デート?
「ククク……多少の邪魔は入ったが、まぁいい……久しぶりに楽しませてくれよ。狩矢………」
「グオオオォォォーーーッ!!」
物陰からベールがそう言いながら観戦するなか、ストロングスマッシュハザードは強烈なパンチを繰り出す。
「フッ!!ハッ!!」
ドカッ!!ドカッ!!
「グッ!?グオッ!?」
が、狩矢はその攻撃を受け流しながらカウンターで拳を食らわせ、
「はぁっ!!」
ドカァァァンッ!!
「グオオオォォォーーーッ!?」
回し蹴りを食らわせて蹴り飛ばす。
「グッ・・・」
ズガガガァンッ!!
「グオオオォォォッ!?」
回し蹴りを食らった後、なんとか立ち上がるストロングスマッシュハザードに狩矢は容赦なくネビュラスチームガンから三発のエネルギー弾を食らわせる。
「悪いが、一気に終わらせてもらう。」
『クラックアップフィニッシュ!!』
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「!?」
ドカァァァンッ!!
狩矢はそう言いながら“クラックアップフィニッシュ”を食らわせる。
「グオオオォォォーーーッ!?」
ドッカァァァンッ!!
狩矢の“クラックアップフィニッシュ”を食らったストロングスマッシュハザードはそう断末魔の叫びを上げながら、緑の煙を上げながら爆発する。
「………」スッ
『ブランク』
狩矢は何処から何の絵柄も描かれていないブランクのフルボトルを取り出し、蓋を回して緑の煙・・・ネビュラガスに向ける。
シュウウウ・・・ッ!!
『ブランク・・・ロック!!』
次の瞬間、ネビュラガスはブランクボトルの中に吸収・浄化され、ブランクボトルはロックフルボトルに変化する。
「うっ……くっ……」
パンパンッ♪
「お見事!腕が落ちていないようで安心したぞ。狩矢。」
ネビュラガスが抜け、スマッシュ化が解けたウェイターが気絶するなか、物陰から観ていたベールは拍手しながら、そう言いながら現れる。
「……ベール……」
「ククク……その視線、初めておまえを拾った時のことを思い出すな。あの時のおまえは『絶望』という川で漂い、息を潜めながら生きるために狙った獲物は必ず食らいつき、死ぬまで離さないまさにクロコダイルのような眼をしたガキだった……」
睨み付ける狩矢の鋭い視線を軽く受け流しながら、ベールは親しげな感じでそう言う。
「……どうして、ここにいる……?」
「ククク……おまえと同じだよ。狩矢。僅か二人だけだが俺達、『アルドノス』もエニグマを使ってこの世界に渡ってきたのさ。もうあっちじゃ俺達の目指す『理想郷』は創れねぇからな……」
「ッ……ということは垣根を通じて猟虎にこいつを渡したのはおまえか。ベール……垣根と組んで何を企んでいる……!?」
不敵な笑みを浮かべながらそう言うベールに対し、狩矢は以前、スマッシュ化した猟虎を撃破して回収したガトリングフルボトルを取り出しながらそう尋ねる。
「さてね。『アルドノス』のかつての上司と部下のよしみで言うなら、既に計画は進んでいるといったくらいか……」
「!?計画だと?」
「ククク……その二つのボトルは俺からのプレゼントだ。じゃあな。」
「!?逃がすか!!」
『クラックアップフィニッシュ!!』
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
そう言いながらその場から去ろうとするベールに対し、狩矢はそう言いながら“クラックアップフィニッシュ”を食らわせようとする。
ドカァァァンッ!!
「!?」
「………」
が、ベールはその両足蹴りを片手で受け止める。
「相も変わらない良いキックだが、少し物足りない……なっ!!」
「くっ!!」
受け止めた後、ベールはそう言いながら弾き飛ばし、狩矢は空中でバク転しながら着地する。
「ハザードレベル:4.2か……前の時とは変動がないようだがおまえ、ハザードレベルの上昇を抑える薬でも服用しているのか?」
「くっ……おまえに態々 教えてやることはない……!!」
「つれないねぇ……おまえを拾い、鍛えてやったのは俺だってのに……」
「………」
「まぁ、いいさ。もうじき警備員って連中が来る。来たところで軽くあしらえる自信はあるが、面倒だ……」
シュウウウ・・・
ベールがそう言うなか、背中の四つの煙突から煙が噴き出してくる。
「次のショーを楽しみにしているよ……かつての我が弟子……仮面ライダーローグ………」
次の瞬間、ベールはそう言いながら、煙に包まれながら消えていった。
「不幸だぁーっ!!」
「!?」
その直後、外からそう言う当麻の叫び声が聞こえてくる。
「さ、さっきの騒動でせっかくの卵が……」
「……締まらねぇな……面倒くせぇ……」
ビニール袋の中で悲惨なことになった卵を見て、崩れ落ちる当麻を見ながら、狩矢はそう言いながら変身を解除した。
「グオオオォォォーーーッ!!」
物陰からベールがそう言いながら観戦するなか、ストロングスマッシュハザードは強烈なパンチを繰り出す。
「フッ!!ハッ!!」
ドカッ!!ドカッ!!
