最終決戦

ホープ・イージスVS王蛇・サソード・ベノスネーカー・・・

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

ガキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!

「はぁ……はぁ……」

イージスが王蛇、サソード、ベノスネーカーの注意を引きながら戦うなか、ホープはNSで解毒しようとする。

が、無意識下で焦っているからか上手くNSを練れず、解毒できずにいる。

「はぁ……はぁ……どうして……」

「はぁ……はぁ……」

『スイングベント』

「はぁっ!!」

「!?」

パシィィィンッ!!

そんななか、王蛇がエビルウィップでイージスの身動きを封じる。

「しまった!!」

『Rider Slash』

パァァァ・・・

身動きを封じられたイージスがそう言いながら焦るなか、サソードが“ライダースラッシュ”を放つ体制に入る。

「!?」

(動いて……動いてよ……!私はセッテを、大切な親友を護りたい!!)

ホープがそう思ったその時!

キィィィーーーッ!!

ズガガガァァァンッ!!

「「「「!?」」」」

「シャアアアァァァッ!?」

黄金とオレンジが混ざった光が王蛇とサソード、ベノスネーカーに体当たりし、エビルウィップを斬り裂きながらホープの手元に飛んでくる。

「これは………」

『もしもホープ!!』

それは黄金のガイアメモリ、ホープ(希望)メモリを内部に挿入させる形で合体した、オレンジの大型ステルス機のようなガイアメモリ、もしもメモリだった。

(貴女は世界の希望のぞみ。貴女が望みさえすれば、運命はきっと味方してくれる。貴女が思うように、貴女の信念に従って。)

同時に聴こえてくるノゾミであってノゾミではない『誰か』の声・・・

「ッ!!」

その『声』を聴いたホープはホープメモリと合体したもしもメモリを左腰のスロットに挿入する。

『もしもホープ!!』

ボオオオォォォッ!!

その瞬間、ホープ・イージススタイルが黄金とオレンジが混ざった炎に包まれる。

『インフィニット!プリーーーズ!!』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、ホープはイージススタイルの宝石の部分を白銀に、ラインとローブの色は黄金に変わり、袖にはオレンジの炎の意匠が入り、複眼にはオレンジの炎を宿した姿・・・『希望の担い手』、インフィニットスタイルに変わった。
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