繰り返される1日

「くっ……」

スゥゥゥ・・・

「フッフッフッ……はあああぁぁぁっ!!」

「くっ!!」

その直後、姿を消して触手で足を絡め取ったヒルカメレオンが現れ、ドライブと戦闘を始める。

「うっ!?」

(『ショッカー万歳!!』

ドッカァァァンッ!!

『きゃあああぁぁぁっ!?』)

そんななか、ドライブの脳裏に一瞬だけチーターカタツムリの自爆に巻き込まれるノゾミのヴィジョンが過る。

「今のは……」

「フッフッフッ……」

スゥゥゥ・・・

「!?」

ドカカカカカカカカカカカカカカカァンッ!!

ヒルカメレオンが再び姿を消し、ドライブに猛攻を仕掛けてくる。

「フッフッフッ……」

「くっ……」

『進ノ介!タイプテクニックだ!!』

「わかった!!」

『ドライブ!タイプテクニック!!』

パキィィィンッ!!

「フッ!!」

ズガァンッ!!

「くっ!?」

「ハッ!!」

ズガァンッ!!

「うっ!?」

「はぁっ!!」

ズガァンッ!!

「ぐはぁっ!?」

タイプテクニックに変わった後、ドライブはタイプテクニックの感知スキルで透明になったヒルカメレオンの動きを感知し、ドア銃で的確にダメージを与える。

「はぁっ!!」

ズバァァァンッ!!

「ぐはぁっ!?くっ……おのれ……」

そんななか、ゼロノスに一閃を浴びせられたチーターカタツムリが何体かの戦闘員を連れて逃走する。

「そいつは任せた!!」

「いくぞ!!」

ヒルカメレオンの相手をドライブに任せ、ゼロノスとファイズはチーターカタツムリ達を追跡する。

「!?剛!!ノゾミちゃん!!」

「「「!?」」」

「「「イィーッ!!」」」

「フッ!!」

「はぁっ!!」

「くっ……」

その後、映画を観終わったノゾミ達四人が、戦いながら駆けるチーターカタツムリと戦闘員達、ファイズとゼロノスに遭遇する。

「行こう!!」

「はい!!」

「「ッ!!」」

ノゾミ達も後を追った。
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