最終決戦

翌日、ショッカーアジト前・・・

「「「「「・・・」」」」」

翌日、ノゾミの感応波でショッカーのアジトを突き止めた進ノ介、剛、侑斗、巧、ノゾミの五人はアジトに向かって歩み寄る。

「イーッ!!」

「イィーッ!!」

そんな五人の気配を感知したのか、多数の戦闘員とチーターカタツムリ、ヒルカメレオン、アリマンモスの三体の怪人、王蛇、サソード、ダークキバ、バロンのショッカーライダー四天王が立ちはだかる。

「よくここがわかったな。」

そんななか、アジトの屋上から4号がそう五人に話しかける。

「生憎だったな。ノゾミちゃんの不思議な“力”がおまえらの悪意を感じ取ったんだ。」

「そして今日、繰り返されるこの『時間』に決着を着けます!!」

「フッ・・・本当に死ぬことになってもか?大人しくしてりゃあ『永遠』ともいえる幸せな『時間』をくれてやっても良かったのに・・・」

「ッ・・・」

一度ひとたび拾った命を異世界から迷い込んだ小娘達のために捨てる・・・そんな悲劇、受け入れられるというのか?」

歴史改変マシンを破壊すれば、巧も消滅する。

4号はそのことを仄めかしながら揺さぶりをかけてくる。

「悲劇?・・・笑わせるな、ハッピーエンドに変えてやるよ!!」

「例え、巧が消えたとしても・・・」

「その想いはノゾミちゃんに受け継がれる・・・」

「『時間』を必死に生きた者の想いはそうやって生き続ける。決して消えることはない!」

「それが・・・!!」

「「「「「仮面ライダーだ!!」」」」」

555 ENTER

『STANDING BY』

『スタート!ユアエンジン!!』

『シグナルバイク!ライダー!』

『ドライバーオン・プリーズ』

『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』

「「「「変身!!」」」」

『COMPLETE』

『ドライブ!タイプスピード!!』

『マッハァッ!!』

『アルタイルフォーム』

『ソル・プリーズ』

『サンサン・・・サンサン・・・ッ!!』

パキィィィンッ×5!!

対する五人はそう言いながらファイズ、ドライブ、マッハ、ゼロノス、ホープに変身する。

「良いだろう。なら、望み通りにしてやる………」

そんな五人に対し、4号はそう言いながら四天王や怪人達と共に向かってきた。
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