久瑠間運転免許試験場・・・

「それじゃあ、行ってくるが……ショッカーの動きに気を付けてくれ………」

「あぁ。侑斗もな。」

ポオオオォォォーーーッ！！

そうして侑斗はゼロライナーに乗り、調査に向かった。

「それじゃあ、俺も捜査に向かう。巧はノゾミちゃん達と一緒にここに残っててくれ。」

「わかった。」

そうして進ノ介もトライドロンに乗り、捜査に向かう。

バババババ・・・ッ！！

「え？」

「なに？この音……」

「飛行機？」

「！？進ノ介さん！危ない！！」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ！！

が、その瞬間、何処からか聞こえてきた飛行機のプロペラ音に霧子、剛、セッテの三人がそう言いながら首を傾げるなか、ノゾミがそう言った瞬間、何処からか飛んできたプロペラ式の戦闘機から放たれた機銃による銃弾がトライドロンに襲いかかる。

ドッカァァァンッ！！

「「「「！？」」」」

「！？泊さん！？」

空からの奇襲を受け、爆発するトライドロンを見て、霧子は思わず悲痛な声を上げる。

『ドライブ！タイプスピード！！』

パキィィィンッ！！スタッ！！

が、爆炎の中からドライブに変身した進ノ介が飛び出してくる。

「くっ……今のは……」

『敵の襲撃だ！進ノ介！！』

ヒュー・・・スタッ！！

ベルトさんがそう言うなか、空から襲撃してきた戦闘機・・・スカイサイクロンから銅製の防弾チョッキのようなプロテクターに口許がクラッシャーではなく人間のようなデザインに赤い複眼の仮面ライダーがマントをムササビの皮膜のようにして滑空しながら飛び降りてくる。

「おまえは……」

「俺は仮面ライダー……4号……！！」

警戒しながらそう尋ねるドライブに対し、新たなる仮面ライダー、仮面ライダー4号は口許に指を当てながらそう名乗った。