日々の僕たち
今日は雨
部活が休みになったので、早めに家に着いた。
しかし!
俺の部屋のエアコンは昨日から壊れている!
この蒸し暑い中どう過ごせというのだ?
「あんた何玄関で突っ立ってるのさ」
よっこいしょ! などと言いながら母が扇風機を持ってきた。
「母さん一つ聞いてもいい?」
怪訝な顔の母
「この扇風機が壊れるまで使え! とか言わないよね?」
母は溜め息を1つ付き
「相変わらず変なこと言う子だね」
「明日になればちゃんと修理の人が来るから」
「それまでコレを使ってなさい!」
仕方がないここは我慢だ。
扇風機を持って階段を昇る
下から母の声
「部屋の掃除をしとくんだよ!」
そういえば部屋は随分散らかっている! それを修理業者に見せる訳にはいかないか。
部屋に入ると早速掃除を始める
先ずゴミはゴミ箱へ
すぐにゴミ箱がいっぱいになった。
出しっぱなしの参考書とラノベは本棚へ
本棚もいっぱいだな。
掃除機をかけ終わるともう汗だくだ。
「早速君の出番のようだ!」
扇風機のスイッチを入れる
涼し〜い・・・のは始めだけ、すぐに風は温くなる。
部屋に熱がこもってるからな
雨では窓を開けられない。
どうしたものか?
そうだ、妹の部屋があるじゃないか!
少しの間涼ませてもらおう。
が、しかし
このタイミングだとおそらく着替中だろう
いや、そんな事を気にしている場合か?
俺が熱中症になったらどうする!
そうと決まれば妹の部屋へ突撃!
コンコン!
扉をノック俺は紳士だからな
「入るぞ〜」
ガチャ!
妹は着替え中か、やはりな。
「わわわ!」
慌てる妹。
「パステルオレンジ? ビタミンカラーか」
「解説しなくていいから出て行って!」
それもそうだな
「悪かった」
「そ、そうそう!」
妹も納得? したようだ
バタン! 部屋を出て扉を閉める。
こいつは困ったぞ? 俺はどこへ行けばいいんだ。
そういえば母さんがいたっけ
リビングで韓流ドラマでも見ているのかな?
ドラマに興味はないがエアコンが付いていればそこで涼もう
階段を降り、リビングへ。
案の定、母はドラマを見ている
しか〜し
エアコンが付いてない!
「母さんエアコン付けないの?」
母はドラマを見ながら
「エアコン付けるほど暑くはないでしょ?」
俺は暑いのだが。
母は続けて衝撃の発言を!
「冷蔵庫に麦茶が入っているよ」
「それでも飲んでなさい」
ジュースはないの? ジュース!
「母さん、ジュースは?」
麦茶しかないと言う母へ思わず聞き返した。
「あんたね? ジュースばっかり飲んでると体壊すよ!」
「麦茶に砂糖を入れればいいでしょう?」
麦茶に砂糖?
ダメだ! 俺はジュースのフレーバーじゃないとダメなんだ!
こうなったらジュースを買いに行くしかない
でもダメだ外は大雨、そうまでして俺はジュースを飲みたいのだろうか?
しばし考える・・・
ふと気がつくと隣に妹がいた
「お砂糖麦茶おいしいよ?」
兄妹とはいえ味覚の違いがある本当に美味しいのか?
そう、おいしいでは無く美味しいなのだ。
とはいえ妹は麦茶をおいしそうに飲む。
「もう一杯飲もうっとエヘヘッ」
キッチンへ向かう妹
うぐぐぐぐ〜
「待ってくれ俺も飲む!」
妹はコップを一つ取り出し
「私が作ってあげるよ」
「お兄ちゃんが作ると、お砂糖たくさん入れそうだから」
実によくできた妹だ、兄の健康管理まで面倒を見てくれるとは!
「今度どこかへ連れてってやるよ、もちろん俺のオゴリだ」
妹は喜びながら砂糖入り麦茶を作る
「本当に?やったー!」
「お砂糖麦茶飲みたくなったら、いつでも言ってね」
少し奮発しすぎたかな?
しかし、これで砂糖入り麦茶が飲み放題だ!
