日々の僕たち
今日は憂鬱だ学校行きたくないなー
でも、ついこの間も休んだばかり
理由は体調不良だったっけ?
その前も休んだけれどその時の理由は覚えていない
こうやって少しずつ欠席日数が増えていく
遅刻も今や常習犯
三回遅刻すると欠席一日ぶんだから
さらにまずい事になっていく
授業日数が足りなくなる以前に、もう授業についていけない。
クッソ! 何もかもあの変態兄貴のせいだ
私の寝込みを襲うなんて、とんだ最低野郎だ
起きていたって許される事ではない
何が「お前の方から誘っておいて」だ
私は誘った覚えはない!
あ〜ぁ! あの日の事がぐるぐる頭の中を巡っている
四六時中だ集中なんて出来やしない
忘れてしまえば楽になれるのだろうか
いや、あの変態兄貴が私を侮辱した事は決して忘れない。一生恨んでやる!
それにしても。
お腹が空いた
変態兄貴と顔を合わせないように食事の時間をずらしているのだけど
そろそろ食べ終わって学校へ行ったのだろうか?
キッチンへ行ってみよう。
一階へ降りると、母と鉢合わせた
「いつまで寝てるんだい、早く食事にしてくれないと片付かないじゃない」
黙って頷き、キッチンへ向かう背後から「いつまでもダラダラしてないで! 少しはお兄ちゃんを見習いなさい!」
母に殺意を覚えた
しかし転落人生は歩みたくない
ここは我慢だ。
食事を終えて自室へ戻る
やはり今日は学校へ行こう
スクールカウンセラーに相談しよう
変態兄貴が悪いとはいえ、このままでは人生台無しだ
ここでなんとか立て直して、変態兄貴への復讐を始めよう。
フフフッ変態兄貴! 覚悟しておくんだな!
まずは何から始めようか
そうだ! 毎朝の挨拶
にっこり微笑んで
「お兄ちゃんおはよう」何て、どうだろう?
今までロクに挨拶なんてした事ないからこれにはビビるぞ〜
それと、あの日以来着ていないワイシャツ
これも今日から身に着けよう
何かドンドンと復讐の手段を思いつく
私の人生もまだ捨てたもんじゃないな
変態兄貴がレールを踏み外して転落していく様が目に浮かぶ!
終
でも、ついこの間も休んだばかり
理由は体調不良だったっけ?
その前も休んだけれどその時の理由は覚えていない
こうやって少しずつ欠席日数が増えていく
遅刻も今や常習犯
三回遅刻すると欠席一日ぶんだから
さらにまずい事になっていく
授業日数が足りなくなる以前に、もう授業についていけない。
クッソ! 何もかもあの変態兄貴のせいだ
私の寝込みを襲うなんて、とんだ最低野郎だ
起きていたって許される事ではない
何が「お前の方から誘っておいて」だ
私は誘った覚えはない!
あ〜ぁ! あの日の事がぐるぐる頭の中を巡っている
四六時中だ集中なんて出来やしない
忘れてしまえば楽になれるのだろうか
いや、あの変態兄貴が私を侮辱した事は決して忘れない。一生恨んでやる!
それにしても。
お腹が空いた
変態兄貴と顔を合わせないように食事の時間をずらしているのだけど
そろそろ食べ終わって学校へ行ったのだろうか?
キッチンへ行ってみよう。
一階へ降りると、母と鉢合わせた
「いつまで寝てるんだい、早く食事にしてくれないと片付かないじゃない」
黙って頷き、キッチンへ向かう背後から「いつまでもダラダラしてないで! 少しはお兄ちゃんを見習いなさい!」
母に殺意を覚えた
しかし転落人生は歩みたくない
ここは我慢だ。
食事を終えて自室へ戻る
やはり今日は学校へ行こう
スクールカウンセラーに相談しよう
変態兄貴が悪いとはいえ、このままでは人生台無しだ
ここでなんとか立て直して、変態兄貴への復讐を始めよう。
フフフッ変態兄貴! 覚悟しておくんだな!
まずは何から始めようか
そうだ! 毎朝の挨拶
にっこり微笑んで
「お兄ちゃんおはよう」何て、どうだろう?
今までロクに挨拶なんてした事ないからこれにはビビるぞ〜
それと、あの日以来着ていないワイシャツ
これも今日から身に着けよう
何かドンドンと復讐の手段を思いつく
私の人生もまだ捨てたもんじゃないな
変態兄貴がレールを踏み外して転落していく様が目に浮かぶ!
終