ブロロロ・・・ッ！！

「………」

「……何時まで不貞腐れてんだよ？」

「村城がサバ缶四つを買うまでな訳！！」

「……面倒くせぇ……」

その後、互いの服を買ってからセブンスミストを出た後、不貞腐れながらそう言うフレンダの言葉に狩矢はげんなりしながらそう言う。

尚、二人の格好は互いにコーディネートし合った時のまま。買った服や先程まで着ていた服が入った袋はフレンダが自身の能力で小さくしてスカートの下に忍ばせている。

「たくっ……こうなるんなら、素直に綺麗だって言えば良かった……」

「え？今、何て言った訳？」

「あ？」

「何て言った訳！？」

ボソッと呟いた狩矢の言葉の内容について、フレンダはそう尋ねる。

「あ～、面倒くせぇ……綺麗だって言ったんだよ……」

対する狩矢は面倒くさそうにそう答える。

「そ、そう……なんだ……えへへ……」

「……面倒くせぇ……」

そんな狩矢の答えを聞いてフレンダが嬉しそうに微笑みながらそう言うなか、狩矢は相も変わらずそう言った。