とりあえずは良しとするか。
終
部活が休みになったので、早めに家に着いた。
しかし!
俺の部屋のエアコンは昨日から壊れている!
この蒸し暑い中どう過ごせというのだ?
「あんた何玄関で突っ立ってるのさ」
よっこいしょ! などと言いながら母が扇風機を持ってきた。
「母さん一つ聞いてもいい?」
怪訝な顔の母
「この扇風機が壊れるまで使え! とか言わないよね?」
母は溜め息を1つ付き
「相変わらず変なこと言う子だね」
「明日になればちゃんと修理の人が来るから」
「それまでコレを使ってなさい!」
仕方がないここは我慢だ。
扇風機を持って階段を昇る
下から母の声
「部屋の掃除をしとくんだよ!」
そういえば部屋は随分散らかっている! それを修理業者に見せる訳にはいかないか。
部屋に入ると早速掃除を始める
先ずゴミはゴミ箱へ
すぐにゴミ箱がいっぱいになった。
出しっぱなしの参考書とラノベは本棚へ
本棚もいっぱいだな。
掃除機をかけ終わるともう汗だくだ。
「早速君の出番のようだ!」
扇風機のスイッチを入れる
涼し〜い・・・のは始めだけ、すぐに風は温くなる。
部屋に熱がこもってるからな
雨では窓を開けられない。
どうしたものか?
そうだ、妹の部屋があるじゃないか!
少しの間涼ませてもらおう。
が、しかし
このタイミングだとおそらく着替中だろう
いや、そんな事を気にしている場合か?
俺が熱中症になったらどうする!
そうと決まれば妹の部屋へ突撃!
コンコン!
扉をノック俺は紳士だからな
「入るぞ〜」
ガチャ!
妹は着替え中か、やはりな。
「わわわ!」
慌てる妹。
「パステルオレンジ? ビタミンカラーか」
「解説しなくていいから出て行って!」
それもそうだな
「悪かった」
「そ、そうそう!」
妹も納得? したようだ
バタン! 部屋を出て扉を閉める。
こいつは困ったぞ? 俺はどこへ行けばいいんだ。
そういえば母さんがいたっけ
リビングで韓流ドラマでも見ているのかな?
ドラマに興味はないがエアコンが付いていればそこで涼もう
階段を降り、リビングへ。
案の定、母はドラマを見ている
しか〜し
エアコンが付いてない!
「母さんエアコン付けないの?」
母はドラマを見ながら
「エアコン付けるほど暑くはないでしょ?」
俺は暑いのだが。
母は続けて衝撃の発言を!
「冷蔵庫に麦茶が入っているよ」
「それでも飲んでなさい」
ジュースはないの? ジュース!
「母さん、ジュースは?」
麦茶しかないと言う母へ思わず聞き返した。
「あんたね? ジュースばっかり飲んでると体壊すよ!」
「麦茶に砂糖を入れればいいでしょう?」
麦茶に砂糖?
ダメだ! 俺はジュースのフレーバーじゃないとダメなんだ!
こうなったらジュースを買いに行くしかない
でもダメだ外は大雨、そうまでして俺はジュースを飲みたいのだろうか?
しばし考える・・・
ふと気がつくと隣に妹がいた
「お砂糖麦茶おいしいよ?」
兄妹とはいえ味覚の違いがある本当に美味しいのか?
そう、おいしいでは無く美味しいなのだ。
とはいえ妹は麦茶をおいしそうに飲む。
「もう一杯飲もうっとエヘヘッ」
キッチンへ向かう妹
うぐぐぐぐ〜
「待ってくれ俺も飲む!」
妹はコップを一つ取り出し
「私が作ってあげるよ」
「お兄ちゃんが作ると、お砂糖たくさん入れそうだから」
実によくできた妹だ、兄の健康管理まで面倒を見てくれるとは!
「今度どこかへ連れてってやるよ、もちろん俺のオゴリだ」
妹は喜びながら砂糖入り麦茶を作る
「本当に?やったー!」
「お砂糖麦茶飲みたくなったら、いつでも言ってね」
少し奮発しすぎたかな?
しかし、これで砂糖入り麦茶が飲み放題だ!
とりあえずは良しとするか。
終