FIRE BOYS
「・・・・・・・お姉ちゃん!」
「翼宿!!」
柳宿と翼宿が、功児と田端に支えられてビルから出てきた
「お姉ちゃん!大丈夫!?」
「あたしは大丈夫よ・・・助かってよかったね。それでね・・・実は、くまさん・・・」
柳宿は、瞳を伏せた
「見つけられなかった・・・もう、周りは火の海で・・・ごめんなさい」
「お姉ちゃん・・・いいよ。くまさんの事はもう・・・」
「もしかして・・・これか?」
翼宿が、よろけながら近寄ってくる
「翼宿・・・まだ、無理しちゃ・・・あ」
翼宿は、懐からくまのぬいぐるみを取り出した
「くまさん!」
「倉庫室の前に落ちてたんや。もしかして、あそこに隠れたんか思うて・・・そうしたら、ビンゴやった」
「翼宿・・・」
「お兄ちゃん、ありがとう!」
翼宿は、少女の笑顔に微笑み
・・・・・・・・・・・・・・・・そして、倒れた
「翼宿!?」
「担架用意しろ!病院に運べ!!」
ピッピッピッピッ
「・・・・・・・・・・・・・」
「翼宿!?平気か!?」
翼宿が病院で目を覚ました時、周りには功児を始めとする6人と田端がいた
「・・・・・・・・・・・・お前ら」
「お前、煙を予想外に吸ってたみたいや。ったく・・・無茶すんな。三日間入院やて」
「すまんな・・・ヤワで」
翼宿は、へへへと笑う
「柳宿ちゃん・・・ひどく動揺してたぞ。今日のところは、もう帰らせた。後日、ちゃんと会え」
「・・・・・・・・・・・ああ」
田端が腕組みをして、その光景を眺めている
「田端が通りかかって、一緒にお前を助けに行ってくれたんや」
「田端・・・」
田端は、視線を逸らした
「・・・・・・・・・これ以上、死亡者を出さない為だ。縁起が悪い」
「てめ・・・まだ、そんな事!」
小泉が、声を荒げる
「・・・・・・・・・・・・おおきにな」
「え?」
「お前のお陰で、柳宿も助かった」
「・・・・・・・・・・・・別に。帰るぞ、俺は」
田端は、そのまま病室を後にした
「・・・・・・・・・あんな事言って、お前が目覚めるまで、待ってたんや。許してやれ」
「・・・・・・ああ」
翼宿の表情は、心なしか落ち着いていた
まるで、この訓練の間で成長でもしたかのように
「こんな時に何やが・・・採用試験の通知は三日後や。お前の退院まで伸ばすって、教官が・・・」
「さよか。何や、すまんな。ピリピリしとる時に」
「何言うとんねん。今日は、休め。俺らも帰るわ」
「おおきに・・・」
カタカタカタカタ
小山田教官は、パソコンで採点を進める
そして、翼宿の結果が打ち出された
しかし、小山田の瞳には決断力が芽生えていた
そして、呟いた
「・・・・・・・・・・あの馬鹿」
「翼宿!!」
柳宿と翼宿が、功児と田端に支えられてビルから出てきた
「お姉ちゃん!大丈夫!?」
「あたしは大丈夫よ・・・助かってよかったね。それでね・・・実は、くまさん・・・」
柳宿は、瞳を伏せた
「見つけられなかった・・・もう、周りは火の海で・・・ごめんなさい」
「お姉ちゃん・・・いいよ。くまさんの事はもう・・・」
「もしかして・・・これか?」
翼宿が、よろけながら近寄ってくる
「翼宿・・・まだ、無理しちゃ・・・あ」
翼宿は、懐からくまのぬいぐるみを取り出した
「くまさん!」
「倉庫室の前に落ちてたんや。もしかして、あそこに隠れたんか思うて・・・そうしたら、ビンゴやった」
「翼宿・・・」
「お兄ちゃん、ありがとう!」
翼宿は、少女の笑顔に微笑み
・・・・・・・・・・・・・・・・そして、倒れた
「翼宿!?」
「担架用意しろ!病院に運べ!!」
ピッピッピッピッ
「・・・・・・・・・・・・・」
「翼宿!?平気か!?」
翼宿が病院で目を覚ました時、周りには功児を始めとする6人と田端がいた
「・・・・・・・・・・・・お前ら」
「お前、煙を予想外に吸ってたみたいや。ったく・・・無茶すんな。三日間入院やて」
「すまんな・・・ヤワで」
翼宿は、へへへと笑う
「柳宿ちゃん・・・ひどく動揺してたぞ。今日のところは、もう帰らせた。後日、ちゃんと会え」
「・・・・・・・・・・・ああ」
田端が腕組みをして、その光景を眺めている
「田端が通りかかって、一緒にお前を助けに行ってくれたんや」
「田端・・・」
田端は、視線を逸らした
「・・・・・・・・・これ以上、死亡者を出さない為だ。縁起が悪い」
「てめ・・・まだ、そんな事!」
小泉が、声を荒げる
「・・・・・・・・・・・・おおきにな」
「え?」
「お前のお陰で、柳宿も助かった」
「・・・・・・・・・・・・別に。帰るぞ、俺は」
田端は、そのまま病室を後にした
「・・・・・・・・・あんな事言って、お前が目覚めるまで、待ってたんや。許してやれ」
「・・・・・・ああ」
翼宿の表情は、心なしか落ち着いていた
まるで、この訓練の間で成長でもしたかのように
「こんな時に何やが・・・採用試験の通知は三日後や。お前の退院まで伸ばすって、教官が・・・」
「さよか。何や、すまんな。ピリピリしとる時に」
「何言うとんねん。今日は、休め。俺らも帰るわ」
「おおきに・・・」
カタカタカタカタ
小山田教官は、パソコンで採点を進める
そして、翼宿の結果が打ち出された
しかし、小山田の瞳には決断力が芽生えていた
そして、呟いた
「・・・・・・・・・・あの馬鹿」