Sunshine*Rainbow
『ゆずちゃん・・・お昼休みにみんなで遊ぼうって声をかけたら・・・園庭でみんなに泥を投げつけられたんです・・・』
『その時に、大切なネックレスを落としてしまったって・・・それで、お昼からずっと泣きやまなくて』
黙って俯くゆずの手を引いて、柳宿はこれからの事を考え込んでいた
こんなところを、翼宿に見られてはいけない
しかし、落胆するゆずをどう励ませばいいのか
「・・・・・ゆず?あのね」
「なくしちゃった」
「え?」
「翼宿に買って貰ったネックレス・・・なくしちゃったあ」
「・・・・・・・・・・・ゆず」
ゆずがなくしたネックレスは、ゆずが翼宿に初めて買って貰ったネックレスだった
彼女がそれをどれだけ大切にしていたか、柳宿は知っていた
その時、丁度家に着いた
「ゆず?ママが新しいネックレス買ってあげるから、パパにはくれぐれもこの事ばれないように・・・ね?お願い」
玄関で、柳宿がゆずの両肩に手を置いて、言う
「・・・・・・・・・・・・・・・やだ。ゆず、あのネックレスがいい」
「・・・・・・・・・・・・・・・ゆず」
ゆずの涙は止まる事がない
その時だった
「・・・・・・・・・・・何しとんねん」
翼宿が、玄関のドアを開けて立っていた
「・・・・・・・・・翼宿」
ゆずは、すっかり泣き疲れて眠ってしまった
翼宿と柳宿。向かい合う
「・・・・・・・・・・・・今日、早かったんだ?」
「ああ。外周りの挨拶だけやったしな」
「・・・・・・・・・・・・・そっか」
「俺に隠してたんやな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
「あんな小さい子供に口止めして・・・」
柳宿よりも翼宿の方がよっぽど子供の気持ちを分かっている
だからこそ、ゆずがあれだけ翼宿から貰ったネックレスを大事にするのだ
「ごめん。理由が理由なだけに・・・」
「理由?」
「・・・・・・・・・・・・あの」
翼宿が、柳宿の肩を掴む
「・・・・・・・ちゃんと言え」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼宿の容姿で・・・みんなが誤解していて」
「・・・・・・・・・・・・・・俺の?」
「あんたが暴走族に入っていたんじゃないかとか・・・そういう誤解をする保護者がいて・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「先生は分かってくれた。だけど、みんなが分かってくれなくて・・・それで、ゆず・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そっか」
「ごめん。あんたには言いたくなかったの。それで、ゆず、あんたから貰ったネックレスをなくしちゃって・・・」
「え・・・?」
「それで、ずっと落ち込んでるの・・・自分が苛められた事よりも、その事でずっと・・・」
自分のせいで、愛娘が
父親の怒りが煮え滾った
『その時に、大切なネックレスを落としてしまったって・・・それで、お昼からずっと泣きやまなくて』
黙って俯くゆずの手を引いて、柳宿はこれからの事を考え込んでいた
こんなところを、翼宿に見られてはいけない
しかし、落胆するゆずをどう励ませばいいのか
「・・・・・ゆず?あのね」
「なくしちゃった」
「え?」
「翼宿に買って貰ったネックレス・・・なくしちゃったあ」
「・・・・・・・・・・・ゆず」
ゆずがなくしたネックレスは、ゆずが翼宿に初めて買って貰ったネックレスだった
彼女がそれをどれだけ大切にしていたか、柳宿は知っていた
その時、丁度家に着いた
「ゆず?ママが新しいネックレス買ってあげるから、パパにはくれぐれもこの事ばれないように・・・ね?お願い」
玄関で、柳宿がゆずの両肩に手を置いて、言う
「・・・・・・・・・・・・・・・やだ。ゆず、あのネックレスがいい」
「・・・・・・・・・・・・・・・ゆず」
ゆずの涙は止まる事がない
その時だった
「・・・・・・・・・・・何しとんねん」
翼宿が、玄関のドアを開けて立っていた
「・・・・・・・・・翼宿」
ゆずは、すっかり泣き疲れて眠ってしまった
翼宿と柳宿。向かい合う
「・・・・・・・・・・・・今日、早かったんだ?」
「ああ。外周りの挨拶だけやったしな」
「・・・・・・・・・・・・・そっか」
「俺に隠してたんやな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
「あんな小さい子供に口止めして・・・」
柳宿よりも翼宿の方がよっぽど子供の気持ちを分かっている
だからこそ、ゆずがあれだけ翼宿から貰ったネックレスを大事にするのだ
「ごめん。理由が理由なだけに・・・」
「理由?」
「・・・・・・・・・・・・あの」
翼宿が、柳宿の肩を掴む
「・・・・・・・ちゃんと言え」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翼宿の容姿で・・・みんなが誤解していて」
「・・・・・・・・・・・・・・俺の?」
「あんたが暴走族に入っていたんじゃないかとか・・・そういう誤解をする保護者がいて・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「先生は分かってくれた。だけど、みんなが分かってくれなくて・・・それで、ゆず・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そっか」
「ごめん。あんたには言いたくなかったの。それで、ゆず、あんたから貰ったネックレスをなくしちゃって・・・」
「え・・・?」
「それで、ずっと落ち込んでるの・・・自分が苛められた事よりも、その事でずっと・・・」
自分のせいで、愛娘が
父親の怒りが煮え滾った