全くあなたという人は
お休みの日、みんなに内緒で二人だけで団子屋に行こうと約束をしていた。その日は次第に雨が降ってきて、出かけようとする私に、山田先生が「雨の中お出かけですか?」と聞かれ「生徒には内緒なんです」と事情を知っている先生に伝え、待ち合わせ場所に向かった。
決して忍術学園から遠い場所ではないのだが、待ち合わせの場所へ着くと彼女はずぶ濡れで松の木の前で立っていた。
「傘を忘れてしまって」と笑う彼女。
「どうして先に団子屋に行って雨宿りしなかったんですか?」
思わず声を上げてしまい、「すみません」と謝ると彼女はクスッと微笑んだ。
「だって、行き違いになったら困ると思って」
「全くあなたという人は…」
そう言いながらも胸があたたかくなるのを感じ、冷えきった彼女の手を握った。
n番煎じネタですみません💦
決して忍術学園から遠い場所ではないのだが、待ち合わせの場所へ着くと彼女はずぶ濡れで松の木の前で立っていた。
「傘を忘れてしまって」と笑う彼女。
「どうして先に団子屋に行って雨宿りしなかったんですか?」
思わず声を上げてしまい、「すみません」と謝ると彼女はクスッと微笑んだ。
「だって、行き違いになったら困ると思って」
「全くあなたという人は…」
そう言いながらも胸があたたかくなるのを感じ、冷えきった彼女の手を握った。
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