スパイス
バサッ
「ふ~・・・」
「おう!翼宿!」
「攻児か・・・」
「今日で、出てくんだってな!これ、差し入れ!」
「おおきに~」
「奥さん、もういないのか?」
「せやな~・・・どっか行ってもうた」
「お前、これからどうするんだ?」
「とりあえず、親父と連絡がついた。今、海外出張でアメリカ行ってんねん。東京の別荘的な家に住まわせてもらう事になった。大阪のが居心地えぇんやけど、昇格してもうたからどうにもな」
「仕事は順調なのにな~まぁ、奥さんの件は、気にすんな」
「おおきに。もう出るわ」
「ここか・・・」
そこは、少し古ぼけた大きな家
鍵を開けると、懐かしい香りがした
「おお。何や何や。一人暮らしにしては、十分すぎるくらい広いやないか!」
台所や廊下を覗き見しながらうろうろしていた
その時だった
ガサガサッ
「・・・・・・・・は?」
縁側の方で、物音がした
まさか・・・
「空き巣?」
翼宿は、恐る恐る側にあった箒を持って縁側に近づいてみる
すると、縁側に新聞紙に包まった「何か」があった
「・・・・・・・・・・・・・・な、何や?」
ツンツンと箒で突いてみる
すると
「うーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
その中から、見覚えのある紫色の髪の毛が見えた
「へ・・・?」
「あ~~~~~~~~~~~よく寝たぁ~・・・」
柳宿が、新聞紙の間から出てきた
「ぬ・・・・・・・・・・・・・・・」
「へ?」
「柳宿?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼宿課長!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????」
な・・・・・・・・・・・何で、ここに・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・お前こそ、何で・・・」
「あたしは、元々ここに住んでいて・・・」
「はぁ!?ここは、俺の親父の別荘地で・・・」
「え?凡次郎さんが、翼宿課長のお父さん・・・?」
「ちょ・・・ちょっとちょっと!」
翼宿は、柳宿をとりあえず座らせた
「どういう事や?まずな?何で、お前がここにいる?そして、なぜそんな格好?」
「あたしは・・・ここを凡次郎さんから借りて・・・入社時からずっとここに・・・」
「入社時やて!?」
「こ・・・これ・・・誓約書です」
柳宿は、引き出しから割り箸の袋に書かれた誓約書を取り出した
「『借ります』『いいよ』・・・?」
「どうりで・・・気前のいいおじさまだと思いました。まさか、課長のお父様とは・・・まぁ、そう言われてみれば、適当なところが課長にそっくり・・・」
「おいこら」
「すみません・・・」
「・・・・・・・・・・・で、お前は何でそんな格好を・・・」
「あ。私・・・家ではいつもこんなんなんです」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「仕事以外は誰とも関わらず、家でジャージを着てビールを飲みながら寝転がる。これが私の基本なんです!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基本て」
いつも、OLの鏡だと言われていた柳宿の
家での荒れ果てた姿を見て
翼宿は返す言葉が見つからなかった
「ふ~・・・」
「おう!翼宿!」
「攻児か・・・」
「今日で、出てくんだってな!これ、差し入れ!」
「おおきに~」
「奥さん、もういないのか?」
「せやな~・・・どっか行ってもうた」
「お前、これからどうするんだ?」
「とりあえず、親父と連絡がついた。今、海外出張でアメリカ行ってんねん。東京の別荘的な家に住まわせてもらう事になった。大阪のが居心地えぇんやけど、昇格してもうたからどうにもな」
「仕事は順調なのにな~まぁ、奥さんの件は、気にすんな」
「おおきに。もう出るわ」
「ここか・・・」
そこは、少し古ぼけた大きな家
鍵を開けると、懐かしい香りがした
「おお。何や何や。一人暮らしにしては、十分すぎるくらい広いやないか!」
台所や廊下を覗き見しながらうろうろしていた
その時だった
ガサガサッ
「・・・・・・・・は?」
縁側の方で、物音がした
まさか・・・
「空き巣?」
翼宿は、恐る恐る側にあった箒を持って縁側に近づいてみる
すると、縁側に新聞紙に包まった「何か」があった
「・・・・・・・・・・・・・・な、何や?」
ツンツンと箒で突いてみる
すると
「うーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
その中から、見覚えのある紫色の髪の毛が見えた
「へ・・・?」
「あ~~~~~~~~~~~よく寝たぁ~・・・」
柳宿が、新聞紙の間から出てきた
「ぬ・・・・・・・・・・・・・・・」
「へ?」
「柳宿?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼宿課長!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????」
な・・・・・・・・・・・何で、ここに・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・お前こそ、何で・・・」
「あたしは、元々ここに住んでいて・・・」
「はぁ!?ここは、俺の親父の別荘地で・・・」
「え?凡次郎さんが、翼宿課長のお父さん・・・?」
「ちょ・・・ちょっとちょっと!」
翼宿は、柳宿をとりあえず座らせた
「どういう事や?まずな?何で、お前がここにいる?そして、なぜそんな格好?」
「あたしは・・・ここを凡次郎さんから借りて・・・入社時からずっとここに・・・」
「入社時やて!?」
「こ・・・これ・・・誓約書です」
柳宿は、引き出しから割り箸の袋に書かれた誓約書を取り出した
「『借ります』『いいよ』・・・?」
「どうりで・・・気前のいいおじさまだと思いました。まさか、課長のお父様とは・・・まぁ、そう言われてみれば、適当なところが課長にそっくり・・・」
「おいこら」
「すみません・・・」
「・・・・・・・・・・・で、お前は何でそんな格好を・・・」
「あ。私・・・家ではいつもこんなんなんです」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「仕事以外は誰とも関わらず、家でジャージを着てビールを飲みながら寝転がる。これが私の基本なんです!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基本て」
いつも、OLの鏡だと言われていた柳宿の
家での荒れ果てた姿を見て
翼宿は返す言葉が見つからなかった