繰り返される1日

4月4日、警視庁特状科・・・

ブゥーンッ!!ブゥーンッ!!

「………あれ?……寝てたのか……?」

机で突っ伏して寝ていた進ノ介はそう言いながら着信音で目覚める。

「(ピッ!!)もしもし?」

『今、何処ですか?とっくに待ち合わせ時間過ぎてるんですけど?』

「………」

現時刻、9時55分

『ちょっと!聞いてますか!?』

「あ、あぁ……すまない……」

『もう良いです!剛と『ノゾミちゃん』達の四人で行ってきます!!』

「あぁ……すまない……」

映画館前・・・

「進兄さんは?」ポリポリ

「なぁーんか変な感じだった……」

「きっと疲れてるんじゃないですか?」

「警察官って騎士団の人みたいに忙しそうだもんね。」

首を傾げながらそう言う霧子に対し、『ノゾミ』とセッテはそう言う。

「騎士団はよくわからないけど……しゃーない。四人で行きますか。」

そうして四人は映画館に入っていった。
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