「グッ!?グオッ!?」
が、狩矢はその攻撃を受け流しながらカウンターで拳を食らわせ、
「はぁっ!!」
ドカァァァンッ!!
「グオオオォォォーーーッ!?」
回し蹴りを食らわせて蹴り飛ばす。
「グッ・・・」
ズガガガァンッ!!
「グオオオォォォッ!?」
回し蹴りを食らった後、なんとか立ち上がるストロングスマッシュハザードに狩矢は容赦なくネビュラスチームガンから三発のエネルギー弾を食らわせる。
「悪いが、一気に終わらせてもらう。」
『クラックアップフィニッシュ!!』
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「!?」
ドカァァァンッ!!
狩矢はそう言いながら“クラックアップフィニッシュ”を食らわせる。
「グオオオォォォーーーッ!?」
ドッカァァァンッ!!
狩矢の“クラックアップフィニッシュ”を食らったストロングスマッシュハザードはそう断末魔の叫びを上げながら、緑の煙を上げながら爆発する。
「………」スッ
『ブランク』
狩矢は何処から何の絵柄も描かれていないブランクのフルボトルを取り出し、蓋を回して緑の煙・・・ネビュラガスに向ける。
シュウウウ・・・ッ!!
『ブランク・・・ロック!!』
次の瞬間、ネビュラガスはブランクボトルの中に吸収・浄化され、ブランクボトルはロックフルボトルに変化する。
「うっ……くっ……」
パンパンッ♪
「お見事!腕が落ちていないようで安心したぞ。狩矢。」
ネビュラガスが抜け、スマッシュ化が解けたウェイターが気絶するなか、物陰から観ていたベールは拍手しながら、そう言いながら現れる。
「……ベール……」
「ククク……その視線、初めておまえを拾った時のことを思い出すな。あの時のおまえは『絶望』という川で漂い、息を潜めながら生きるために狙った獲物は必ず食らいつき、死ぬまで離さないまさにクロコダイルのような眼をしたガキだった……」
睨み付ける狩矢の鋭い視線を軽く受け流しながら、ベールは親しげな感じでそう言う。
「……どうして、ここにいる……?」
「ククク……おまえと同じだよ。狩矢。僅か二人だけだが俺達、『アルドノス』もエニグマを使ってこの世界に渡ってきたのさ。もうあっちじゃ俺達の目指す『理想郷』は創れねぇからな……」
「ッ……ということは垣根を通じて猟虎にこいつを渡したのはおまえか。ベール……垣根と組んで何を企んでいる……!?」
不敵な笑みを浮かべながらそう言うベールに対し、狩矢は以前、スマッシュ化した猟虎を撃破して回収したガトリングフルボトルを取り出しながらそう尋ねる。
「さてね。『アルドノス』のかつての上司と部下のよしみで言うなら、既に計画は進んでいるといったくらいか……」
「!?計画だと?」
「ククク……その二つのボトルは俺からのプレゼントだ。じゃあな。」
「!?逃がすか!!」
『クラックアップフィニッシュ!!』
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
そう言いながらその場から去ろうとするベールに対し、狩矢はそう言いながら“クラックアップフィニッシュ”を食らわせようとする。
ドカァァァンッ!!
「!?」
「………」
が、ベールはその両足蹴りを片手で受け止める。
「相も変わらない良いキックだが、少し物足りない……なっ!!」
「くっ!!」
受け止めた後、ベールはそう言いながら弾き飛ばし、狩矢は空中でバク転しながら着地する。
「ハザードレベル:4.2か……前の時とは変動がないようだがおまえ、ハザードレベルの上昇を抑える薬でも服用しているのか?」
「くっ……おまえに
「つれないねぇ……おまえを拾い、鍛えてやったのは俺だってのに……」
「………」
「まぁ、いいさ。もうじき警備員って連中が来る。来たところで軽くあしらえる自信はあるが、面倒だ……」
シュウウウ・・・
ベールがそう言うなか、背中の四つの煙突から煙が噴き出してくる。
「次のショーを楽しみにしているよ……かつての我が弟子……仮面ライダーローグ………」
次の瞬間、ベールはそう言いながら、煙に包まれながら消えていった。
「不幸だぁーっ!!」
「!?」
その直後、外からそう言う当麻の叫び声が聞こえてくる。
「さ、さっきの騒動でせっかくの卵が……」
「……締まらねぇな……面倒くせぇ……」
ビニール袋の中で悲惨なことになった卵を見て、崩れ落ちる当麻を見ながら、狩矢はそう言いながら変身を解除した。