手合わせ
『アイテム』アジト・・・
「麦野。これは超どういった趣向ですか?」
「………」
『学園都市』、『統轄理事会』直轄の暗部組織、『アイテム』のアジトにて、一見12歳のような14歳の茶髪の少女、絹旗最愛はそう尋ねながら新しく配属されてきた狩矢と対峙する。
「ん~?まぁね。上からの話だとそいつ、結構戦闘もイケるらしいからどれくらいのもんか、絹旗に見極めてもらおうと思ってねぇ……」
「……彼、超見たところ、能力者じゃなさそうなんですが……」
「まぁ、能力者じゃねぇな。だから、俺はこういったもんを使わせてもらう。」ガチャンッ!!
『スクラッシュドライバー!!』
狩矢はそう言いながら青い機械的なベルト、スクラッシュドライバーを取り出し、装着する。
「「「「「?」」」」」
『デンジャー!!』
スクラッシュドライバーを見て、アイテムの面々が首を傾げるなか、狩矢は全体的にクリアパープル、蓋基部がゴールドでワニに噛みつかれたようなデザインのボトル、クロコダイルクラックフルボトルを取り出し、蓋を回す。
『クロコダイル!!』
「変身。」
『割れる!食われる!砕け散る!!クロコダイルインローグ!!オラァッ!!キャーッ!!!』
パキィィィンッ!!
「………」
次の瞬間、狩矢はローグに変身する。
「変身した!?」
「はまづら。あれ、何かわかる?」
「あ、あぁ、見た感じ、日曜の娯楽番組でやっている仮面ライダーってやつに似ているな……」
「へぇ……なかなか面白そうじゃない……」
「超見たことないパワードスーツですね。『学園都市』が開発した超最新型の披検体ってところですか。」
「まっ。そういうことにしといてくれ。」
ローグに変身した狩矢を見てフレンダ、滝壺、浜面、麦野の四人がそう言うなか、絹旗と狩矢はそう言いながら互いに拳を構える。
(ふぅーん……結局、格闘技が主体な訳ね……)
「二人とも、用意は良いわね。それじゃあ……始め!!」
・・・フッ・・・
ドカァァァンッ!!
「「「「!?」」」」
「「………」」
狩矢の姿が消えたかと思えば、いつの間にか絹旗の目の前まで移動していた狩矢が右足で蹴りを繰り出し、絹旗は左腕で難なくガードする。
(なに今の!?瞬間移動!?でもあいつ、さっき、自分のこと、無能力者だって……)
「超速いですね。そのパワードスーツの超恩恵ですか。」
「まぁな。」
ローグに変身した狩矢のスピードにフレンダがそう思いながら驚愕するなか、そう言う絹旗に対し、狩矢はそう言った。
「麦野。これは超どういった趣向ですか?」
「………」
『学園都市』、『統轄理事会』直轄の暗部組織、『アイテム』のアジトにて、一見12歳のような14歳の茶髪の少女、絹旗最愛はそう尋ねながら新しく配属されてきた狩矢と対峙する。
「ん~?まぁね。上からの話だとそいつ、結構戦闘もイケるらしいからどれくらいのもんか、絹旗に見極めてもらおうと思ってねぇ……」
「……彼、超見たところ、能力者じゃなさそうなんですが……」
「まぁ、能力者じゃねぇな。だから、俺はこういったもんを使わせてもらう。」ガチャンッ!!
『スクラッシュドライバー!!』
狩矢はそう言いながら青い機械的なベルト、スクラッシュドライバーを取り出し、装着する。
「「「「「?」」」」」
『デンジャー!!』
スクラッシュドライバーを見て、アイテムの面々が首を傾げるなか、狩矢は全体的にクリアパープル、蓋基部がゴールドでワニに噛みつかれたようなデザインのボトル、クロコダイルクラックフルボトルを取り出し、蓋を回す。
『クロコダイル!!』
「変身。」
『割れる!食われる!砕け散る!!クロコダイルインローグ!!オラァッ!!キャーッ!!!』
パキィィィンッ!!
「………」
次の瞬間、狩矢はローグに変身する。
「変身した!?」
「はまづら。あれ、何かわかる?」
「あ、あぁ、見た感じ、日曜の娯楽番組でやっている仮面ライダーってやつに似ているな……」
「へぇ……なかなか面白そうじゃない……」
「超見たことないパワードスーツですね。『学園都市』が開発した超最新型の披検体ってところですか。」
「まっ。そういうことにしといてくれ。」
ローグに変身した狩矢を見てフレンダ、滝壺、浜面、麦野の四人がそう言うなか、絹旗と狩矢はそう言いながら互いに拳を構える。
(ふぅーん……結局、格闘技が主体な訳ね……)
「二人とも、用意は良いわね。それじゃあ……始め!!」
・・・フッ・・・
ドカァァァンッ!!
「「「「!?」」」」
「「………」」
狩矢の姿が消えたかと思えば、いつの間にか絹旗の目の前まで移動していた狩矢が右足で蹴りを繰り出し、絹旗は左腕で難なくガードする。
(なに今の!?瞬間移動!?でもあいつ、さっき、自分のこと、無能力者だって……)
「超速いですね。そのパワードスーツの超恩恵ですか。」
「まぁな。」
ローグに変身した狩矢のスピードにフレンダがそう思いながら驚愕するなか、そう言う絹旗に対し、狩矢はそう言った。