「くっ！！」

向かってくるスネークオルフェノクに対し、ホープは残った右手のホープソードガンをソードモードにして迎え撃とうとする。

「フッ！！」

ドカァァァンッ！！

「あっ！？」

が、スネークオルフェノクはホープのカウンターをいなしながら組み伏せる。

「くっ……！！」

「悪いな。俺にも譲れないもんがあんのよ。っちゅーかおまえ、歴史改変マシンを破壊すれば自分も死ぬと思ってるんだろうが、それは違う………」

「！？どういうことですか？」

組み伏せた状態でそう言うスネークオルフェノクに対し、ホープはそう尋ねる。

「ッ……マシンを破壊すればッ！？」

「！？」

ズガァァァンッ！！

そんななか、何処からかブーメランブレードが放たれ、スネークオルフェノクに命中する。

「ぐっ！？」

「ノゾミ！！」

「！？海堂！？」

ブーメランブレードによってスネークオルフェノクが軽く吹き飛ばされるなか、巧と共にその場に駆けつけ、ブーメランブレードを投げた本人であるセッテはそう言いながらホープを助け起こし、巧はかつての仲間であるスネークオルフェノクがホープを襲っていたことに驚愕する。

「海堂……どうしておまえが……」

「くっ……」

「ッ！！」

「待って！セッテ！！」ｶﾞｼｯ!!

「ノゾミ！？」

ブーメランブレードで追撃しようとしたセッテをホープは羽交い締めにして止める。

パァァァ・・・

「「「！？」」」

「………」

その後、ノゾミは変身を解き、セッテと巧の前に出る。

「あなたはさっき、言った……歴史改変マシンを破壊することで死ぬのは私じゃないと……」

「「！？」」

「あなたは一体何を知ってるんですか……？」

そう言うノゾミの言葉にセッテと巧が驚愕するなか、ノゾミは続けてそう尋ねる。

「………」

「答えてください！！」

「海堂！！」

「……やっぱり気付いてなかったのか……歴史改変マシンを動かしていたのが誰なのか………」

パァァァ・・・

そう言うノゾミと巧に対し、スネークオルフェノクはそう言いながら変身を解き、海堂の姿に戻る。

「マシンを動かしていたのは……おまえだよ。乾……」