマギアX達が秒殺されたことについて、そう言う影野に対し、ヴァルツはそう言いながらエクスライザーを構える。

「フフフ……」スッ

対する影野は不敵に笑いながらロードドライバーとダーカーカプセルを取り出す。

「?小型の銃剣とライダーカプセル?」

「見るが良い……『王』を超え、『神』となる者の姿を………」

『ダーカー!!』

『Loading!!』

ゴウン・・・ゴウン・・・ッ!!

「変身!!」

カアアアァァァッ!!

『深淵なる闇の支配者!ダーカーロード!!』

『フッハッハッハッ!!』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、影野はダーカーロードに変身した。
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