日々の僕たち
カタカタカタ······
静かな部屋にキーボードを打つ音が響く
今日は絶好調だ! 自分でも集中できていると思う。
が、
「このキャラは勇者の弟だったかな? マズいぞ〜確認しないと」
パラパラとネタ帳をめくり、相関図を見るが勇者に弟はいない。
それではコイツはどこの誰だ?
相関図を隅々まで見るが、それらしい人物は見当たらない。
しまった! 書いてる途中で余計なキャラを創作したようだ。
面倒だが前話さらにその前の話とチェックしていくと
四話前から登場している
困った事に重要な場面にも絡んでいるぞ。
「読者さん気付いてくれよ〜」
思わず口にしてしまったが、作品の管理は作者の責任だ
このキャラ、この先どうしよう?
今回限りで退場してもらうか? でもそれだと流れが不自然になる
今後二、三話で少しずつフェイドアウトしてもらうか。
でも。
そういう時に限って読者は敏感に反応する
「あのキャラクターはどうしてしまったのですか?」
何て言うコメントが来そうだぞ。
アマチュア底辺作家の不手際ぐらい見逃してくれてもいいのに〜
いや、底辺だからこそコメントは貴重だ
「うむむむむ」
いっその事レギュラーキャラクターにしてしまうか? ネタ帳をパラパラとめくり、あらすじと設定を注意深く読んでいく
今回の話でエピソードを一つ加えれば何とかなりそうだ!
ハイ、新キャラクター誕生〜!
忘れないうちにネタ帳に設定を書いておこう
あらすじも後半少し変えて。
読者に伝えたい事は何か?
それは変わっていない
一人ぐらいキャラが増えても問題ないだろう。
たぶんね。
念のために今回の話は書き直しだな。
書き直したら新キャラ必要なかったりして
ヤダヤダ、怖い怖い!
頭を振って不安を吹き飛ばす。
さ、書くぞ
ストーリー冒頭はそのまま使えそうだ
が、手抜きをしたくない
頑張って始めから書こう。
カタカタカタ······
再びキーボードを叩く音が部屋に響く
「出だしは快調だ」
毎回この調子だといいんだけどね。
終
静かな部屋にキーボードを打つ音が響く
今日は絶好調だ! 自分でも集中できていると思う。
が、
「このキャラは勇者の弟だったかな? マズいぞ〜確認しないと」
パラパラとネタ帳をめくり、相関図を見るが勇者に弟はいない。
それではコイツはどこの誰だ?
相関図を隅々まで見るが、それらしい人物は見当たらない。
しまった! 書いてる途中で余計なキャラを創作したようだ。
面倒だが前話さらにその前の話とチェックしていくと
四話前から登場している
困った事に重要な場面にも絡んでいるぞ。
「読者さん気付いてくれよ〜」
思わず口にしてしまったが、作品の管理は作者の責任だ
このキャラ、この先どうしよう?
今回限りで退場してもらうか? でもそれだと流れが不自然になる
今後二、三話で少しずつフェイドアウトしてもらうか。
でも。
そういう時に限って読者は敏感に反応する
「あのキャラクターはどうしてしまったのですか?」
何て言うコメントが来そうだぞ。
アマチュア底辺作家の不手際ぐらい見逃してくれてもいいのに〜
いや、底辺だからこそコメントは貴重だ
「うむむむむ」
いっその事レギュラーキャラクターにしてしまうか? ネタ帳をパラパラとめくり、あらすじと設定を注意深く読んでいく
今回の話でエピソードを一つ加えれば何とかなりそうだ!
ハイ、新キャラクター誕生〜!
忘れないうちにネタ帳に設定を書いておこう
あらすじも後半少し変えて。
読者に伝えたい事は何か?
それは変わっていない
一人ぐらいキャラが増えても問題ないだろう。
たぶんね。
念のために今回の話は書き直しだな。
書き直したら新キャラ必要なかったりして
ヤダヤダ、怖い怖い!
頭を振って不安を吹き飛ばす。
さ、書くぞ
ストーリー冒頭はそのまま使えそうだ
が、手抜きをしたくない
頑張って始めから書こう。
カタカタカタ······
再びキーボードを叩く音が部屋に響く
「出だしは快調だ」
毎回この調子だといいんだけどね。
終