好奇心、猫をも殺す
広場・・・
「ククク……さて、この一手に狩矢はどう動いてくるかね……佐天涙子……ククク……」
「………」
狩矢に送った地図に印した広場にて、ベンチに座る佐天に膝枕してもらいながら、ベールはそう言いながら寝っ転がる。
対する佐天はその瞳にはいつもの明るさがなく、黙って佇んでいる。
・・・フッ・・・
「佐天さん!!ッ!?」
「あ?」
そんななか、空間移動してきた黒子がその場に現れる。
「風紀委員ですの!今すぐその子から離れなさい!!変質者!!」
「おいおい……風紀委員のガキは招待した覚えがないんだがな……」
すぐさまそう警告する黒子に対し、ベールはそう言いながら起き上がる。
「まぁいい……佐天涙子。狩矢と戦う前の肩慣らしだ……」
「……はい……ベール様……」
「佐天さん!?」
ベールに呼びかけられた佐天はそう言いながら前に出て、黒子と対峙する。
「……codeG2-アストレア。起動。」
『了解。』
「!?」
いつもとは違う冷たい口調で佐天がそう言いながら左手首に嵌めた、青いクリスタルが埋め込まれた白い腕輪を翳した瞬間、腕輪からそう返事する機械音声が聞こえてくると同時に何処からか、青と白の二色の飛行物体が飛んでくる。
飛行物体は変形し、佐天を包み込んでいく。
パキィィィンッ!!
次の瞬間、佐天はガンダムアストレアの特徴を兼ね備えたG3のプロトタイプ・・・仮面ライダーG2に変身する。
「!?駆動鎧 ですの!?」
「フッ!!」
「ッ!?」
G2に変身した佐天の姿を見て、そう困惑の声を上げる黒子に対し、佐天は右手に握ったプロトGNソードを展開し、首を目掛けて横凪ぎにする。
「くっ!!」
いつもの友達思いの心優しい佐天を知っている黒子はそのことに戦慄しながらも紙一重でかわす。
ドカッ!!
「がはっ!?」
「………」
が、佐天は右膝蹴りを黒子の腹に食らわせる。
「ふん。」ガシッ!!
「あっ!?」
その直後、佐天は黒子の髪を掴み、
ブンッ!!ドカァァァンッ!!
「あぁっ!?」
思いきり投げつける。
「フッ!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
投げつけた後、佐天は左手にトランスチームガンを握り、二十弾の光弾を放つ。
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!
佐天が放った光弾は全弾命中し、黒子がいた場所が土煙に包まれる。
・・・フッ・・・
光弾を空間移動で回避していた黒子は背後から蹴りを食らわせようとする。
「ふんっ!!」
ドカァァァンッ!!
「キャアアアアッ!?」
が、佐天はカウンターで回し蹴りを食らわせ、逆に蹴り飛ばす。
「………」スッ
蹴り飛ばした後、佐天はトランスチームガンを構える。
「くっ……」
(せめて武器をどうにかしないと!!)
黒子はそう思いながら、トランスチームガンを破壊しようと足に偲ばせたホルスターの鉄矢に手を当て、空間移動させる。
・・・フッ・・・カターンッ!!
「!?」
が、その瞬間、佐天の姿が消え、空間移動された鉄矢だけが音を立てながら地面に落ちる。
ドカァァァンッ!!
「がはっ!?」
その直後、いつの間にか黒子の隣まで移動していた佐天に蹴り飛ばされた。
「ククク……さて、この一手に狩矢はどう動いてくるかね……佐天涙子……ククク……」
「………」
狩矢に送った地図に印した広場にて、ベンチに座る佐天に膝枕してもらいながら、ベールはそう言いながら寝っ転がる。
対する佐天はその瞳にはいつもの明るさがなく、黙って佇んでいる。
・・・フッ・・・
「佐天さん!!ッ!?」
「あ?」
そんななか、空間移動してきた黒子がその場に現れる。
「風紀委員ですの!今すぐその子から離れなさい!!変質者!!」
「おいおい……風紀委員のガキは招待した覚えがないんだがな……」
すぐさまそう警告する黒子に対し、ベールはそう言いながら起き上がる。
「まぁいい……佐天涙子。狩矢と戦う前の肩慣らしだ……」
「……はい……ベール様……」
「佐天さん!?」
ベールに呼びかけられた佐天はそう言いながら前に出て、黒子と対峙する。
「……codeG2-アストレア。起動。」
『了解。』
「!?」
いつもとは違う冷たい口調で佐天がそう言いながら左手首に嵌めた、青いクリスタルが埋め込まれた白い腕輪を翳した瞬間、腕輪からそう返事する機械音声が聞こえてくると同時に何処からか、青と白の二色の飛行物体が飛んでくる。
飛行物体は変形し、佐天を包み込んでいく。
パキィィィンッ!!
次の瞬間、佐天はガンダムアストレアの特徴を兼ね備えたG3のプロトタイプ・・・仮面ライダーG2に変身する。
「!?
「フッ!!」
「ッ!?」
G2に変身した佐天の姿を見て、そう困惑の声を上げる黒子に対し、佐天は右手に握ったプロトGNソードを展開し、首を目掛けて横凪ぎにする。
「くっ!!」
いつもの友達思いの心優しい佐天を知っている黒子はそのことに戦慄しながらも紙一重でかわす。
ドカッ!!
「がはっ!?」
「………」
が、佐天は右膝蹴りを黒子の腹に食らわせる。
「ふん。」ガシッ!!
「あっ!?」
その直後、佐天は黒子の髪を掴み、
ブンッ!!ドカァァァンッ!!
「あぁっ!?」
思いきり投げつける。
「フッ!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
投げつけた後、佐天は左手にトランスチームガンを握り、二十弾の光弾を放つ。
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!
佐天が放った光弾は全弾命中し、黒子がいた場所が土煙に包まれる。
・・・フッ・・・
光弾を空間移動で回避していた黒子は背後から蹴りを食らわせようとする。
「ふんっ!!」
ドカァァァンッ!!
「キャアアアアッ!?」
が、佐天はカウンターで回し蹴りを食らわせ、逆に蹴り飛ばす。
「………」スッ
蹴り飛ばした後、佐天はトランスチームガンを構える。
「くっ……」
(せめて武器をどうにかしないと!!)
黒子はそう思いながら、トランスチームガンを破壊しようと足に偲ばせたホルスターの鉄矢に手を当て、空間移動させる。
・・・フッ・・・カターンッ!!
「!?」
が、その瞬間、佐天の姿が消え、空間移動された鉄矢だけが音を立てながら地面に落ちる。
ドカァァァンッ!!
「がはっ!?」
その直後、いつの間にか黒子の隣まで移動していた佐天に蹴り飛ばされた。