マシンを動かしていたのは・・・

警視庁特状課・・・

「巧が歴史改変マシンを動かしていた?」

「どういうことですか?」

「?」

その頃、侑斗から歴史改変マシンを動かしていたのは巧だと聞かされた進ノ介と霧子は首を傾げながらそう尋ね、剛も首を傾げる。

「本来なら乾はこの時間ではとっくに死んでいたんだ。」

「「「!?」」」

対する侑斗が言った『巧は既に死んでいる』という事実に三人は驚愕する。

「だが、死の間際、オルフェノクという種族の怪人達との戦いで多くの仲間を失った乾はある想いを抱いた。純粋に『誰にも死んでほしくない』という想いをな。」

「まさか………」

「あぁ、その強い想いにシンクロして、ショッカーが開発した歴史改変マシンは動いた。そして、乾は自分がマシンを動かしているという自覚がないまま蘇った………」

「じゃあ、マシンを完全に破壊すれば………」

「……ノゾミは助かるが、巧は消えることになる………」
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