好奇心、猫をも殺す
「すげぇ………」
「さっきより、いや、私と戦った時よりもスピードとパワーが超上がっています……!!」
「ッ……佐天さん……!!」
「……マズいわね……」
「くっ……」ガクッ!!
狩矢の猛反撃を見て、浜面、絹旗、初春、美琴の四人がそう言うなか、佐天は再び片膝を着く。
『クラックアップフィニッシュ!!』
「「「「「「!?」」」」」」
「………」
カァァァ・・・ッ!!
そんななか、そう言う電子音声と共にエネルギーが狩矢の右拳に集約される。
「あいつ、まさか……!?」
「……やめて……」
ダッ!!
浜面とフレンダがそう言うなか、狩矢は“クラックアップフィニッシュ”(ライダーパンチ版)を食らわせようと駆け出す。
「やめて!村城!!佐天を殺さないで!!!」
「!?」
が、そう叫ぶフレンダの声が届いたのか、狩矢の足と拳がすんでのところで止まる。
「ッ!!はあああぁぁぁっ!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐはっ!?」
その直後、佐天は複眼を光らせながら、トランザムした状態で突撃し、狩矢の鳩尾に強力なパンチを食らわせ、殴り飛ばす。
ドサッ!!
「ぐっ……!?」
バチバチッ!!・・・パァァァ・・・
殴り飛ばされた狩矢はスーツから火花を散らしながら倒れ込み、変身が解ける。
「ハザードレベル4.2からハザードレベル5まで上がったか……やはり、怒りといった感情の昂りが体内のネビュラガスを純粋に活性化させ、ハザードレベルを上げるようだな……」
「ぐっ!?ゲホゲホッ!?」
「「「「「「!?」」」」」」
ベールがそう言うなか、狩矢は突然、吐血し始める。
「ほぅ……急激にハザードレベルが上がったことで一気に負荷がかかったか……内蔵が傷付いたかもなぁ?」
「うぅ……ッ!!」
吐血した狩矢の姿にベールがそう言うなか、佐天はトドメを刺そうと歩み寄ってくる。
「ッ!!やめて!!佐天!!目を覚まして!!!」
『!?』
そんななか、フレンダがそう言いながら狩矢の前に立ち、両手を広げて呼びかける。
「邪魔……」ガッ!!
「あっ!?」
「フレンダ!!ゲホッ!!」
が、佐天はそう言いながらフレンダの首を掴み、持ち上げる。
「うっ……佐天……目を……覚まして……!!」
「………」
「「佐天さん!!」」
「「フレンダ!!」」
美琴、初春、絹旗、浜面はそう言いながら駆け寄ろうとする。
「おっと。」パチンッ!!
「「「うっ!?」」」
が、ベールがそう言いながら指パッチンした瞬間、美琴、初春、絹旗の三人が苦しみだす。
「お姉……さま!!初春……!!」
「絹旗!?どうした!?」
「ククク……せっかくゲームが面白くなってきたのに邪魔するなよ……」
「くっ……これは……超まさか……!?」
「狩矢が『アイテム』に所属していることは知ってたからな。リーダーの『原子崩し』を始めとする高レベル能力者の乱入対策にAIMジャマーを用意しといて良かったよ。」
「くっ……佐天……さん……」
ベールがそう言うなか、初春は苦しみながらもなんとか立ち上がり、歩み寄る。
「ほぅ……これはなかなか面白い展開だな……」
「くっ……初……春……!!」
「ダ……メ……!!」
「超……危険……です……!!」
そんな初春を見ながらベールがそう言うなか、首を絞め上げられているフレンダとAIMジャマーの影響で倒れ込んだ美琴と絹旗がそう呼び掛ける。
が、初春は歩みを止めない。
「………」スッ
「!?佐……天……!?」
初春がある程度の距離まで近寄ると、佐天はプロトGNソードを振り上げる。
バチィィィンッ!!
「!?」
「………」
が、プロトGNソードが降り下ろされる前に初春のビンタが決まる。
「しっかり……してください!佐天さん!!………機械なんかに負けないで………!!」
「………!初……春………」
「ん?」
「佐天さん!!」
「うっ……うぅ………!?」
ビンタした後、そう言う初春の言葉に意識を取り戻した佐天は苦しみ始める。
「ほぅ……絆とやらで意識を取り戻そうとするとは、感動的だな。だが、そうは問屋が卸さないのだよ。」カチッ!!
「!?」
バチチチチチチチチチッ!!
そんななか、ベールがそう言いながら取り出したリモコンのスィッチを押した瞬間、佐天が今、装着しているアストレアG2から電流が流れてくる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!?」
「「佐天(さん)!?」」
「くっ……!!」
『デンジャー!!』
『クロコダイル!!』
「変身!!」
『割れる!喰われる!砕け散る!クロコダイル・イン・ローグ!!オラァッ!!』
『キャーッ!!』
パキィィィンッ!!
