VALZ編

ガキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!

「どうして!?どうしてワタシの愛(爪)が届かないの!!?」

「言っただろ。『勝利の法則は検索済みだ』って……」

『ジオウ!』

そう困惑するアルゲンマギアに対し、リベルはそう言いながらジーニアスブリンガーにセットしたジオウカプセルのスィッチを再度押す。

「当然!(見たくはねぇけど!)おまえのことも全部、検索済みだ!!」

『ブリンガースマッシュ!!』

「!?」

バカアアアァァァンッ!!

次の瞬間、リベルはそう言いながらジオウⅡの“覇王斬り”のような斬撃を繰り出し、アルゲンマギアの両手の爪を叩き折る。

「ワタシの愛があぁあぁぁあああぁああぁぁぁあぁああぁあああぁぁあぁぁああぁぁあああぁああぁぁぁああぁあぁああぁぁぁっ!!?」

「普通に爪って言え!!」

ズドォォォンッ!!

「あうっ❤」

リベルの“ブリンガースマッシュ”で叩き折られた爪を見ながら、そう言いながらショックを受けているアルゲンマギアに対し、リベルはそうツッコミながらジーニアスブリンガーで突きを食らわせ、吹き飛ばす。

「くっ・・・そういうことなのね・・・」

「ようやっと一方通行だって気付いたか。この」

「ワタシのことを全部見たってことはあなたがそれだけ本気だってこと!対するワタシがプレゼントしようとしていたのはこんな弱々しい爪だけ!!だから、あなたには届かなかったのね!!!」

「本当にブレねぇなぁっ!!おいっ!!!」

「ごめんなさい!あなたの気持ちに気付かないで!!」

「いや!今でも気付いてねぇから!!っていうか俺の話聞いてる!?ねぇっ!!?」

「あなたの『本気の愛』に応える、ワタシの『本気の愛』を届けるわ!!!」

『ゼツメツノヴァ!!』

アルゲンマギアはそう言いながら、立ち上がりながらゼツメツノヴァを発動し、天高く飛び上がる。

「ワタシの『本気の愛』を受け取って!ダーリン!!」

ズオオオォォォーーーッ!!

飛び上がった後、アルゲンマギアはそう言いながら、マゼンタの光に包まれながら隕石のように急降下してくる。

「んな一方通行で色んな意味で重すぎる愛はいらねぇよっ!!」

『ビルド!』

『W!』

『エグゼイド!』

『ゴースト!』

『オールライダー!アルティメットマキシマム!!』

対するリベルはそう言いながらビルド、W、エグゼイド、ゴーストのカプセルをジーニアスリフレクターのスロットに装填していく。

「これでも食らってそのまま昇天しろ!色ボケアホウドリ!!」

『ジーニアス!チャージフラッシュ!!』

ズガアアアァァァーーーンッ!!

リベルはそう言いながらジーニアスリフレクターから照射ビームを放つ。

「あぁあぁぁあああぁああぁぁぁあぁああぁあああぁぁあぁぁああぁぁあああぁああぁぁぁああぁあぁああぁぁぁっ❤愛してるわあぁあぁぁあああぁああぁぁぁあぁああぁあああぁぁあぁぁああぁぁあああぁああぁぁぁああぁあぁああぁぁぁっ❤ダアアアァァァリイイイィィィンッ❤」

ドッカァァァンッ!!

リベルの“ジーニアスチャージフラッシュ”を食らったアルゲンマギアはそう断末魔(?)を上げながらリベルの頭上でマゼンタのハート型の爆発花火を上げながら消滅した。
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