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「!?村城!!」
アストレアG2から流されてくる高圧電流に佐天が苦しむなか、狩矢は再びローグに変身してベールに向かっていった。
「さっきより、いや、私と戦った時よりもスピードとパワーが超上がっています……!!」
「ッ……佐天さん……!!」
「……マズいわね……」
「くっ……」ガクッ!!
狩矢の猛反撃を見て、浜面、絹旗、初春、美琴の四人がそう言うなか、佐天は再び片膝を着く。
『クラックアップフィニッシュ!!』
「「「「「「!?」」」」」」
「………」
カァァァ・・・ッ!!
そんななか、そう言う電子音声と共にエネルギーが狩矢の右拳に集約される。
「あいつ、まさか……!?」
「……やめて……」
ダッ!!
浜面とフレンダがそう言うなか、狩矢は“クラックアップフィニッシュ”(ライダーパンチ版)を食らわせようと駆け出す。
「やめて!村城!!佐天を殺さないで!!!」
「!?」
が、そう叫ぶフレンダの声が届いたのか、狩矢の足と拳がすんでのところで止まる。
「ッ!!はあああぁぁぁっ!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐはっ!?」
その直後、佐天は複眼を光らせながら、トランザムした状態で突撃し、狩矢の鳩尾に強力なパンチを食らわせ、殴り飛ばす。
ドサッ!!
「ぐっ……!?」
バチバチッ!!・・・パァァァ・・・
殴り飛ばされた狩矢はスーツから火花を散らしながら倒れ込み、変身が解ける。
「ハザードレベル4.2からハザードレベル5まで上がったか……やはり、怒りといった感情の昂りが体内のネビュラガスを純粋に活性化させ、ハザードレベルを上げるようだな……」
「ぐっ!?ゲホゲホッ!?」
「「「「「「!?」」」」」」
ベールがそう言うなか、狩矢は突然、吐血し始める。
「ほぅ……急激にハザードレベルが上がったことで一気に負荷がかかったか……内蔵が傷付いたかもなぁ?」
「うぅ……ッ!!」
吐血した狩矢の姿にベールがそう言うなか、佐天はトドメを刺そうと歩み寄ってくる。
「ッ!!やめて!!佐天!!目を覚まして!!!」
『!?』
そんななか、フレンダがそう言いながら狩矢の前に立ち、両手を広げて呼びかける。
「邪魔……」ガッ!!
「あっ!?」
「フレンダ!!ゲホッ!!」
が、佐天はそう言いながらフレンダの首を掴み、持ち上げる。
「うっ……佐天……目を……覚まして……!!」
「………」
「「佐天さん!!」」
「「フレンダ!!」」
美琴、初春、絹旗、浜面はそう言いながら駆け寄ろうとする。
「おっと。」パチンッ!!
「「「うっ!?」」」
が、ベールがそう言いながら指パッチンした瞬間、美琴、初春、絹旗の三人が苦しみだす。
「お姉……さま!!初春……!!」
「絹旗!?どうした!?」
「ククク……せっかくゲームが面白くなってきたのに邪魔するなよ……」
「くっ……これは……超まさか……!?」
「狩矢が『アイテム』に所属していることは知ってたからな。リーダーの『原子崩し』を始めとする高レベル能力者の乱入対策にAIMジャマーを用意しといて良かったよ。」
「くっ……佐天……さん……」
ベールがそう言うなか、初春は苦しみながらもなんとか立ち上がり、歩み寄る。
「ほぅ……これはなかなか面白い展開だな……」
「くっ……初……春……!!」
「ダ……メ……!!」
「超……危険……です……!!」
そんな初春を見ながらベールがそう言うなか、首を絞め上げられているフレンダとAIMジャマーの影響で倒れ込んだ美琴と絹旗がそう呼び掛ける。
が、初春は歩みを止めない。
「………」スッ
「!?佐……天……!?」
初春がある程度の距離まで近寄ると、佐天はプロトGNソードを振り上げる。
バチィィィンッ!!
「!?」
「………」
が、プロトGNソードが降り下ろされる前に初春のビンタが決まる。
「しっかり……してください!佐天さん!!………機械なんかに負けないで………!!」
「………!初……春………」
「ん?」
「佐天さん!!」
「うっ……うぅ………!?」
ビンタした後、そう言う初春の言葉に意識を取り戻した佐天は苦しみ始める。
「ほぅ……絆とやらで意識を取り戻そうとするとは、感動的だな。だが、そうは問屋が卸さないのだよ。」カチッ!!
「!?」
バチチチチチチチチチッ!!
そんななか、ベールがそう言いながら取り出したリモコンのスィッチを押した瞬間、佐天が今、装着しているアストレアG2から電流が流れてくる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!?」
「「佐天(さん)!?」」
「くっ……!!」
『デンジャー!!』
『クロコダイル!!』
「変身!!」
『割れる!喰われる!砕け散る!クロコダイル・イン・ローグ!!オラァッ!!』
『キャーッ!!』
パキィィィンッ!!
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「!?村城!!」
アストレアG2から流されてくる高圧電流に佐天が苦しむなか、狩矢は再びローグに変身してベールに向かっていった。